気になるあの人・・・、こっちに気があるように見えて、なかなか気持ちが読めない。そんなこと、ありますよね?
でも、そんなことは関係なしに、根本的なやり方で絶対的に彼と結ばれる方法があるとしたら・・・
スピリチュアル好きな方も、目の前にあることしか信じない方も必見です。
強力であり、科学的にも説得力がある方法をご紹介します。
『好き』のサインって?絶対的なスピリチュアルアプローチ
好きのサイン1.あなたは目の前の現実を本当に把握していますか?
よく「本気で相手の事が好きなら少しでも返事は早くしたいと思うものだ」と言われます。けれどもこれは絶対の答えというわけではありません。
「すぐ返事したい!もっとコミュニケーションとりたい!」と思う人間もいれば「いい風に見られたいからどう返事返したらいいだろう?」と考える人もいるでしょう。
でも、こう言ったことは全て表面上のことであり、本当の事実を全く無視した判断基準です。これは何もスピリチュアル的な観点だけでなく、科学的にも証明することができます。
まず、心に留めておいてほしいこと・・・それは「あなたが見ている現実は実際の有様とは全く違う」ということです。
あなたが今こうやって何か考えたり、感じたりしている意識は「顕在意識」です。それに対して自分では覗く事ができない無意識の領域を「潜在意識」と言います。そしてその下にはさらに「集合無意識」というものがあるのです。
実はあなたの周りの人との人間関係は、100%この潜在意識と集合無意識の影響を受けています。
「量子物理学」ってご存知ですか?
私たちの世界には、あらゆるものを構成している「素粒子」という非常に小さな粒子があります。これは本当に小さくて顕微鏡では見えないほどで、この素粒子を「量子物理学」では研究しています。
我々の身の回りにあるもの・・・例えばコンピューター、本、コップ、ペットボトル、スマートフォンや私たちの体、水、そして目に見えない空気まで、みんなこの素粒子から作られているのです。
どんなものでも最小単位まで分解していけば、最終的にはこの素粒子になると言われています。
この素粒子、実は面白い特徴があって、人間が見ていないところではその位置が正確には特定できない「エネルギー波」、つまり波のようなものとして存在し、人間が見ると「粒子」になってその位置が特定できるのです。
つまり、人間が「見よう」と決めるとその形態を変える・・・人間の意思に連動しているのです。
この素粒子によってあなたの周りのものはあなたの体も含め、全て作られています。
ということは・・・? そう、あなたの周りのものはあなた自身の体、あなたの周りにいる他の人も含めてみんな、あなたの意思、つまり「思考」の影響を受けているのです。
これに例外はありません。だって、この世の中のものはみんな「素粒子」でできているのです。その素粒子が人間の意思の影響を受けているということは、その素粒子からできているこの世の中のもの全て人間の意思の影響を受けているということなのです。
これは素粒子のような非常に小さなレベルの世界では、量子物理学によって何十年も前から実験で証明されていますし、最近では我々が実際に日常生活を送っているこの世界でも、ものが人間の意思の影響を受けていることが徐々に証明されてきています。
ということは・・・?そう、あなたが好きな彼もあなたの思考の影響を受けているのです。
あなたは恋に積極的ですか?消極的ですか?この世の中には様々なアイデアや意見があります。なので、恋愛に対してもいろいろな姿勢があって当たり前ですが、あなたが好きになったり、関係が深くなりつつある人はみんなあなたの思考の影響を受けています。
あなたが消極的な姿勢なのに、時には積極的な態度を取ってくる人もいるでしょう。でも、それはあなたもそんな人が世の中にいることくらいは認めているはずです。
映画の中でも、友達の中にもそんな人がいると聞いたことがあるでしょうから、そういう経験から導き出されたあなたの観念をそういう人たちは反映しています。そういった人たちのことをあなたは、最初はどちらかといえばあまり真剣に考えていなかったのではないでしょうか?
