女性は月と密接に関係があります。女性の月経の周期は28~30日、月の周期は28~29.5日と同じようなサイクルです。
また、満月の時に出産が多いと言われています。月の満ち欠けと人体に影響はどのくらいあるのでしょうか?
あなたの知らない月と女性との結びつきの真実がここにあるのです・・・。
満月と出産、スピリチュアルから見た5つのポイント
出産には月の満ち欠けと潮の満ち引きも影響があると言われていますね。月は人体やこの地球の生物にたくさんの影響を与えていますが、特に女性はそれを意識しやすいのかもしれません。
それでは具体的に見ていきましょう。
1.科学的な根拠はない
これからスピリチュアルな話になっていくのですが、大前提としてお伝えしたいのは「科学的な根拠はない」ということです。
人間も自然界の一部で、自然に影響を受けることは明白なのですが、そこに頼り切ってしまうのは危険がつきまとうということです。例えば、満月には交通事故や事件が多いと言われていますが、そのことを短絡的に「月は人間の気持ちを惑わし、興奮させる」などと正当化する理由づけにするのはあまりに強引で危険です。
ただ、この世の中には人間の科学でもわかっていないことがたくさんあり、ただ、解明できていないだけ・・・という可能性もあります。実際、統計としては月と人間のリズムには明らかに関係があると示している証拠がたくさんありますが、まだまだ完全には解明されていないということなのです。
ですので、人間も自然界の一部で影響を受けるけれど、「今日は満月でそういう傾向があるから気をつけよう」もしくは、「満月にはこういう特徴があるんだ。じゃあ、この時期に合わせて計画しよう」というぐらいに、スピリチュアル活用していくのがオススメです。
2.月の周期
始めにも触れましたが、月の周期は28~29.5日。月には月齢といのがありまして、月齢0~月齢29までがあります。それぞれに名前が付いています。
月齢0は「新月(しんげつ)」もしくは「朔(さく)」と言います。
馴染みがあるのは月齢2の「三日月(みかづき)」、月齢14の「満月(まんげつ)」ではないでしょうか?
しかし、満月は別の呼び名を「十五夜(じゅうごや)」と言います。ちょっと違和感がありますよね?月齢が14なのに「十五夜(じゅうごや)」こちらは月齢の数え方が0から始まるからなのです。
月齢15は「十六夜(いざよい)」なのですが、これ以降はあまり聞き慣れない呼び名が続きます。月齢17「居待月(いまちづき)」や月齢18「寝待月(ねまちづき)」月齢19「更待月(ふけまちづき)」。
月齢22の「下弦の月(かげんのつき)」は聞き覚えがありますよね?最後は月齢29「三十日月(みそかづき)」です。
この月齢は、天気予報で耳にすることがあります。その際に「月齢12.5」など小数点がついていることがありますが、これは計算結果によってこのようになるようです。
また、住んでいる地域や時間帯によって変わるので、必ずしも月齢と見え方が一致するわけではないので、だいたいの感覚で覚えていてくださいね。
3.新月の特徴と過ごし方
夜空に月が見えないのが特徴です。スピリチュアルでは、願い事や計画を立てるのにピッタリなのがこの時期と言われています。
身体的には、新陳代謝が良くなって食欲もわく時期です。月の始まりということもあって、何か新しいことを始めるのもオススメです。
4.満月の特徴と過ごし方
まんまるの月が輝いて夜空が明るいのが特徴です。この時期は、計画したことの結果が出たり、完成したり時期です。
欠けることものが無い状況の時です。ですから、逆に何かを取り入れたりするのには向いていない時期です。断食もこの時期がオススメです。
また、この時期は気分が高揚し衝動的な行動に走りやすいです。そんなときだからこそ、月を感じながら静かに穏やかに過ごしましょう。
また、排出の時期です。デトックスはこの時期がオススメです。1.でも触れましたが事故や事件が多いのもこの時期です。月の引力が関係するのかもしれません。悪い方向に引っ張られないように、十二分に注意しましょう。
5.満月と出産との関係
女性の月経周期と月の周期が似ていることは最初にお伝えしていますが、女性の月経が満月の時に始まる方はけっこういます。満月は4.でも触れているとおり、排出の時期なのです。
女性にとっての月経は排出です。体から要らないものを排出します。女性の月経はデトックスのようなものだとも言われています。男性よりも長生きする人が多いのは、月経によって、不要な物を排出しているからかもしれませんね。
実は出産も排出なのです。出産後の女性の肌はすごく綺麗なのですが、出産によって体から不要な物も排出されるようです。
なぜ、満月に出産が多いのか?それには月の引力と潮の満ち引きと密接な関係があると言われています。
海は1日2回、海の高さが違います。一番高い時が満ち潮で低い時が引き引き潮ですね。この高低差が一番高い時を「大潮」と呼びます。この時に陣痛が始まる方が多いのだそうです。その「大潮」が多いのが「満月」で、次に「新月」と言われています。
ちなみに海面の高低は月の引力によっておきていて、月に面している海はいつも満ち潮になるそうです。なぜ、陣痛が「大潮」の時に多いのかは謎が残りますが、一説には羊水と海水の成分が似ているからではないか?ということなのです。
これだけではにわかに信じがたいかもしれませんが、月の影響を受けやすい緯度が低い地域ほど、月に近くなり満月に出産が多いそうです。満月は安産が多いとの言い伝えもありますので、月のパワーは大きいのかもしれませんね。
いかがでしたか?今回は出産をテーマにしましたが、潮の満ち引きは人の人生と密接に関わっていて、人が亡くなる時は引き潮の時が多いと言われています。
月の引力が潮の満ち引きと関係があるのならば、潮の満ち引きと生死に何らかの関わりがある人間も、月に影響を受けていると言えるのではないでしょうか?月を始めとした自然界と上手に付き合いたいですね。
満月と出産、スピリチュアルから見た5つのポイント まとめ
1.科学的な根拠はない
2.月の周期
3.新月の特徴と過ごし方
4.満月の特徴と過ごし方
5.満月と出産との関係