厄年と聞いてあまり良いイメージを持つ人も少ないように感じます。
ただ、いろいろな人の厄年についての感想を後から伺ってみると、女性としての生き方や物の捉え方が新鮮になったり、気をつけたい事や目標にしたい事などが明確になるようです。
今回の記事はそんな厄年を過ごすにおいて、ぜひ知っておきたいポイントをご紹介します!これから厄年を迎える方や、真っただ中の人、厄年なんてまだまだ先だという人まで、知ってて損はありませんよ。
厄年には人生の転機が訪れる!女性の厄年に知っておきたい7つのこと
その1.女性の厄年はいくつ?
基本的に厄年は数え年で数えます。
数え年をざっくばらんと言うと、お母さんのお腹にいる時を0歳、生まれた時に1歳になるという感じですね。なので、例えば18歳になった人は、数え年でいうと19歳ということになり、厄年にあたります。
ですが、最近は満年齢で行事を行う流れもあるようですので、ご自身のお考えで決められても良いかもしれませんね。
女性の厄年は、19歳、33歳、37歳と言われており、61歳の厄年は男女共通だと考えられています。
特に女性の場合、33歳の厄年が大厄と言われていて、特に気をつける方が良い時期であります。次の章からは、この19歳、33歳、37歳の厄年の意味についてご紹介して参りましょう。
その2.【女性の厄年】19歳の厄年
厄年とは、災厄な事が起きやすい年のことを言います。科学的根拠はありませんが、昔からの経験則や言い伝えにより、このころの年頃には何らかのトラブルや、病気になりやすい傾向が強いので注意しましょうという風習なのですね。
さて、科学的根拠がないと言うことは全く当てにならないのかと言えば、そうでもないんですよ。女性の18歳、19歳の頃と言えば、一昔前であれば結婚する適齢期であったり、出産時期であったりします。人生の中でももっとも大きな波風が立つ時ではないでしょうか。
さらに現代の19歳ころの女性はと言うと、進学、就職、恋にと、目まぐるしい変化がある時で、これまた人生の基盤が完成する時期となります。
また、厄年には語呂合わせがあり、19歳は「重苦」となり、苦しみが重なるという意味合いに受け取れることからもトラブル続きになりやすい時期だとも言われています。
その3.【女性の厄年】33歳の厄年
女性の大厄とされる33歳の厄年は、もっとも注意が必要だとされる時期です。一昔前の感覚で31歳や32歳の女性は、子育て真っ最中でありながら稼業に精を出したり、家を守ったりと無理をし続ける時期でしょう。現在の女性に当てはめると、結婚や出産ピークに当てはまります。
仕事でも責任ある地位になっていたり、仕事と家庭を両立させて頑張る女性も多くいるでしょう。
いろいろな面で33歳の頃の女性は無理を強いられる時期。身体が悲鳴を上げていたり、SOS信号を発していても気づかないまま過ごすことも多くあるので、心身のメンテナンスを心がける時期として本厄は大きな意味を果たすでしょう。
33歳の語呂合わせには「散々」という言葉が当てはめられ、頑張っても頑張っても終わりが見えない現状を表していると思われます
その4.【女性の厄年】37歳の厄年
女性の厄年は、30代に2度訪れます。33歳の次にある厄年は、37歳。
37歳の厄年に気をつけたいのは主に体調面ですね。昔も今も37歳の時期は、女性の身体に大きな変化が訪れるころとなります。
一昔前の37歳の女性は、子育てが一段落するころ。気力だけでは乗り越えられない疲れが身体に出る時期です。現代の女性はと言うと、子育て真っ最中であったり、初産がこの時期になる女性も今ではそんなに珍しいことではありません。
身体的に無理が利かなくなってきたり、病気が見つかったりしやすい時期でもありますし、女性としての身体の機能にも少しずつ変化があるのが目立ってきます。女としてもう一花咲かせたい願望と、日頃の不摂生が押し寄せバイオリズムが乱れがちになるので、注意が十分に必要になるでしょう。
その5.厄年には、「前厄」「本厄」「後厄」がある
女性の厄年は、19歳と33歳と37歳だけかと申しますと、実はそうとも言い切れないのです。
実は厄年の前後の年も気をつけた方が良い年だと考えられており、例えば19歳の厄年を考えると、18歳を前厄、19歳を本厄、20歳を後厄と言い、本厄ほどではないものの、まだまだ気を抜かないようにといった年が続くのですね。
そう考えると女性の30代は厄年だらけということになりそうです。仕事面でも家庭面でも30代の女性は、大忙しでしょう。一生の内でもっとも頑張らなければならない時期が30代だと、厄年を言い換えることができるかもしれませんね。
その6.厄年の女性の過ごし方とは
それでは、厄年をどう具体的に気をつけて過ごせばいいのでしょうか?
一番に言えることは、厄年を重く捉えすぎないということ。厄年だからという思考が強くなりすぎて身動きが取れなかったり、何かをすべき時に行動できずにいるのは、杞憂であり、事態を悪くさせる結果に繋がります。
厄年を快適に過ごすためには、
(1)定期的な健康チェックをする
(2)疲れが溜まり過ぎないようにする
(3)気分転換をする
(4)クヨクヨしない
(5)何でもかんでも厄年のせいにしない
と、このようなことに気をつけてみましょう。
何はともあれ厄年の時期は、身体に変化が起こりやすい時です。少し変だと感じたら無理をしないように、体調がすぐれないようならしっかりとケアするようにしたいですね。
その7.「厄払い」はやった方がいい?
同じ歳の人が厄払いをしたと聞けば、なんだかやらなければならないような気がしますよね。厄払いをした方が良いのかという質問に対しては、「しないで気になるようなら厄払いをした方が断然良い」という答えが妥当かと思います。
信心深い方なら、厄払いをするのはマストでしょうし、厄年自体をあまり気にしないという人なら厄払いをしなくても気に病むことはないかもしれません。
でも日本人気質で言うなら、みんなやるのだからやった方が安心するという考えでも良いと思いますよ。「厄払いをちゃんとしたから」という思いが精神の安定に繋がるのなら、それはそれで実に効果があると判断できますよね。
【まとめ】
女性の厄年に知っておきたいことをまとめてみましたが、いかがでしたか?
厄年には人生の転機が訪れる時期であるという意味を知りました。だからこそ、気を抜かないように気持ちを引き締めて、体調を崩さないようにしなさいという、先人からの知恵と愛が込められていたのですね。
ちなみに、厄払いは、厄年になる前に済ませるのが良いのだそうです。なので、昔は立春を一年の始まりとみなしましたから、厄年の年が明けてから節分までに厄払いをするのが一般的なんだそうです。
神社などで厄落としをするつもりでしたら、前もってお近くの神社での厄年の数え方(満年齢で数えるのか数え年で数えるのか)をチェックしておきましょう。
厄年には人生の転機が訪れる!女性の厄年に知っておきたい7つのこと まとめ
その1.女性の厄年はいくつ?
その2.【女性の厄年】19歳の厄年
その3.【女性の厄年】33歳の厄年
その4.【女性の厄年】37歳の厄年
その5.厄年には、「前厄」「本厄」「後厄」がある
その6.厄年の女性の過ごし方とは
その7.「厄払い」はやった方がいい?