でも、あなたが真剣に思っている人は、それだけあなたがその人のことを考えているということですから、その人はあなたの思考の影響を他の人よりもより多く受けています。
そして、あなたがいつも考えていることをより多く受け取りますから、あなたの振る舞い、ものの考え方、人間関係に対する態度などをより反映し、あなたに見せようとします。
結果として、関係性が深い人たち同士ほど「似た者同士」になり、引き寄せあうのです。
ということは・・・あなたが好きで好きでたまらない彼の態度は間違いなくあなたの態度、ものの考え方の反映です。
ラインの返信が遅い・・・あなたがあまり執着していない人であれば、あなたがラインに消極的であっても、積極的にラインをしてくる人がいるかもしれません。
あなたも「ラインをどんどん送ってくる男はこの世の中にいる」と思っているでしょうし、あなたがその彼のことをあまり考えなければ、その彼は世間一般の「積極的な男子」を演じてくるかもしれません。
でも・・・あなたが彼に執着があって、慎重になればなるほど、その考えを彼も反映します。なぜなら、あなたの周囲の人はあなたの意志の影響を受けるからです。
あなたがその人を考えれば考えるほど、その人はあなたの思考の影響を受けます。
あなたが彼にラインを送っても、彼からは積極的に返ってこない・・・いろいろな理由があります。
もし、あなたが「彼は私には興味がなくて、鬱陶しいと思っているのかもしれない・・・」と考えて、それを真剣に信じれば信じるほど、彼はそのように振る舞います。
もちろん、恋愛は繊細なものですから、そのように考えて不安になることもあるでしょう。でも、この世の中の真理、つまり「この世のものは全て自分の思考の影響を受けている」と分かれば、そのような考えを抱くことは自分にとっては損でしかないとわかるでしょう。
でも、「ああ・・・あんなことを信じてしまったから・・・こんな世界になってしまった」なんて不安になることはありません。
あなたの世界はあなたの思考にいつも連動しています。つまり、あなたが思考を変えればこの世界は変わるのです。
もちろん、考え方を変えたからといって目の前の世界は変わりません。考え方を変える前となんら変わりがないように見えます。それはなぜでしょう?
そのキーはこの三次元の世界の仕組みにあります。
この世界は先ほどご紹介した「素粒子」というものが集まってできたリアリティー溢れる世界です。
本当は思考と連動している素粒子が集まっているだけなので、その思考を変えることによって目の前の世界も変わるのですが、その素粒子によって作られた目の前の世界の説得力があまりにも強烈すぎて、あなたはそれを「絶対的に変わらない事実である」と信じ込んでしまっています。
例えば目の前にコーヒーがある、ノートがある、ペンがある、コンピューターがある。これをあなたは「実は素粒子が集まってその光景が見せられているだけで、これは現実ではない」なんて思えるでしょうか?
