寅年は、十二支の3番目に位置する干支です。「寅年の女性は虎のように強いため、嫁には向かない」なんて事も言われた時代もありました。実際、寅年の女性で気が強い有名人が多いのも確かですが、「強い=悪い」ではないように感じます。逆に、強い事は良い事ではないでしょうか。
今回はそんな寅年の人の性格を特徴をご紹介します。
寅年の人は激しい性格?干支が教えてくれる7つのポイント
【基本的な寅年の性格】
正義感が強く、曲がった事が嫌いです。自分の意見をしっかり持ち、真っ直ぐに突進するタイプです。 若い頃までは集団行動が苦手で、マイペースなのを勘違いされて、協調性がないように見られる場合があります。
しかし、協調性がないわけではありません。女性は仲間を作るのが好きですが、寅年の人は誰とでも均等につき合いの出来る人です。 ですから、友達は浅く広くで、広範囲に知り合いがいたりします。
【恋愛傾向】
結構理想が高いので、この辺で手を打つというような事はしません。自分の理想の相手に出会えたら結構、積極的に行動します。 若いうちに理想の人に出会えたら、結婚は早いでしょう。つき合ってから結婚までは、そんなに時間はかかりません。
行動力がありますので、結婚するまでの長いつき合いはしないでしょう。
▪女性の場合、専業主婦ならば、良い母親になれます。子供が好きで、家庭円満で幸せな結婚生活を送ることができるでしょう。 パワフルなので、ある程度の無理には耐えられる、精神と体力を持ち合わせています。頼れるお母さん、肝っ玉母さんというのがピッタリな人です。
▪男性の場合は、とにかく一途です。行動力もありますから自分がこの人と決めたら、脇目もふらず1人の女性を愛して行くでしょう。
【相性の良い干支】
申年の人とは、良いコンビになれます。互いに面白い事が大好きですし、行動的です。何をしても、申年の人といたら楽しいでしょう。
【金銭運】
金運はありますから、お金はある程度入って来ます。しかし、とにかくお金を派手に使うタイプなため、金が貯まりません。 豪快な性格と同じで、お金もあったらあるだけ豪快に使ってしまいます。計画性がないので、あったら使う、無かったら働いて稼げばいいという性格です。
【守本尊】
寅年の守本尊は、普賢菩薩(ふげんぼさつ)になります。自分の守本尊を側に置いて祀れば、長所を伸ばしてくれて、短所を抑制してくれると言います。 また、福を招き幸運が舞い込んで来るとも言われています。 知恵と福徳をたくさん持ち合わせてる菩薩です。この世の全てを叶える力がある、徳多き菩薩様です。
願い事があるなら、普賢菩薩を拝むと、力を貸してくれるでしょう。
【寅年に合う職業】
土木業、建設業、貿易業、政治家、営業関係、自営業、プロデューサー、スポーツ選手。 どちらかと云えば、協調性よりも、個人の能力が物を言う仕事が向いているようです。それだけ寅年の人の能力の高さを表しているようです。
【激しい性格なのか】
五黄の寅年生まれの人の気性が激しいと言われます。36年に一度回ってくる生まれになります。
▪本命星(九星気学) 元旦が近づくと本屋などに並ぶ「神社暦」というのがあります。その新しい年の吉方位や凶方位、家相などが書かれています。 その中に九星というのがあり、人には本命星があります。本命星は生まれた年により違います。
早見表などが暦にありますから、調べてみて下さい。 その中に五黄土星とあります。昭和54年と61年生まれの人、平成7年と16年、25年生まれが五黄土星を本命星に持つ人となります。
▪昭和61年生まれが五黄の寅年生まれ 寅年の性格に、五黄土星の性格が合わさります。この五黄土星がかなり強い星になります。 他の星を支配する中央に位置するこの星は、王になるか乞食になるかぐらいの激しい運命を持っています。
▪五黄土星の特徴 象徴は「マグマ」。強いパワーを持ち、破壊するか、再生するかの両極端。お人好しであり、太っ腹。とにかく、極端な波乱万丈な人生を送る人です。 この特徴に寅年の特徴を重ねた性格の持ち主が、「五黄の寅年」生まれの人です。
【激しい性格はの五黄の寅】
寅年生まれだけなら、それほど激しい性格という理由ではなさそうです。 寅年に、この五黄土星がある生まれの人の気性の激しさが、たまたま、寅年であったがために、「寅年は激しい性格」と言われるようになったのかもしれません。
五黄の寅は、とにかく強運であり、気性が激しく、この世で一番強い生まれと言われてます。五黄の寅は「ごうのとら」とも読まれています。 かつては、この生まれの女性は嫁に行けなかったなどの話もあるくらいです。
【迷信】
昔は、このような迷信が生まれ、それを基準にして、暮らしや人生の道しるべにしていたのでしょう。そのため、五黄の寅年や丙午の年には、なるべく子を産まない人が多かったのです。 昔といっても、昭和の始め頃には、まだ、このような迷信は信じられていましたから、その年の出生率を調べて見ると、面白いかも知れません。
寅年の人は激しい性格?干支が教えてくれる7つのポイント まとめ
1:基本的な寅年の性格
2:寅年の男女別の恋愛観
3:干支で見る相性
4:金運
5:守本尊
6:寅年に合う職業
7:五黄の寅年