干支で相性を占う方法があります。あなたの干支と気になる人の干支で占った相性は気になるところですね。この記事ではそれぞれの干支の特徴・性格や、「好相性の干支」と「よくない相性の干支」をご紹介します。
干支でわかるあなたと彼の相性、二人の恋を占う5つのポイント
1. それぞれの干支の主な特徴や性格
ご存じのとおり干支は「十二支」ともいい、子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の12種類からなっているものです。まず、それぞれの干支の主な特徴や性格をざっくりとご紹介します。ご自分の干支と、気になる彼の干支の特徴を確認してみましょう。
1-1子年(ねずみどし)
明るくて社交的な性格のため、人間関係をそつなくこなすことができます。大人数で遊んだり物事を運んだりすることが好きなタイプです。
他人との調和を重んじるタイプでもあり、家族や友人思いの面もあります。協調性と柔軟性にすぐれているためどんな状況にでも楽に適応することができます。
好奇心が旺盛な面を持っていますが、それゆえに落ち着きがなくなってしまいがちになることも。
感情的になることが少なく、不満もあまり表さないため一見温厚そうに見えるのですが、好き嫌いがはっきりしている内面も持っています。
2-2丑年(うしどし)
着実に一歩ずつ歩みを進めていく粘り強さをもつ努力家です。自立心が強いために他人を頼ることがあまり得意ではありません。
とくに心を開いた相手には誠実さを発揮するタイプですが、反面人見知りも強いのが特徴です。曲がったことを嫌い、正義感の強さが顕著なためにその誠実さは干支の中でももっとも信頼できるといわれるほど。
どちらかといえば人づきあいが得意ではなく、自分の考えにとらわれ過ぎた考え方をする傾向にあるので、自分の常識に合わない人を見ると偏見や先入観を持ちがちです。
2-3寅年(とらどし)
行動力にすぐれ、身体能力に恵まれた人が多いといわれます。集団での行動を嫌い、単独で動くことを好む傾向にあります。
勉強家で自分に必要だと思うことは柔軟に吸収できる能力を持っています。チャンスを逃さずに自分にとってメリットのあるものを掴みとることに長けているのが特徴です。
強い意志と負けず嫌いが同居しているために好戦的になりがちで、きっぱりとしたものの言い方で相手を傷つけることもあるでしょう。落ち着きや協調性に欠けている面もあるため、和を保つ心がけが必要かもしれません。
2-4卯年(うどし・うさぎどし)
愛嬌にあふれ、明るくほがらかな性格が特徴。社交的でこまめな側面もあり、目上の人にかわいがられる引き立てられる場合も多いでしょう。
頭の回転のよさと要領のよさを持ち合わせているので、損得勘定を見越した人間関係の構築を得手としています。
悪くいえば気分屋で、自分の幸せが第一。そのため自己保身のためならドライにもなれます。
基本はやさしい性格なので人の話や相談には耳をきちんと傾けますが、聞くだけで一緒に行動を起こすことはないといえるでしょう。逆に自分に関してはわずかなことでも傷つきやすく、悲劇の主役になりたがる面もあります。
2-5辰年(たつどし)
積極的かつ行動的で、バイタリティにあふれているため常に他人の一歩先を行くことができます。壮大な夢や計画を抱く人が多く、生まれながらにそれをつかみ取る才能と運に恵まれているのが特徴です。
存在感があり、性格は一途で裏表もないことから周りから頼りにされることが多いでしょう。
どんなことでもある程度ならそつなくこなしてしまう能力に恵まれているため、他人に対して上からの物言いをしがちです。そして、才能があるゆえにあまり努力をしない傾向にあります。協調性に注意する必要があるでしょう。
2-6巳年(みどし・へびどし)
ひと言でいうとプライドの塊のようなタイプ。負けん気が人一倍強く、どんな目標の達成にもひたむきな努力を惜しまない粘り強さを持っています。
また、繊細な感性を持ち、美的感覚にすぐれています。向上心も旺盛で理想が高く、自分に厳しい人が多いでしょう。そしてその自分が基準になり、他人にも厳しくなる場合も多々あります。