いや、目の前にあるものは確固とした現実であり、コーヒーを飲めばその味がするし、ノートには紙の手触りがある。そしてコンピューターのしんとした金属の冷たさも感じる・・・。
こういったものも素粒子が集まって形状を変化させ、そのような性質を演出し、それを我々が感じ取っているだけです。でも、みんな同じものが集まってできている・・・つまりレゴブロックを使って家や自動車を作っているのに等しいのです。
そして、こういったものは全て思考に連動して、目の前でその状態が決められています。
もちろん、あなたはコーヒーの味などを自分で決めた覚えはないでしょう。コーヒーの味や金属の手触りなどこういう我々の世界の大前提は全て、我々の感じ取ることができない「集合無意識」というところで決められています。
先ほどお話ししましたように、普段我々が意識して考えている「顕在意識」、その下にあって我々の行動を無意識に制御している「潜在意識」、そしてそのさらに下に集合無意識があり、そこでは我々は他の人、もの、全てとつながっています。
「昼には天気が良ければ太陽が青空に輝く」だとか、「夜空には月が浮かび、その形は日によって変わる」などはみんなこの領域で決定されているのです。
この集合無意識は我々が普段意識できない領域ですが、それでも我々の思考によってそのような条件が決定されていることには変わりがありません。
なので、我々の否定的な思いがあまりに蓄積すると、それは表面上の顕在意識からその下にある潜在意識へと伝わり、それはさらにその下にある集合無意識へと伝わります。そして、それが最終的には悲惨な災害としてこの現実の世界に現れることがあるのです。
このように意識できないところで決定されているとはいえ、目の前の世界は我々の思考で作られている幻想の世界です。何一つ確実なものはなく、思考次第で変わってしまいます。
ただ、こういった仕組みであったとしても、目の前にある現実の風景の説得力は強力で、圧倒的です。
あなたの目の前にある世界は、本当は素粒子が集まってできた「ホログラフィー(レーザー光線を使って映し出す立体的な映像)」のようなものなのですが、あなたはそれが現実であると信じ込んで疑いません。
あなたは目の前にあるものが絶対的なものであり、絶対にそこにあると思い込んでいます。
そして、そんな絶対的な世界があなたの思考を変えたくらいで変わるなんて信じていません。
目の前にあるコーヒーカップにたとえどれだけ一生懸命に「消えろ、消えろ」と念じたとしても、そのコーヒーカップの存在はあなたの表面上の意識の下の下にある「集合無意識」によって支えられているため、消えることなどないのです。
また、あなたにとって嫌な人がいて、その人を対象に「消えろ、消えろ」と念じたところで、実際にはその人に対する嫌悪感をあなたの中に強烈に植え付けていますから、むしろその人はしつこく留まり続けます。
それだけあなたの目の前の現実の光景は圧倒的なのです。
だから、あなたの思考はあなたの世界と100%連動しているとはいえ、あなたが考えを変えても目の前の世界はなかなか変わらないのです。
それはあなたはリアリティーが強烈な目の前の世界を見て、その印象を毎秒毎秒自分の中に刻み込んでいるため、それをあなたがずっと維持しているのです。
でも、あなたの考えを正確に反映しているのがこの世界ですから、あなたが考えを変えるとこの世界はあなたの見えないところから急速に変わり始めています。
この世界のものは全てあなたの考えと連動しています。
あなたの好きな彼は今、目の前にいますか?いるのであれば、あなたが考えを変えたところで、あなたの目の前の彼の態度は変わらないでしょう。
でも、目の前にいないのであれば・・・そのリアリティーの影響を受けませんから、あなたの彼は急速に状態を変えています。
あなたは彼との関係を好きなように選ぶことができます。
もし、彼からあなたに対して積極的なアプローチがなく、でも、あなたの彼に対する手応えがそれほど悪くはない場合・・・あなたの慎重さを彼もそのまま反映しているケースが多いと言えます。
あなたが必要以上に卑屈になり、「どうせ私なんて・・・」と思わない限り、あなたの彼に対する慎重な姿勢をそのまま彼もあなたに見せています。
では、あなたはどうすればいいのでしょう?
「じゃあ、彼は私のことが好きで、これからじゃんじゃんアプローチしてくると思い込むようにする!」と思うかもしれませんが、これが曲者です。
「思い込むようにする」というその前提は・・・?そう、「彼は現状アプローチをしてきませんから、私はこれから考えを変えて、アプローチをしてくるようにします」という意思表示であり、その大前提は「彼はアプローチしてきていません」なのです!
つまり、あなたの中で強力なリアリティーを帯びているのは「彼がアプローチしてこない」現実であり、それをこれからあなたがなんとかして変えようとしているのです。
ただ・・・、今の時点で十分悩んでしまっているわけですから、すでにあなたの中に「彼がアプローチしてこない」として固定してしまっている現実を変えようとするのは一苦労です。
努力すればするほど、その前提は「彼がアプローチしてきませんから、私は頑張ってます」であり、それが強まっていくのです。
現実での努力をスピリチュアル的な努力に置き換えたにすぎません。
では・・・どうするのか。ここでよく出てくるのが「今の現状は全く無視して、彼と仲良く付き合っているイメージを想像する」のです。
よく、引き寄せ系の書籍などでは言われていることですが、あなたにはどうしてもできなかったのではないでしょうか?
