前世の思想は、インドの仏教から生まれています。修行僧たちが瞑想をしている時に、輪廻転生の様子を垣間見たような経験をしたことからその思想が生まれました。あなたも前世の記憶を見ることができれば、思いもつかなかったような生きるヒントが得られるかもしれません。
あなたに生きるヒントをくれる、前世の記憶を思い出す5つのテクニック
【前世を知る子供たちの証言】
5歳未満の子供に前世の記憶があるというケースは世界に沢山あります。中には前世の家族と対面した子供もいるのです。しかし、残念ながらほとんどの人には自分の前世はわかりません。生まれ変わる時に記憶を消されるからだと云われています。
【原因のわからない恐怖感】
現世において溺れた事もないのに、水を異常なほど怖がる人がいます。顔を洗うのさえ恐怖だと言うのです。
窒息するかもしれないという恐れがいつもつきまとい、中にはその恐怖のために、日常生活に支障をきたしてる人もいます。
恐怖の原因は何でしょう?
退行催眠で調べてみると、前世の記憶が蘇り、その水恐怖症の原因は前世での水死だとわかりました。おかしなことに、記憶が蘇り原因がわかった事で、水恐怖症は克服され他のです。
このように、前世の癖や趣味などをそのまま受け継いで生まれ変わってくる人もいるのです。そして、たいていの場合、もし前世にでの出来事が何らかの影響を今世に与えている場合、その原因になっている前世の記憶を思い出すことによって克服されるのです。
【前世を知る事で得られる事】
前世の記憶を思い出す事は必ずしも必要な事ではありません。しかし、理由のわからない恐怖を癒したりする事もあります。また、魂の存在を確信したり、生まれてきた意味を理解したりと、自分の人生に役に立つ事もあるのです。
では、前世の記憶を思い出すためには、どうしたらいいのでしょうか?いくつかの方法がありますのでご紹介します。
〈前世の記憶を思い出すための5つのテクニック〉
▪前世が見える人に自分の前世の記憶を見てもらう
これは、簡単なようで難しい方法です。まず、本当に前世が見えていると思える人を探さなければいけません。しかも、本当に見えているのか確かめようがありません。その人を信頼するしかないでしょう。
▪退行催眠を受け、導いてもらって自分の前世の記憶を見る
これは、前世が見える人を探すよりはまだ容易ですね。口コミやネット上の情報などで退行催眠をしてくれる所が紹介されています。前世を見るのは退行催眠を受ける側ですから、あなたが確証を得やすいのではないでしょうか。
受ける前には、事前に情報を確認して、納得してから受けましょう。
そして、気をつけたいのが「受ける」と決めたからにはその退行催眠を信じること。心の中に疑いがあると催眠の結果はそれを反映してしまいます。退行催眠を行う人が目の前にいても、退行催眠によって前世を見ると決めるのはあなた自身なのです。
そのあなた自身が疑ってしまうと、それは「前世などあるはずがないし、催眠で見えるはずがないから見ない」と意思表示をしているのに等しいのです。
▪退行催眠のCDを聞いて、自分で前世の記憶を見る
退行催眠へと誘導するCDがあります。それを購入して説明書にある通りに行うのです。リラックスできる場所を確保出来れば、後はそのCDを聴くだけですね。
最初は緊張などからうまくいかないことも多々ありますが、何回かこなしているうちにリラックスしてきて、ある日ふっと前世の記憶が見える時があります。
▪夢日記をつけて、夢の中に前世の記憶の断片を探す
実は夢で、前世の記憶を見ている場合があります。しかも何度も見ている場合が多いのです。ただ、夢というのは起きると覚えていない人が多いのが難点ですね。
そのためにも、夢日記を書く事をおすすめします。どんな夢だったか、どんな印象だったか、気になる言葉や数字があったかなど、細かく書いて下さい。前世の場面があるかも知れません。
▪断片的な言葉から前世の記憶を思い起こす
自身で前世を見る方法で退行催眠にも似ていますね。始める前に、深呼吸をしてリラックスしてから行って下さい。楽な姿勢になりましょう。
そして、自分が一番気になる国を選んで下さい。懐かしい気がするとか、魅かれる国を選びます。それから目を閉じてその国を想像して下さい。
次に気になる言葉を選んで下さい。メモか何かに、たくさんのキーワードを書いて、そこから気になる単語を選んでもいいでしょう。
例えばある男性は、イギリスを選びました。そして飛行機も選んだのです。そして飛行機から戦争を連想しました。次に戦争から墜落を連想しました。次に炎、死と頭に単語が浮かびました。その言葉を繋げていったのです。
飛行機、戦争、墜落、炎、死・・・彼は多分自分はイギリス人のパイロットだったのだと思いました。敵に見つかってしまい、飛行機が墜落し炎上してしまったのです。
前世の彼はパイロットであり、墜落して戦死したのだと読み取れます。このように形而上学的な情報から断片的に前世の記憶を思い出すこともできるのです。
【前世の自分と現世の自分】
前世に経験した事が、現世の自分を作っています。前世にやり残した事があった場合、その想いは現世に持ち越されます。つまり、現世の自分が成すべき事がわかってくるのです。
前世において愛する人に裏切られたまま、思いを残して亡くなった場合、現世では、異性を信じられない人になっている可能性があります。また、恋に臆病になっているかもしれません。
もし、現世で愛する人を見つけて恋が成就したなら、その前世の持ち越した問題は解決した事になり、もう同じ思いをしなくなります。このように、前世と現世は繋がっているのです。
【今の人生をより良くするために】
前世に犯した過ち、今世で正した方がいいでしょう。正さないまま今世を終えた場合、更に来世に残ってしまいます。
何回も、同じ問題が起きているのなら、それをクリアしないとまた同じ問題が発生します。そんな経験、あなたにもありませんか?
逃げても解決はしません。より良い人生にするためには、目の前に現れた問題を解決する事です。どんどん嫌な問題を解決していけば、残りは穏やかで幸せな事しか残りません。
前世でやった善行があれば、更に今世で素敵な出来事が起きるかもしれません。身近に、ラッキーな事ばかり起きる人がいたら、その人は前世、たくさんの善い事をしてきた魂の持ち主かもしれませんね。
【来世であれ現生であれ、自分を幸せに出来るのは自分だけです】
もし前世であなたが辛い事にも耐え、たくさんの愛を撒いてきた魂の持ち主だったら、間違いなく現世は愛に満ちた人生になる事でしょう。そして、来世の自分も幸せにしたいなら、この人生でたくさんの愛を与えましょう。
自分の行いは全て自分に降り注ぎます。自分を幸せに出来るのは自分自身なのです。前世を知る事で自分を理解し、より良い人生を送ることができるのです。
あなたに生きるヒントをくれる、前世の記憶を思い出す5つのテクニック
▪前世が見える人に自分の前世の記憶を見てもらう
▪退行催眠を受け、導いてもらって自分の前世の記憶を見る
▪退行催眠のCDを聞いて、自分で前世の記憶を見る
▪夢日記をつけて、夢の中に前世の記憶の断片を探す
▪断片的な言葉から前世の記憶を思い起こす