潜在意識にあるものが浮かび上がってくるという「夢」・・・その中で幽霊を見たとき、正直あまりいい印象はないと思うのですが、実際はあなたにどのようなメッセージを投げかけているのでしょうか?
今回は夢占いとしてあなたが夢の中で幽霊を見たときに、押さえておきたいポイントをご紹介します。
夢占いで今のあなたがわかる、夢の中で幽霊を見た時の7つのポイント
1.幽霊の種類
幽霊というと、おどろおどろしい存在をイメージすると思います。幽霊とは、肉体を持たない幽体が昇天できず、感情が浮遊している状態です。
霊にはいくつかの種類があることをご存じでしょうか。
・肉体の死の直後の純粋な霊
・昇天できない霊
・土地の歴史や場、染みついた「負」などに集まる霊
・負の感情の集合体
目に見えない世界があると体感的に、そして経験的に、腑に落ちて理解している人は多くはありません。しかし実際にポルターガイストとの遭遇や、視覚と聴覚、又は第六感による霊的体験をする人は少なくはないのです。
幽体の種類を説明したのは、あなたが夢で見る幽霊さえも、何かしらの原因や背景があるからだと思うのです。
2.幽霊の目的とあなたの状態
幽霊というと、何がなんでも災いをもたらす存在だと思われがちです。しかし実際に不幸を被ることにはその不幸を引き起こすような原因があり、それはあくまで原因の1つでしか過ぎません
あなたの潜在意識の象徴である夢の中に出てくるのですから、それ相応の意味や暗示があるのです。
・近い存在であった霊魂によるメッセージ
・幽霊による負への誘い
・(あなたが原因でなくても)恨み辛み嫉みによる攻撃
・昇天の助けを求める
また普段は接点のない幽体との遭遇には、あなたの状態も影響します。それは身体的な不調とともに、精神的な不安定さも挙げられるでしょう。
同じ波長や波動は引き合うのです。
また滝が上から下へ流れるようにエネルギーは流れます。しかし次元や波動の低いところに落ちると、途端に低く荒い次元や波動の存在と遭遇しやすくなるのです。
それは負の感情を溜め込んでいる、不潔にしている、精神的に参っていることなどが挙げられます。また家系の歴史を紐解くと、危害を加えられた人が子孫に影響を与えることもあり得るといいます。
3.夢の中で幽霊と遭遇する状態
出会いというものは不思議なもので、身分相応なものに巡り合うか、元々備わっていたものが与えられるか、ふさわしい時に与えられるかは人それぞれです。
幽霊に遭遇するということは、いわば互いのチャンネルが合った時に起こりえることだといえるでしょう。ラジオの周波数を合わせるように、テレビのチャンネルを合わせるように・・・。
チャネリングという言葉は、普段は使っていないチャンネルにアクセスし、メッセージを降ろす、導きを得る、代弁をすることを指します。
あなたが眠りにつく前の心身の状態、季節、場所、時間などはチャンネル合わせに関係するといえます。夢の中に視る幽霊の意味を探る前に、あなたの状態や環境はどんなものかを把握することが大切です。
4.招待
あなたがオーダーをしなければ、テーブルには料理は並ばないでしょう。しかし時々オーダーをした覚えもないのに料理が運ばれてきたらどうでしょうか。
・幽霊を引き寄せる行いを無意識にしているorしていた
・幽霊や目に見えない世界に憧れや興味関心がある
・負の言葉を日常的に口にしている、周りに伝えている
・住んでいる・働いている・訪れる場所の場が乱れている
・感覚的に鋭い、霊感がある、先祖に霊力が備わっていた
招き入れるということは、必ずしも故意に行うこととは限りません。条件が整った時点で遭遇することがあるとすれば、そこには「因果応報」という摂理・法則が働きます。
夢に幽霊を視るということを具体的に挙げます。
・幽霊の存在に触れる機会や場所に遭った、触れた
・負の感情を強く持ち、それに呼応する存在を呼び寄せた
日々の行いは随所に現れるといいます。突発的に、不可抗力による幽霊との遭遇は、無意識であっても何かしらの意味と原因があって然るべきだと考えるべきでしょう。
5.同調
原因があって結果があり、原因から導き出された現象が続きます。
○夢の中で幽霊が現れた時点で、チャンネルが合ってしまっているため、あなたは引きずられる可能性があります。
○夢の中での幽霊の様子により、幽霊との遭遇の意味合いが変わります。
○幽霊の象徴や暗示は、あなたが特定の感情や置かれた立場が関係しています。
日常的な例でいえば、愚痴ばかり言う人と付き合っていると自ずと愚痴をこぼしてしまうことはありませんか?またエネルギッシュで人を奮起させるような言動をする人と付き合えば、外向的・社交的な気分になりませんか?