「そんなの!!目の前の現実は彼が素っ気ないのに、そこを「仲良く付き合っている」なんて想像できないよ!!」となるのではないでしょうか?
でも、あなたにはもう、この世界の仕組みがわかりましたよね?
この世界は100%、あなたの思考と連動しています。
そして、あなたの考えを変えることによってこの世界も変わります。
あなたとは別個の彼という個人がいて、その個人には独自の考えがあり、どれだけあなたが好きでもその人の気持ちは関係ないように見えるかもしれませんが、そうではありません。
その彼の行動もみんなあなたが決めています。
ということは・・・現状にこだわり「今の彼は私を見てくれていないのに・・・!」なんてやってしまうと、その彼の状態をこれからも維持していくことになります。
なので、現状を無視して、ただひたすらあなたに「ベタ惚れ」の彼をイメージするのです。
現状は全く関係ありません。過去のあなたの思考の産物であり、それはいずれ廃棄物ように過去へと流れていきます。
そしてその過去を思い出す必要もありません。時々ものすごいリアリティーを伴ってあなたの記憶によみがえるかもしれませんが、それはあなたの過去の思考の産物にすぎず、「思考を変えることによってこの世界も変わる」とわかった今、その過去にこだわる必要はないのです。
その過去を思い返すことにより、あなたは遠くない未来にまた同じようなことを再生産することになります。
だから、「どうしてあの時・・・彼はこんなことを言ったのだろう・・・?なぜ?私が悪かったの・・・?」と必要以上に過去を分析することはやめましょう。
分析するということは、そういう過去が現実として存在すると認めるようなものです。それは単に過去の思考の産物であり、いずれ流れ去っていくもの・・・過去の分析は全く無意味です。
いかなる理由があっても、あなたの過去に口出しをさせない・・・!これだけは心の中にとどめておいてください。
どれだけショッキングな内容であったとしても・・・。
好きのサイン2.どうして彼があなたの目の前に現れたのかわかっていますか?
ただ・・・「現状を無視して、あなたの好きなようにイメージしてください」と言っても、どうしてもそうはできないものですよね・・・わかります。
ここで、あなたにとって希望となるお話を・・・
スピリチュアルなこの記事を読んでいるあなたなら、「引き寄せの法則」という言葉が市民権を得て久しいことはご存知ですよね。
この引き寄せの法則なのですが、素粒子があなたの思考通りにこの世界を作り出すという事実を考えると、作り出すというよりも「創造する」に近いかもしれません。
あなたは自分が望むものをなんでも目の前に出現させることができます。かと言って「〜がほしいな」と思ってもいきなり目の前には現れませんよね。
それは先ほどのお話したように、あなたの目の前のこの三次元の世界の説得力が圧倒的すぎて、「これこれこういうものを手に入れようと思えば、自分が納得のいくようなステップで手に入れられなければならない」と無意識で信じ込んでいるからです。
だから、いきなり目の前に出現するようなことは起こらず、後から考えてみるとあなたにとって納得がいくようなストーリーを経て現れます。
これはものに限らず、あなたの目の前、身の回りの人も同様です。
あなたが現在関わりがある人は皆、過去のあなたの思考によって引き寄せられた人です。
「え〜!あんな嫌な人、引き寄せた覚えはないよ!!」とあなたは言うかもしれません。
でも、これには「引き寄せの法則」に対する勘違いが若干関係しています。
先ほど「あなたは自分が望むものをなんでも目の前に出現させることができます」と言いましたが、これは文字通り「あなたが望めば」です。
あなたが「〜がほしい」と思い、純粋にそれがやってくること疑わなければそれは現れるのです。
ただ・・・これは「引き寄せの法則があなたが望むものだけを持ってくる」というわけではありません。正確には「あなたが思うものを持ってくる」のです。
純粋にプラスの気持ちで「〜がいいな」と思っても、引き寄せの法則は持ってきてくれます。それとは逆にマイナスの気持ちであなたが「あれは嫌だな〜」と思っても、引き寄せの法則は持ってくるのです。
要するにあなたが意識を注ぎ込んだものを再びもたらそうとするわけです。これは納得ですよね?この世の中はあなたの思考によって作られていますから、あなたがプラスであろうがマイナスであろうが考えたことがこの世界に現れるのです。
そして、この引き寄せの法則はあなたが特別力を込めた時に働くものではなく、常時、いつも、作用しています。
その時に考えていることとできるだけ近いエッセンスのものをいつもあなたの身の回りに集めようとするのです。
そこで・・・あなたが気になる彼・・・。
どうして出会えたのでしょう?
