夢は無意識の世界です。必要なことや願望が例え話を読むように、反対にはっきりとした映像を見るように展開されます。
それでは夢の中に現れた神社は一体あなたにどのようなメッセージを訴えかけているのでしょうか?
夢占いでわかるあなたの心理 夢の中で神社を見た時の 7つのメッセージ
夢の中で神社を見たとき1.危機
神社はあなたにとってどんな場所でしょうか?
神聖な場所であり、清められた場所。もしかしたらあなたの胸の内には、辛い感情が鬱積しているのかもしれません。
言葉にし難い、それでいて誰かに解決してもらえるようなことではないかもしれません。
目に見える世界と目に見えない世界を繋ぐような場所、神社はあなたに何を与えてくれるでしょうか。
神社は結界が張られ、魔が入り込まないように護られた場所です。
夢は一時の間だけでも、あなたが現実世界から離れることで、心のバランスを取ることを勧めているのかもしれません。
バランスを崩せば、立て直しには時間と労力がかかります。神域のご加護があなたを導いているのではないでしょうか。
夢の中で神社を見たとき2.前兆
神社は神主や巫女など、選ばれた人がお勤めをされています。そういった場所を訪れる時は、行事やお祓い、信仰深い方を除き、そう多くはないかもしれません。
心が向き、実際にスケジュールが合う時に神域に足を運ぶタイミングが計られるものです。
あなたの日々の積み重ね、人生の転換期、精神状態によって、神社はあなたにとって心の安らぎになってくれることでしょう。
何よりあなたの身に変化が起きようとしている時、前兆として、何をしても気が晴れない時には、神社という聖なる場所が象徴となることがあります。
神社とは、日々の感謝を報告する場所です。しかし、願掛けの場ではなく、与えられた恵みや恩を報告する場所だと認識している人はあまり多くないのが現状です。
何かが起き、結果を報告し、感謝を報告するという流れはいかにも日本人らしい気質といえます。
前兆はいつ起きるかはわかりませんが、人は特定の年齢やこれまでやってきたことの集大成、転換期、過渡期、佳境期、正念場といった時期にさしかかると、自然と身も心も準備に入ります。
睡眠中は顕在意識が働かない分、あなたはリラックスしているため、そういった前兆のサインを受け取りやすい状態です。
神社参りをすることが正解である場合もあれば、神社参りをした帰りに、ふと思いついたことが後々役に立つこともあれば、神社で偶然出会う人やその人の言葉に感化されるということもあるでしょう。
夢は象徴や暗示、メッセージです。
神社に出向かれるのも、計画されるのもよいでしょう。
夢の中で神社を見たとき3.前世・過去世
あなたは輪廻転生の仕組みはご存じかとは思います。前世や過去世に生きたあなたは、現在のあなたとは別人格でありながら、あなたの根本の魂から生まれ出た同じ魂の存在です。
霊能力や神力に関わらず、何かしらのターニングポイントに行き着いた時、過去のあなたの魂やあなたを護る存在がメッセージを送ることがあります。
前世にこだわることではなく、あなたの今世での生き方についてのメッセージ。それは今あなたに注意を促しているかもしれません。
それは過去を振り返り、辿って来た行動や感情のパターンを見つめ直すことを促しているかもしれません。
前世や過去世さえもあなたの先祖だということをご存じですか?