なにをするにも常に冷静を保ち、気丈な性格が多いのが特徴。また執念深く、嫉妬深いのも特徴です。また、思い込みが激しく自分の勝手な印象で人を判断しがちでもあります。
2-7午年(うまどし)
干支のなかで最も活力に満ちているのが特徴。行動的でやりたいと思ったことを達成する才能にも恵まれています。
性格に裏表がなく素直で明るいため、周りから慕われます。交際範囲も広く幅広い人脈を持つことができ、その人間関係も円満という文句なしの人気者。
せっかちで根気強さに欠ける側面があるため、長期的な目標の達成は不得手のようです。性格も短気で移り気がちのため、恋愛も決まった相手と長続きしない傾向にあります。
基本的にはエネルギッシュといっても、欲張りになりすぎては余裕を失い心身ともに燃え尽きてしまうこともあります。自分のコントロールできる範囲を越えたムリをしないように注意が必要です。
2-8未年(ひつじどし)
見かけはおっとりと穏やかですが、芯の強さにかけては群を抜いています。また、非常な負けず嫌いでもあります。
負けず嫌いなだけでなく頑固でもあるため、ものごとに慎重になりすぎて身動きが取れなくなる場合もあります。
基本的には争いごとを好まない穏やかな性格です。また情に細やかな人柄であり、他人に真摯に接するタイプのため厚い信頼を得られるのが特徴。
地に足をつけた現実主義者でもあり、計画的に物ごとをこなしていきます。恋愛では寂しがり屋でもありちょっとしたことで不安になるので、相手が常に身近にいないといられないタイプです。
2-9申年(さるどし)
個性的で目立ちたがりなので、チヤホヤされるのが大好きな性格が特徴。先々を見通す能力にすぐれ、他人の機微を鋭く読みとることができます。
人づきあいの範囲も広く、人の輪の中心になる素質をもち話術も巧みです。上からの物言いをしがちなため、軽口のつもりで発したひと言で相手を不機嫌にさせてしまうこともあるのが玉に傷といえるでしょう。
好奇心旺盛で行動力にも富んでいるので、さまざまなことにチャレンジしてはあっという間に習得できる器用さにも恵まれています。
その高い習得能力の反面、飽きっぽい性格のために忍耐力や持続力には欠けているといえます。
2-10酉年(とりどし)
非常な凝り性でわずかなことも妥協のできない完璧主義が特徴です。自尊心がとても強いために、本音はごく限られた相手にしか見せないプライドの高さをもっています。
決断力・集中力・行動力・持続力・直観力のいずれにもすぐれ能力の均整のとれている人です。多才といわれるのはそのためでもあるでしょう。
中でもとくに洞察力にすぐれていて客観的なものの見方ができ、論理的な判断がくだせます。
人の面倒見がよく親切な性質で、社交性にも長けています。さらに、目立つための努力も惜しまないのが特徴です。
2-11戌年(いぬどし)
いわれたことには誠実に対応したり忠実に実行したりする、とても真面目で堅実な性格が特徴。さらに律儀な性質のため、恩を受けた相手をとても大切にする傾向があります。
また、愛情深く、弱者に対して手を差し伸べずにはいられないなど親切な面も持ち合わせています。
頑固な側面もあり、一度決めたことは決して曲げなかったり融通がきかず白黒はっきりつけたがったりするタイプです。
誠実な自分こそが「正しい」と思っているフシがあるので、他人の欠点やミスが目につくとわずかなことでも指摘したり批判したりしがちです。そのために自分で自分を疲れさせることにもなりがちなので注意が必要でしょう。
2-12亥年(いどし・いのししどし)
人が好くケンカしてもその場で終わり、尾を引いたり根に持ったりなどはほぼありません。人間関係を重んじ他人を大切にする愛情深い性格が特徴です。
恋愛面では一途で素直なタイプ。好きな気持ちを隠せないので周りには感づかれてしまうようです。ですが、それを直接言葉にすることのできない意思表示の苦手な性質なので、片想いで終わることが多い傾向にあります。
いったん決めたらやり遂げる辛抱強い性格です。挫折とは無縁といってもよいタイプでしょう。