そう、あなたがその彼に近いエッセンスを過去に考えたからです。意識的にであれ、無意識にであれ・・・。
そして、その彼を見て、あなたは「いいな」と思った・・・その気持ちはなんでしょう?
そう、過去にあなたが「いいな」と思えることを考えた、その意思に引き寄せられた彼が現れましたよという「サイン」です。
そう、あなたが彼を見て「いいな」と思った、これこそが、そしてこれだけで十分な「サイン」なのです!!
あなたが呼び寄せた、もしくはこの世に想像した彼です!!あなたには受け取る権利があるのです。
そのサインだけが絶対なのです!!
この三次元の世界にどっぷりと浸かっていると、なかなかその存在を信じがたい「引き寄せの法則」・・・。
でも、あなたはそれを意識し始めています。
どうして、この世界の創造主はあなたにそのような能力を与えたのでしょう?
あなたに「幸せ」を目一杯経験してほしいからです。
それは創造主の「愛」なのです。
「引き寄せの法則」の原動力は「愛」です。「愛」とは一方的に自分が「いいな」と思った対象に意識を注ぎ込み、引き寄せる力・・・。
人間の本質は幸せを目指します。その幸せを目指す限り、人間は自分にとって心地よいものだけに意識を向けるはずです。
そして、その意識を向けたものを引き寄せ、そしてさらにそれはもっと心地よいものを引き寄せます。
あなたに備わっている「引き寄せの法則」という名を借りた「創造力」は神があなたに最大限に幸せを感じてほしいと与えた力でした。
いや、「与えた」という表現もおかしいかもしれません。なぜなら、あなたはこの世界の創造者である「神」の分身なのです。
この世界は思考から作り出されています。そして、その創造主は1つの存在でした。
この1つの存在は思考でなんでも作り出すことができました。そんな自由な存在が望んだもの・・・それは「経験」でした。
自分一人しかいない世界では、望むものは作ることができても経験の多様さがない。全ての経験が自分一人になってしまう。
でも、多様な世界を作り出し、その中でいろんなことを経験すれば、世界に深みを増すことができる。
そうして、創造主の分身であるあなたは、その創造主が作り出した世界に送り出されました。
ただ、最初から世界は自分が作り出したものだとわかってしまうと、その世界の中で得られる経験に「リアリティー」がなくなってしまい、その経験も深みがなくなってしまう。
だから、あなたは創造主であることを忘れてこの世界に生まれ出たのです。
創造主の分身だからといって、あなたは神のしもべではありません。全く神と同等です。
神は自分を分裂させたのです。
そして、分裂した一人一人は最初は真っ白な状態でしたが、徐々に「個」というものを確立し始めます。
これが自我であり、「エゴ」なのです。
元々は1つの意識であり、それが分裂しただけでしたが、その1つ1つが成長するにつれて自分独自の考えを形成し始めます。
それぞれが違う視点をもし、そしてその違う視点で自分だけの世界を作り上げていく・・・
そしてそこから得られた経験は、顕在意識、潜在意識を通り、最終的に1つの元の存在である集合無意識へと送られるのです。
ただ、分裂した「創造主」たちは、最初は自分が作り出したはずの世界のリアリティーに強烈な刺激を受け、その中にのめり込んでしまいます。
