人から受ける影響力は、凄まじいものがあります。それが良い影響力であるならば良いのですが、残念ながら悪い影響も人は受けやすい性質を持っているものです。
今回は、悪口を言う人の特徴に、スポットライトを当ててみました。
悪口を言わずにいられない人とは、どんな特徴があり、どんな心理状態であるのかを、怖いもの見たさで覗いてみたくはありませんか?
もちろん、相手の心境を知ることで、うまく悪口を聞かされることから逃れるヒントを探してみるのも一興ですよね。
あなたの運気を下げる、悪口を言う人から離れたい7つの理由
口を開けば、「悪口」「愚痴」「不平不満」を並べる人がいますが、この人達は悪口を言うことでしか「幸せ」を感じられないと、信じて疑わない人種なのでしょうか。
確かに、自分の及ばぬ作用のせいで、どうにもふに落ちない事態に対し、誰かに「愚痴」をこぼしたくなる気持ちはわかりますよね。
でも、「悪口」は違います。言う必要のまったくないものですし、言ってもなんのメリットがないものが「悪口」です。
それなのに悪口を言う人は、今日も明日も明後日も悪口を言い続け、聞いてくれる人を毎日毎日、探し続けるでしょう。
あなたがそれに付き合う義理がどこにあるでしょうか?悪口を言う人から離れたいと思うのは、ごく自然な感情であり、自分を守る正しい方法だと思いますよ。
「あなたの運気を下げる、悪口を言う人から離れたい7つの理由」
その1.悪口を言う人の特徴:ストレスが溜まっている
悪口を言う人は、間違いなくストレスを抱えており、今にも破裂しそうな人ばかりでしょう。
ストレスに弱い人、あるいはストレスの発散方法をうまく見つけられていない人と、言い換えても良いかも知れませんね。
自分の中にため込んだストレスという「悪」を、言霊として人に擦り付けるように、「悪口」を言いふらします。
それを受けた方は、気分は落ち込み、どうにも気持ちが悪くなってくるでしょう。ストレス発散のために「悪口」をいう人は、かなり多いですね。
聞き手になることは、相手のサンドバックになって、打たれ続けている状態と変わりませんので、聞き流すようにしてなるべく早急にその場を離れた方が良さそうです。
その2.悪口を言う人の特徴:自分が優位でありたい
悪口を言う人の特徴として、プライドが高い人が多いですね。他人がちょっと秀でたことをすると、たちまち批判根性が持ち上がり、その人を攻撃しようとします。
直接本人に言うならまだしも、姑息な人は周囲にその人の悪口を言いふらします。そうすることで相手の評価を下げて自分を持ち上げようとする魂胆があるわけですが、多くの場合は悪口は嫌われるので、本当の意味で尊敬されることはないでしょう。
つまり、悪口を言う人が望む「優位な立場」は、永遠に手に入れられない結果となります。そんなつまらない話に付き合っている暇は1分、1秒も、勿体ないとしか言えませんね。
その3.悪口を言う人の特徴:悪口を悪いと思っていない
そもそも、悪口を言う人は、悪口を「悪いこと」と思っていないケースが存在します。
「キャラをイジっているだけ」
「かまってあげただけ」
「批評しただけ」
と、こんな風に本人は思っており、せいぜい「愚痴めいたこと」を言っているつもりの人が多いですね。
面白い話をしているつもりで人の悪口を言うため、「やめたほうがいいよ」とアドバイスしても気づいてもらえません。結局は、悪口を言う人自身が気づかないと、理解してもらえない問題なんですよね。
その4.悪口を言う人の特徴:悪意のある策略を持っている
悪口を言う人の中には、変に頭が良く機転が利く人もいます。そんなよく考えられる頭を持っているのならば、もっと他に使う場所がありそうなものですが、悪口を言うことで人をコントロールしようと企てる人がいるから驚きです。
例えば、クラスで気に入らない子がいたとします。そうすると、その気に入らない子のダメなところや、恥ずかしいことなどをあることないこと、周囲の友達に吹き込んで、その子のイメージを貶めようと策略するのです。
巻き込まれた友人たちは、悪意のある策略にハマり、ターゲットの子に対して不信感を持つようになったりするのですね。
その5.悪口を言う人の特徴:悪口を聞く人の悪口も言う
悪口を言う人の話をいつも聞いてあげているのだから、自分は好かれていて安全圏にいると思っていたら大間違いですよ?悪口を言う人は、聞く人が変われば悪口を言うターゲットも変わります。
仲間だったとしても、その場にいなければ悪口の対象になることは十分あり得るわけです。
悪口を聞くだけでも辛いのに、悪口の標的にされるなんて、踏んだり蹴ったりですよね。近寄らないに越したことはありません。
その6.悪口を言う人の特徴:心にある不安を押し付けたい
悪口を言う人の特徴として、「心に不安を抱えている」ということが考えられます。
常に満たされない心、不安、不安定など、とかく精神的にもろい面がある人たちであると言えるでしょう。そしてその心の不安は、自分自身の中にあると気づいておらず、周囲からの影響だと考えている傾向が強いです。
つまり、人から与えられた不安を打ち返すつもりで「悪口」を言うということ。
「あの子、ちょっとキモくない?」
「笑えるんですけど(笑)ありえないよね」
「シカトしちゃおっか」
と、人に対して悪口を言っているつもりでも、本心では、
「私って、変だと思われていないかな」
「私ってつまんないやつじゃないよね」
「私は一人じゃないよね」
と、心細さや不安、淋しさを必死で埋めようとしていることに変わりはありません。
自分の内面に素直にならないかぎり、心の不安から解放されることはないので、「悪口」を言っているうちは、放っておくしか周囲ができることはないでしょう。
その7.悪口を言う人から身を護るための方法
これらの悪口を言う人のサンドバックとなって、聞き手になると、もれなく聞き手のあなた自身も心が荒んでくることになるでしょう。
悪口を言う人は、仲間を求めています。同じように心に不安を抱えて、人を貶めて自分の虚栄心を満足させられる仲間を求めているのです。
そこから逃れられる方法は、ただ一つ。関わらないようにすること。
ただ、ストレートに拒絶してしまっては、相手に牙を向けることと同じになるので、基本ベースは「笑顔をキープ」しましょう。悪口の聞き役にさせられそうになったら、「どうでしょうね。…ちょっとわからないかなぁ」と受け流し、折を見てその場を離れるようにしましょう。
決して言い返したり、非難めいたことを言わない方が無難ですよ。その人を変えられるのは、自分自身だけです。周囲が何をいっても気づく効果は得られないでしょうから。
【まとめ】
人の悪口を言う人の特徴をまとめてみましたがいかがでしたか?もし、あなたの周りに悪口を言う人ばかりだったとしたら、あなたももしかしたら気づかないうちに悪口を言う人になってしまっているのかもしれません。「類は友を呼ぶ」と、言いますからね。
「悪口」言って、悪口を言う人を引き寄せないように注意しましょう。
あなたの運気を下げる、悪口を言う人から離れたい7つの理由 まとめ
その1.悪口を言う人の特徴:ストレスが溜まっている
その2.悪口を言う人の特徴:自分が優位でありたい
その3.悪口を言う人の特徴:悪口を悪いと思っていない
その4.悪口を言う人の特徴:悪意のある策略を持っている
その5.悪口を言う人の特徴:悪口を聞く人の悪口も言う
その6.悪口を言う人の特徴:心にある不安を押し付けたい
その7.悪口を言う人から身を護るための方法