あなたは財布に何を求めますか?財布の材質や色、形・・・特にブランドものは、あなたのモチベーションを上げてくれますよね。
財布はあなたとの相性も含め、風水的に見てみると目から鱗なことをたくさん発見することができます。
あなたは財布を大切に扱っていますか?その財布は大切にしたいと思えるものでしょうか?
お金はエネルギーです。自然なエネルギーであるお金の出入りの保管を任せる財布ですから、よく考えて選びたいものですよね。
今回は風水の観点から、お金というエネルギーを保管する財布がお金にとってより良い居場所となるように、財布の色についてお話しをさせていただきます。
風水で大切だと言われている財布の色、5つの真実
風水で大切な財布の色選び1:バランス
あなたには何色の財布がしっくりくるのでしょうか?色の強さ、光沢の有無、単色か複色かによって財布の持つ印象と力が変わってきます。
単色でインパクトが強い場合、その色の効果が強く出ますし、反対に色が薄ければ曖昧な効果になります。複色の場合、色のバランスが悪ければ持ち歩いていて違和感があったり、散財してしまうことになるかもしれません。
そしてあなたに合う色も考慮に入れた方がよいでしょう。「好き」と「合う」は別物で、流行や謳い文句で財布を選んでしまうと、財布はあなたのためによく働かないかもしれません。
自分の好みの色の財布と、人からのアドバイスをすり合わせてみましょう。
風水で大切な財布の色選び2:属性と色
色にも気質があることをご存知ですか?暖色と寒色は色の明るさを表しますが、色の働きを考えるとより奥深いものがみえてきます。
○色と気質と意味合い
・赤は火の気質: 情熱、元気の源
・青は水の気質: 集中、冷静
・緑は木の気質: 癒し、優しさ
・黄は金の気質: 楽しさ、喜び
・茶は土の気質: 根強さ、我慢強さ
陰陽五行をご存知の方はすぐにピンとくるかもしれませんね。ただ単に色合いが効果を表すだけでなく、その属性が持つ気質が視覚的に見ると色になるということです。
赤と青を混ぜれば紫になりますね。高貴な色といわれ、徳の高い方、役得の高い方が身に着ける色として知られています。
相反する色が調和した色というのは、バランスを取ることができる立ち位置にある色ですから、紫の効能には納得できるのではないでしょうか。
・白は純粋、誠実さを表しますが、何もない状態も表すため、無気力さや殺風景さも意味します。
・黒は沈静、防御を表し、実は縁起が悪いのではなく、強い力を持つ色です。
その他にも様々な色の財布があると思いますが、自分に必要な色、または色の力を取り込み、自分の雰囲気に合う財布の色を選ぶことをお勧めします。
ここで風水的ワンポイントアドバイス。
赤色は火を表し、金を負かします。また青色は水を表し、金を流してしまします。黄色も実は注意が必要な色で、楽天的になりすぎることによって、浪費に拍車がかかってしまうことがあります。
好きな色であっても、実は金運が逃げてしまう色の働きがありますのでご注意ください。
風水で大切な財布の色選び3:素材と色
財布の見た目には色、形、手触り、存在感や雰囲気があって、生き物の皮で作られることが多いですね。その生き物の皮にも象徴とする意味がちゃんとあります。
・牛: 豊かさ、蓄財
・馬: 飛躍、幸福
・蛇: 財運、成長
・ワニ: 大切なものを逃さない
人によって好みがありますし、素材によっては似合う・映える、がありますよね。財布を選ぶ時には、あなたの「現在の状態」に合わせた素材を選ぶことをお勧めします。
・経済的に飛躍したい方は馬皮
・貯蓄したい方は牛皮
・財力を保ちたい方はワニ革
・自営業をされている方は蛇皮
このように持つ方のステータスや年齢によって素材を選ぶと効果的かもしれません。
また素材を選ぶ際、色との兼ね合いも気になるところです。アンバランスな色合いや、不自然な色のものを持つと、自然の摂理に反することになりますのでお勧めしません。
例えば全体に光沢が入ったレインボーから―の財布、ロゴマークがデカデカと入った財布、装飾品がジャラジャラついた財布などです。
あなたの財布はあくまでお金のエネルギーの保管庫です。自然の流れに沿った、お金が一時的に宿にして居心地の良いところにするには、色も素材も考慮に入れる必要があるでしょう。
風水で大切な財布の色選び4:色と相性
なぜ財布は一定期間経つと買い替える必要があるのでしょう?そしてなぜか財布を新調してもすぐに傷み、お金の出入りが激しいことはありませんか?