この世界は思考からできています。本来ならば考えるだけでなんでも出現します。
自分が欲しいものを手に入れるためには、努力などする必要はありません。思うだけでいいのです。たとえ目の前の景色がそうは見えなくても、必ずそれはあなたの元に届きます。
ところが、目の前の三次元の世界の説得力があまりにも強烈であるため、物理的なリアリティーはあなたに「この世の中のものは限られており、欲しいものは注意深く、時には奪い取るようにしなければ手に入らない」と説得します。
奪った後の一時的な爽快感はまた格別で、これには麻薬のような中毒性がありました。
1つの意識であった頃には考えられないハラハラ感。私たちは一時的にその限界意識の方向へと最大限に突っ走りました。
しかし、その麻薬のような中毒性に夢中になり、そして何もかもが見えなくなり、疲れ果てた結果として、我々はようやく本来の道へと戻ろうとしています。
経験の豊かさを追求する道です。
この世界にまだある否定的な内容は、あなたの世界に「限界意識」というものでリアリティーを与えるためです。
当たり前のように目の前にあるものに対して、私たちはそれが「ある」とも思いません。
我々の国ではみんな、「水」などは当然の存在のように思っているでしょう。空気などはその存在すら気づきません。
本当はそれらがなくなってしまうと、お金がなくなるよりも問題なのに・・・
でも、私たちは容易に手に入らないものには強烈なリアリティーを感じます。
欲しくて欲しくて仕方がないもの・・・それが手に入った時の爽快感は格別です。
でも、その爽快感も長続きしないものだとわかってきた・・・。
私たちが強烈に感じきった否定的な出来事は、単にそれとは反対の位置にある「幸福」を際立たせる演出でしかなかったのです。
自分が追い求めて追い求めて、苦労して、何度も諦めかけて・・・ようやく手に入った幸福・・・。その絶頂感は一時的なものであれ、何事にも代えがたいもののように思え、我々を中毒にしました。
でも、その化けの皮の剥がれてきています。我々は自分が作り出した世界の中で、自作自演で感動喜劇を演じていただけだったのです。
創造主が我々に抱いていた「経験を通して幸せになって欲しい」という思いをいびつな形で実現した私たち・・・
でも、もともと我々に創造主が望んでいたものはただ単に「幸せを」だけでした。
創造主は私たちが当然のように幸せを求めると思い、自分と同じ能力を私たちに与えました。
「考えるだけで、その考えたことを目の前に作り出すことができる」能力を・・・
でも、その幸せを経験するために設定されたこの「世界」という舞台のリアリティーに私たちは釘付けになってしまい、いつのまにかそのリアリティーに飲み込まれ、それは強烈なこの三次元の世界の物理的説得力による「限界意識」を自分たちの中に植え込んでしまいました。
目の前に見える世界が全てであり、目の前にあるものは限られており、その中では注意深く、ミスをしないように、奪い取るように幸せを手に入れないといけない・・・
本来であれば自分にとって心地よいものだけに我々は意識を向けるだろうと予測されていたのに、我々はリアリティーに飲み込まれ、いつの間にか自分の能力を望まない方向で使っていたのです。
では・・・、この能力を与えてくれたのは創造主のどのような気持ちなのでしょう・・・?
