日本の二大神社と言えば、伊勢神宮と出雲大社になります。2つとも歴史は古く伊勢神宮は神道、出雲大社は古神道と云われています。
出雲大社のご祭神は「大国主の尊」ですが、一時の間、素戔嗚(スサノオ)がご祭神であった時もあるようです。
2大大社と言われながら、さらに縁結びの最強パワースポットとも言われている出雲大社。今回はそんな最強パワースポットを参拝するにあたり、そのご利益をより確実とするために外せないポイントをお伝えします。
(the picture of Izumo Shrine above from Fantastic places in cool Japan)
最強の縁結びスポット、出雲大社の参拝方法7つの外せないポイント!
【古い歴史の出雲大社】
出雲と云えば、日本神話の発祥の地。アマテラスやツクヨミ、スサノオが神話を繰り広げる源となった場所です。
神様がたくさんいた聖地ですね。その神を祀ったのが「神道」です。後に聖徳太子の時代に仏教が入り「神仏習合」となりました。
その理由か、仏教の力が強かった時代にご祭神をスサノオにしていたようですね。どちらにせよ、日本神話に出てくる神たちが出雲の地にいたのです。
▪大国主の尊
大国主の尊と云えば、国譲りの話や因幡の白兎が有名です。誰もが、聞いた事があるのではないでしょうか。
因幡の白兎を助けたのが、大国主の尊です。髪を左右で束ねた髪型に、白衣の上下。白い大きな袋を持ったイメージが強くあります。
出雲大社の出来た経緯なども神話の中にあり、出雲大社自体が神話の世界の具現化したお社みたいなものですね。
【出雲大社の正しい参拝の仕方】
「縁結び大社として霊験あらたかだ」といわれる出雲大社に間違えた参拝の仕方をしてしまうと、神様に失礼にあたります。
ちゃんとした方法を知っていれば、必ず神様にも願いが届きます。
1.第一の鳥居
この鳥居は、コンクリートで造られています。まず、一礼して第一の鳥居を潜りましょう。参道の真ん中は神様の道になりますから、歩かないようにして下さい。これはどこの神社でも同じです。
2.第二の鳥居
第二の鳥居は木で出来ています。こちらも一礼して、第一の鳥居とおなじようにして潜ります。
3.第三の鳥居
こちらは鉄で出来た鳥居になります。一礼をして潜ると、右手に、祓社(はらえのやしろ)があります。祓社に参拝しましょう。2回お辞儀して4回手を叩き1回お辞儀します。二拝四拍手一拝になります。
手を叩く時には、少し手のひらをずらして叩きます。手の節が合うは、節合わせとなり、不幸せに繋がると云われ、昔から拍手は手のひらをずらして叩くのが普通です。
4.第四の鳥居
こちらは銅で出来た鳥居があります。ここに手水舎がありますから、手と口を清めましょう。やり方は他の神社と同じです。まず左手を水で清め、次に右手。最後に左手で水を口へと含み、口を清めます。
【拝殿と本殿】
(Photo from Tokyobling’s Blog)
実は本殿には入れないのです。ですから、拝殿を参拝するのが通常になっています。では、拝殿での正式な順序を間違えないようにして、願い事をして見ましょう。
▪参拝のルール
まず、一礼して鈴を鳴らします。神様に来ましたよというお知らせですね。インターフォンの役目をしてますから、必ず鳴らしましょう。
お賽銭箱には静かにお金をいれます。投げ入れるのは、神様に失礼になりますから辞めましょう。
・2回お辞儀をします。
・4回手を叩きます。
・お願い事をします。
・1回お辞儀をして終了です。
他の神社との違いは、この二拝四拍手一拝になります。一般の神社は、二拝二拍手一拝が正しいやり方になっています。出雲大社の場合だけは、四拍手になりますから、よく覚えておいて下さいね。
▪お願い事か叶うコツ
お願い事をする時に、自分の住所と名前を言ってからお願い事をすると叶いやすくなります。神様もお願い事をされても、どこの誰かが分からないと何も出来ないのです。
ですから、お願い事をする時には、自己紹介をした方が叶いやすくなるのです。最後は必ず感謝の言葉を忘れないように。
【八足門から参拝】
本殿は通常入れません。その代わりの正式なルートがあります。拝殿の後、八足門を参拝しましょう。
左回りに本殿の周囲にある各殿舎を順番に、参拝して下さい。最後に、本殿の西側にある遥拝場を参拝します。
本殿に鎮座してる祭神、大国主の尊は西側を向いています。それに対し遥拝殿は西側の本殿側に位置しています。
つまり、遥拝殿を拝むと、自然と本殿内の大国主の尊である神と向い合せになれるという訳です。遥拝殿を参拝しないと来た意味がなくなってしまいます。
【願望が叶うための技】
○白いものを持参する
参拝する時に、白いものを身につけて行くと良いと云われています。白とは、無垢で穢れの無いものの意味があります。禊(みそぎ)をしてから昔は神様に会いに行きましたが、今は手水舎で済ませてしまいます。禊に着る着物は現代も白です。
真っ白なハンカチでも服でもカバンでも構いません。
白いものを身につける事により、穢れを祓うという事の代替になりますので神様にも、あなたの願いが届きやすくなります。
○参拝後に御守りやおみくじ購入
神様に謁見してから、御守りやおみくじを購入して下さい。願い事と同じ意味の御守りを購入すると、神様からのパワーがよりあなたの味方になってくれます。
おみくじなども、参拝した後ですから、内容に神様からのメッセージが書かれているかも知れません。
<正しいルール>
出雲大社の願い事のルールや参拝の周り方などは事前に調べて覚えておく事をオススメします。ちゃんとした知識があれば間違いを犯す確立はグーンと下がります。つまり、神様からのパワーを受ける事が出来るのです。
出雲大社のパワーが最強だというのは実際に見た事ある人なら分かるはず。とてつもないパワーを感じます。その神々しさに魅入られてしまうかも知れませんよ。
最強の縁結びスポット、出雲大社の参拝方法7つの外せないポイント!
⑴ 4つの鳥居
⑵ 拝殿と本殿
⑶ 参拝のルール
⑷ お願い事が叶うコツ
⑸ 八足門
⑹ 白いものを持参
⑺ 御守りやおみくじは参拝後