季節ごとに衣替えをするように、財布もその時期によって必要な色や素材が変化します。それはあなたが成長していることと、あなたの気質が関係するからです。
あなたはご自分がどんな気質を持っているかご存知ですか?色が持つ効能についてお話しした通り、人の気質も色で例えることができます。
○色と気質・性格
・赤: 怒りっぽい、情熱的・盛り上げ役
・青: 切り替えが激しい、深い集中力がある・冷静沈着
・緑: 抜けたところがある、癒し系・寛容的
・黄: 楽天的、明るい・行動的
・紫: プライドが高い、芸術的・品がある
・白: 公正・純粋・潔癖・素直
・黒: 陰気・威厳、まとまりを持たせる、悲哀
人の雰囲気やカラーは色のグラデーションやコンビネーションといえます。どれか1つだけの色で構成されたものばかりだと、世の中は単色の気質のものに溢れ、衝突や勝ち負けだけになってしまいます。
色んな性格があってこそ様々なアイディアもあって、楽しいのではないでしょうか。
あなたの性格や癖は色で表すことができます。ファッショに当てはめると、なるほどこういう雰囲気を演出した方がよいのか、時と場面を考えていつもと違う雰囲気に演出してみようか、という具合になるわけです。
財布に話を戻しますと、財布の色とあなたの本質的な性格や素質、そして現在のあなたの社会的、個人的な状態を三位一体としてみると、似合う・似合わないではなく、しっくりくる色が決まるのです。
風水で大切な財布の色選び5:財布の事情
人によって財布の紐が緩いのか締まっているのか、はたまた紐が長いのか短いのかは異なります。それは経済力、性格、氣の流れの影響などが関係します。
・長財布を選ぶ
著名人で、財布は絶対にお尻のポケットに入れず、背広の胸ポケットに入れるという方がいらっしゃいました。また馬皮の素材で、よく磨いてメンテナンスもされていたそうです。
これは堅苦しく表現すると、「因果応報」の法則が働くためです。自分が大切にするものは、持ち主に幸運をもたらすということです。
・財布の中身
運を良くするために、お札の向きを下向きにする、レシートは入れないなどテクニックがあるようですね。これらの効果は実は好き好みや性格かもしれません。
常に整理整頓をし、完了したもので不要なものは捨てることは当たり前のことです。ただ神経質になるだけで気持ちが伴わない場合は気をつけた方がよいかもしれません。
何事もこれをしたからこうなる、という短絡的な願望は良い結果をもたらさないものです。
・財布の寝床
金庫や通帳と一緒で、財布にも置き場所を作った方が良いかもしれません。背広やバッグに入れっぱなしという方は少なくないはず。
1日使った財布はそのままにせず、特定の場所に保管しましょう。その際に布を用意し、その布の上に財布を置きます。ここで大切なのはその布の色です。
あなたがベッドシーツの色にこだわることと同じで、財布の置き所もよい色で飾ってあげましょう。
1日の忙しさや悪運から解放してあげる意味を込めて、白色、黒色、ゴールド、シルバー、またあなたが本当に好きな色の布を選ぶといいかもしれませんね。
・あなたが考える金運の色
あなたがいつも口にしている「豊かになりたい」という言葉、心の底からそう思っていますか?ニュースやインターネットでよく裕福な人、億万長者を見て馬鹿にしたり、批判する人は要注意です。
これはあなたの潜在意識はお金に対して良いイメージを持っていないからです。潜在意識はすぐに切り替えられるものではなく、育ってきた環境、お母さんのお腹に居た時から体験してきた概念の集合体です。
あなたが持つお金の色の解釈はどういったものでしょうか?
・悪代官が手にする汚い金色のお金
・すぐに出て行ってしまう、白紙に戻るといったお金の色のイメージは黒色、灰色、くすんだ色
・お金を使うことが怖い、罪悪感がある、失うことが怖いなどの負の色は、あなたが嫌いな色
心の底では敵視しているお金の色は、実は黄色や金色、銀色であったりすることがあるのです。お金や富に対するイメージは金運と密接に関係がありますが、私たち人間は矛盾を抱える生き物です。
・口ではお金が欲しいと思いながらお金を嫌っている
・人が豊かになるのが憎らしく意味で羨ましい
・自分が豊かになるイメージがない
財布1つ選ぶのでさえその意識は反映されるため、あなたが財布の色を選ぶ際は、冷静に自分のお金に対する意識を見つめなおすことをお勧めします。
嫌われている人にわざわざ近づかないですよね。自然界の法則もきっとそのように不自然な関係性を持つことはないでしょう。
あなたの持つお金の色は何色ですか?それはお金に好かれる色でしょうか?そしてあなたは本当に豊かになりたいと思っていますか?
財布の色はあなたの意識にも働きかけてくれるため、現在のあなたに必要で、あなたの気質に合った財布の色を選ばれることをお勧めします。
風水で大切だと言われている財布の色、5つの真実 まとめ
1.バランス
2.属性と色
3.色の効能
4.色と相性
5.財布の事情