それは「愛」です。
愛とは一方的な愛おしい気持ち・・・高揚感。それを感じ取りたくて、そして自分の分身に感じて欲しくて、神は自分と同じ能力を分身である私たちに与えました。
私たちが思うことはプラスのことであれ、マイナスのことであれ、みんな目の前に創造されます。「そんなバカなこと、絶対無理です」なんて言われることはありません。
あなたの思考はあらゆることが・・・100%もれなく目の前に創造されます。それが「愛」です。
そしてその「愛」は引き寄せの法則の原動力でもあります。
いや、引き寄せの法則自体が「愛」なのです。
私たちは自分にとって心地よいことには引き寄せられます。この力こそが「愛」であり、自分の望む世界を作るためにあらゆるものを寄せ集める「愛」なのです。
「愛」を原動力として、素粒子が集まりあなたの目の前に作り出されたこの世界・・・そこには愛が溢れています。
本来の「愛」とはそういったものでした。
私たちが「不足」などのマイナス的なものにも引き寄せられるのは、この三次元の物理的な説得力に中毒になってしまっているからです。
本来であれば、引き寄せるものも引き寄せられるものも、みんな「愛」なのです。
あなたが目の前にいる彼に「いいな・・・」と愛を感じた・・・。それは創造主があなたに実現して欲しいと思っているその「愛」を純粋に具現化したものです。
あなたの中の「愛」が「自分はこんな心地よいことを経験したいです」と意識的にであれ、無意識にであれ、この世界にオーダーした。
「愛」は「愛」を呼びます。そして彼が現れた・・・。そしてその彼に「いいな」と思った。「愛」を感じた。
その気持ちは、「あなたが送り出した『愛』を今、受け取ろうとしていますよ」という信号です!!
あなたが彼を呼んだのです。だから、あなたには彼を受け取る権利があります!価値があります!ふさわしいのです!
あなたにとってふさわしくないようなものなど、最初からあなたの前に現れませんし、あなたも想像すらできないでしょう!
あなたは考えたことを目の前に作り出すことができる・・・あなたが想像するものはなんでもあなたに受け取る価値があるのです!!
「好き」のサイン、それは彼に会った時のその気持ちだけで十分なのです。
そこからさらに「彼は本当に私のことをどう思ってくれているのかしら・・・」なんて証拠探しする必要なんてありません。
その行為こそが「疑っている」ということです。
好きのサイン3.最初のあなたの気持ちだけを信じて証拠探しをしない
もう、わかりましたよね?不安ならイメージングでも、「彼と私とは結ばれる」などのアファメーションをしていただいても結構です。
でも大切なこと・・・それは「彼は私のために現れたのであり、私と彼とは結ばれる運命なのだ」ということを知っておくということです。
目の前の現実の世界の説得力は圧倒的であり、なかなかそうは思えないかもしれません。
でも、彼はあなたのために現れたのです。
あなたがこの世界を作り出しているのです。あなたが主導権を握っています。
なので、あなたがあたふたしてしまうと、現実に説得力を与えることになり、あなたは主導権を現実に渡してしまっています。
下手に動き回ること、勘ぐるごと、心配して現実的な手段を取ることが「主導権を握る」ことではなく、あなたが彼という存在を創造したのだという事実を認めるだけで「主導権を握る」ことになります。
一旦彼が目の前に現れたのですから、そこから彼の心理を探るような「証拠探し」をしないでください。
そのような証拠探しはあなたの「疑う気持ち」の反映です。
彼とあなたはどんなことがあれ、結ばれる運命です。あなたはこの世界であり、そしてこの世界の中に彼を作り出した・・・
つまり彼もあなたです。
そんな自分である彼を目の前に現れた瞬間に疑わないでください。
あなたは彼と結ばれる・・・それだけを信じてください。
好き』のサインって?絶対的なスピリチュアルアプローチ まとめ
スピリチュアルって、なんとなくフワフワしたような・・・「それはわかるけど、実際は・・・」と言いたくなりますよね。
でも、今回ご紹介した内容な、今あなたの目の前に広がっている現実の説得力よりもよほど「現実味」があるのです。
もうそろそろあなたの世界はあなた自身が作っていると認めること・・・これから展開はまさしくあなた次第であり、そのキーはただ「信じるだけ」であるということを認めてください。
その時があなたの目覚めの時です。