幽霊も同様にチャンネルが合うことで、受ける影響や印象があります。しかしそのチャンネルが変わることで、幽霊との接点はなくなることでしょう。
ですから夢で幽霊を視ても、過度に心配せず、神社参りをする、リラックスするよう努めることをお勧めします。
6.波長・波動の法則
幽霊に遭遇した際、何を心配するべきでしょうか。幽霊があなたに災いを招くことですか?それとも幽霊と遭遇するご自分の状態ですか?
波長・周波数・波動・次元はピラミッドを思わせます。まるで登りは階段で、下りは落とし穴や滑り台のような作りで、登るのは苦労するけれど落ちるのは一瞬。
日々の言動、心の在り方はあなたのエネルギーの質に影響します。
普段の言動や態度、言葉と心遣い、清潔さ、生き甲斐や人間関係など全てを通し、あなたの幽体のエネルギーの質が変化します。
あなたの普段の行いが限界意識に縛られない、積極的なものであれば、高次の存在と波長が合いますし、普段から恨み、妬みなどの低次元の感情を抱いて入れば、低次元の存在と波長が合います。
基本は徳を積めば徳が返って来ることと、人に危害を加えれば自分に返ってくることは同じ事です。
幽霊には幽霊が存在する次元があります。そこに故意にアクセスしてしまったからには、なんらかの原因があったはずです。
・むやみに霊的な場所に行かない
・心霊写真や霊に関する無責任な情報は極力避ける
・不安や不快感があれば、お風呂に入る、塩をふる、神社仏閣に参る、お香を焚く、般若心経をあげるなどして心身をリフレッシュ・リセットさせる
避けるべきことと、平常心を保つためにできることは、実は特別なことではありません。夢で幽霊が現れたら、少し前から今のあなたの状態を振り返えることをお勧めします。
7.夢を見る前と後
夢はあなたの無意識の表現の場であり、顕在意識にイメージで働きかける時間です。夢を見ている間の外部の環境は夢に影響を与えるため、できるだけ寝室の環境を整えて、良質な睡眠を取るようにしてください。
あなたが繰りかえし同じ夢を見る、幽霊や特定の人が何度も夢に現れる場合や、定期的に霊的な夢を見る場合は、何かを実行する必要があるのではないでしょうか。
・本当にしたいことを我慢している
・霊的な感覚を閉ざしている
・霊的な影響が身の回りの環境に同調し、整理整頓が必要
・やり損ねたことがあり、気づくまで夢を見続ける
私たちの人生の大半は睡眠に支配されています。身体の休息だけでなく、思考と感情のリセットも兼ねて睡眠は大変重要です。そして眠りに落ち、時間の感覚がなく目が覚めるのは、睡眠中に幽体は肉体から出て、魂の休息の場に返っているともいわれます。
人生を謳歌するためには、常に向上心と目的を持つことが大切で、それらを持たない時や失った時は注意が必要です。自暴自棄に、自堕落に日々を過ごしていると、低次の霊的体験に遭遇してしまうからです。
心に誠実に、心身を清潔にし、自分を磨き続けていれば、夢に幽霊を視ても怯える必要はないでしょう。
私たちが解釈すべきなのは、どうして幽霊が夢に出るのかということではありません。幽霊が夢に出る意味と背景、そしてそれを通して自分が何をすべきか、にあるのです。
夢日記をつけることや、夢を人に話すこと、自分なりに分析してそのことについてアンテナを立てていると、自然と糸口が見つかることでしょう。
是非幽霊の存在を怖がるだけでなく、その夢を通して必要なことを引き寄せる意識を持つことをお勧めします。
夢占いで今のあなたがわかる、夢の中で幽霊を見た時の7つのポイント まとめ
1.幽霊の種類
2.幽霊の目的とあなたの状態
3.夢の中で幽霊と遭遇する状態
4.招待
5.同調
6.波長・波動の法則
7.反復と成長