一度肉体の死を迎え、再び生まれる時には過去の記憶が抹消され、新たにゼロから人生を始める、それが輪廻転生です。
前世や過去世での特定の年齢や場所、目的や行動、感情や他人との関係性が、現在のあなたが抱える問題とシンクロする時、夢に神社というイメージが現れるのかもしれません。
夢の中で神社を見たとき4.縁
よく神社は縁結びの場所といわれます。
縁結びを得意とする神様が祀られている場合や、縁が結ばれやすい条件を満たしているため、神社は縁が手配される場所だといわれます。
夢に見る無意識の選択や願望は、あなたに必要な縁を指し示しているのかもしれません。
あなたが何かを選ぶ・決める・始めることで、それと同時に世界も動き始めます。
オセロや将棋、チェスのように、攻め具合により相手の駒の動き方が変わるように、あなたの人生の展開する内容は、あなたの思考・感情・志や生き様次第です。
もし夢に神社が現れたら、あなたはちゃんと成長している、進んでいると教えてくれているのかもしれません。
加えてあなたが努力した末に、良縁が待っているという暗示であるかもしれません。
夢の中で神社を見たとき5.転機
動物に愛される、人に好かれるといったように、神様に愛される人ということもあります。
神様に選ばれるということは、光栄でありながら、どこか特殊であることが少なくありません。
それは第六感が開くのか、霊力を開花させるのか、それとも現在の仕事や得意とする分野で、人に奉仕をすることに繋がるのかは人それぞれです。
日本という国はもともとアニミズムという、全てのものに神様が宿るという考え方を持つ民族の島国でした。
ですから神主や巫女になることが、神様に仕えるとは限りません。
あなたが常日頃人に対して親切にしていることへの、神様からの労いのメッセージ。
神様が神社に招いているサイン。あなたが道を逸れないための警告。
夢の解釈はいかようにもできますが、あなた自身にはしっくり来る思いがあるのではないでしょうか。
人に耳を貸すことが大切なように、内に秘めている心の声を聴き、心に従うこともあなたにとって人生の転機となり得るでしょう。
夢の中で神社を見たとき6.加護と導き
よくお盆にはご先祖様がお墓や家に帰ってくるという話を耳にされることと思います。
それはそのようになると教えられたため、多くの魂がお盆の時期になると降りて来られるのでしょう。
しかし子孫を強く思うご先祖様は、特定の時期にしかあなたを見守っていないでしょうか?
肉体を持たない魂の存在は、物理的に物事に干渉することは許されないとしても、あなたは愛する存在と繫がっているはずです。
あなたの夢に出張して、神社という場所を通じてメッセージを降ろしていると考えると、魂に死はなく、子孫を護ろうとするご先祖様もいらっしゃるのではないでしょうか。
またあなたは特定の神様からご加護を受けていることもあります。
それはあなたの生まれ持った使命や役目により、見守られているのかもしれませんし、生まれながらに神様に愛されているからかもしれません。
そしてあなたが人生の転機を迎えている時、失敗しそうな時、より賢い選択を迫られる時、神様はあなたに神社に会いにおいで、と手招きしてくれているのかもしれません。
夢の中で神社を見たとき7.自然と繫がる感覚
私たちの感覚は本来鋭く繊細なものです。
盲目の人の聴覚が鍛えられ、洗練された表現する人がいること。聴覚生涯の人が耳からの情報を遮断されるために、実に純粋な表現ができる人がいること。
人の感覚は研ぎ澄まされる時、凄まじい能力を発揮することがわかります。
都会暮らしや多忙な毎日を繰り返す中で、私たちは自然から離れ、機械的でどこか不自然な生き方を強いられている節があります。
そんな環境の中、あなたの心の許容量が少しずつ限界に近づき、変化や転換を求める時期を迎えることがあります。
転職や転居、人付き合いや家族、自分の生き方や目標などに気が向く時、私たちは外に出かけ、ヒントを得ようとします。
中には瞑想をし、内的変化を得ようとする人もいます。
共通することはあなたに必要な感覚が、慣れ親しんだ現実ではない世界にアクセスすることではないでしょうか。
いつもは行かないところへ旅することも、いつもは選ばない料理を食べることも、
あなたを導いてくれる人に出会うことも、きっとあなたが望むことや、必要なことであるのです。
神社という場所は天と地を結び、現世と黄泉の世界を繋ぐ「まつりごと」をする場所です。
あなたが自然から離れ、バランスを失い、本来の道から逸れている時、もしくは本来の道に進もうと決めたとき、
夢を通してあなたに初心に戻れ、生まれてきた理由を辿れ、人生を振り返れと促しているのかもしれません。
自然と繋がり、なんとなく心に降ってきたものが結果的に答えになる、少し先までの案内となることでしょう。
神様や神社、自然界と繋がることは、成るように成り、成せば成るという両方のスタンスを両立することでもあります。
神社が夢に現れた時、それはあなたにリラックスし、過度に思考に偏ることも感情的にならないようにと教えてくれているのかもしれません。
それは今あなたに必要なことと願望は何かを、冷静に客観的に考える機会になるのではないでしょうか。
夢占いでわかるあなたの心理、夢の中で神社を見た時の 7つのメッセージ まとめ
1.危機
2.前兆
3.前世・過去世
4.縁
5.転機
6.加護と導き
7.自然と繫がる感覚