お人好しなのがアダになり、他人を簡単に信じやすく騙されても謝られれば許してしまうのが難点。そのため、同じ人に騙されたり利用されたりすることになりかねないので注意しましょう。
2.干支における相性の見方のポイント5つ
ざっくりとですがひと通りそれぞれの干支の特徴や性格を見てきました。ここではよい相性と悪い相性の見方をご紹介します。
2-1好相性といわれているもの
①支合(しごう)
干支のうち相性のよい2つが結びつくことを指します。性格的に似ている部分や共感できる部分が多いといわれます。初対面で意識し合ったり、意気投合したりするのも非現実的な話ではなく、強い信頼関係が築きやすいでしょう。
そのようにお互いの力を活かしあって物事をスムーズに運べる関係は以下のとおり。
・子⇔丑
・寅⇔亥
・卯⇔戌
・辰⇔酉
・巳⇔申
・午⇔未
②三合(さんごう)
それぞれの干支をひとつにまとめた十二支盤で見た場合、自分の干支から三角形をなす干支同士、順番を数えるなら「自分の干支から4番目と8番目に位置する干支」を指します。お互いの好感度も高く、深く信頼し合うことも可能でしょう。
性格的に自分に足りないものを相手が持っているなどの短所を補い合える相性は以下のとおりです。
・子⇔辰⇔申
・丑⇔巳⇔酉
・寅⇔午⇔戌
・卯⇔未⇔亥
2-2良くない相性といわれているもの
①七冲(しちちゅう)
十二支盤で見た場合に、自分の干支から正反対に位置する干支のこと。順番を数えるなら「自分の干支から6番目の干支」を指します。
その位置が示すように、真逆の性格や価値観を持っているので相容れることができず、反目し合う相性です。それはまるで正面から天敵と対するようなもの。
お互いの長所を潰しあう可能性や互いのよくない面が無条件に気に障る関係でもあるので、もっとも合わないとされている相性です。
そのため、自分から積極的に近づいていかないのが無難といえるでしょう。
・子⇔午
・丑⇔未
・寅⇔申
・卯⇔酉
・辰⇔戌
・巳⇔亥
②六害(ろくがい)
ライバルになりやすい干支ですが、いがみ合いお互いを邪魔し合ってしまう相性です。ただ単に目ざわりな存在同士となってしまう可能性が高く、一緒にいるだけでストレスが溜まったり疲れさせ合ったりの関係に終始するでしょう。
・子⇔未
・丑⇔午
・寅⇔巳
・卯⇔辰
・申⇔亥
・酉⇔戌
③三刑(さんけい)
相手のすることなすこと全てが理解できないなど、不可能レベルでわかり合うことが期待できません。相手の存在を互いにイライラし合う相性ともいえます。そのため相手のよい面をお互いに活かすこともできず、本人たちだけでなく周りにもよくない影響を及ぼすために一緒にいるだけムダな相性といえるかもしれません。
・丑⇔未⇔戌
・寅⇔巳⇔申
・子⇔卯
番外:自刑(じけい)
三刑から漏れている、辰・午・酉・亥を指します。自刑とは文字どおり、「みずからを刑する」ということです。
根気の欠如や他人への過剰な甘え・依存などからみずから自分の可能性を閉じ、チャンスを失うなどのように、自分で自分を悪条件に陥れたり苦しめたりする傾向にあるという意味があります。
・辰⇔辰
・午⇔午
・酉⇔酉
・亥⇔亥
いかがでしたでしょうか。あなたとあなたの気になる彼との干支は、上記のいずれかに当てはまっていたでしょうか? 傾向を押さえ、対策にぜひ活用してみてくださいね。
干支でわかるあなたと彼の相性5つのポイント まとめ
それぞれの干支の特徴や性格をみてきましたが、ご自分に思い当たる部分や納得する部分・心外な部分など、いろいろだったのではないでしょうか。
でも、この記事でご紹介した内容は、あくまで「誕生した年の干支」で見た性格と相性となります。一括りに誰にでも当てはまると断言はできませんし、相性の善し悪しはあなたの心がけ次第で変わります。
ただ、善し悪しや性格の傾向を把握しておくことは、あなたの今後の人づきあいに少なからずの影響を及ぼすことは間違いないでしょう。
重く考えずに「目安として」知っておくことで、あなたの周りの人間関係をよりよくするための対策にお役立てくださいね。