運気アップに欠かせないのが「断捨離」。断捨離とは、不要になったモノを手離すことで執着をも手離すことです。「これは今の私に必要?それとも必要ではない?」と常に問うことを通して、自分自身と向き合きあってみましょう。
葛藤の多い断捨離を実践する7つのポイントをご紹介します。
運気を上げる効果的な断捨離を実践する7つのポイント
ポイント① 懸賞・景品の食器を使っており、素敵な食器はしまってある
意外にやりがちなのがコレです。よく使う食器が食器棚の手前に置いてあって、素敵なお皿や高級なカップ・ソーサーは奥の方にしまっていませんか?大切なお客様に、普段使いの食器でおもてなしするでしょうか?しませんよね。きっと素敵な食器を用意するはずです。
それと同じように、自分自身を大切なお客様のようにもてなしてあげてください。ウットリしてしまうようなティーカップでお茶を飲みましょう。お洒落なお皿でパスタを食べましょう。
ポイント② 「もったいないから」だけではない理由
モノが捨てられない理由に多いのが「もったいない」。「もったいない、いつか使うかもしれない」からもう一歩踏み込んでください。「これは、今、必要ですか?」と自分に問いかけましょう。
答えが「いいえ」でしたら、「では、これはいつ使うものか分かっていますか?」と問いかけます。季節家電などがこれに該当しますね。さらに、フォーマルウェアのようにいつ使うかは分からないけれど「目的がはっきりしている」ものかを確認しましょう。
上記のどれにも当てはまらないモノは「いつ、何のために使うか曖昧なもの」です。つまり、あなたのところに在っても出番がないのです。淀んだ水が腐るように、淀んだ空気がカビを生えさせるように、循環しないということはそれだけで不運を呼ぶのです。
ポイント③ 欠乏感や不安の裏返し
本棚を見てみましょう。「お金がすぐ溜まる!」「豊かさを引き寄せる!」などの本が多ければ、金銭面に対する不安の表れです。料理本やレシピ本が多い人は、料理下手がコンプレックスではありませんか?
キッチンには使っていない調理器具がたくさんありませんか?部屋にはダイエットグッズばかり増えていませんか?欠乏や不安を感じる対象に関するモノを所有することで、安心感を得ようとしているのです。
「痩せたら着ようと思っている服」は、痩せたい願望と痩せられない言い訳の象徴です。昔の彼氏からのプレゼントは「大事にされたい」という願望、つまり「今は大事にされていない」と感じる欠乏感の表れかもしれません。
ポイント④ 段階を踏んで捨てる
必要ないのは分かっているのだけど、なかなか捨てがたい。そんな時は段ボールに半年間だけ保管する方法もあります。半年後にその段ボールを開けていなかったら、それは捨てても差しさわりの無いものです。
洋服も、「昨年は着なかったけれど、今年こそは着るかもしれない」という気持ちから捨てられないケースも多いと思います。次の衣替えの時にもその服を着なかったら、やはり着ない服なのです。手離しましょう。
また、後でやろうと思ったまま捨てずにいる不用品は早く処分しましょう。「後でやろう」とラベルを貼った時点ですでに上記の段ボールに入っていることになるからです。
また、その対象の運気が下がります。例えば、古くなった化粧品やマッサージオイルなどは肌にも悪影響ですし、美容運が下がります。
ポイント⑤ そのモノにどんな感情を抱くか
「あまり似合っていなくて全く着ていないワンピース。でもハイブランドだし、高かったし、もったいないし」と、眠ったままの服。その服を見たときに感じるその感情は素敵な響きを持っていますか?ポジティブですか?
違いますよね。どちらかと言えばネガティブな感情を思い起こさせたはずです。つまり、そのワンピースはネガティブ・スイッチになっているのです。自分の大好きなモノだけに囲まれて暮らすと、自分をポジティブにしてくれます。自分をネガティブにしたり、怒りを思い出させるものを取っておくメリットは何もありません。
ポイント⑥ 入り口から減らす、厳選する
本当に欲しいモノ・必要なモノだけを買うようにし、そもそも必要以上にモノを増やさない。これが断捨離の断です。入ってくるモノを厳選すればおのずと出ていくモノが減ります。お金もムダになりませんし、行動と思考にメリハリが付きます。
何か必要なモノがあってそれを購入するとき、思い出していただきたいことがふたつあります。まずひとつめは、ポイント①で書いた内容です。大切な人にそのモノをプレゼントするとしたら、どこで買いますか?
ふたつめは、それを捨てるときのことを想像してください。それはプラスチックですか?鉄ですか?分解できますか?ゴミに出しやすいですか?リサイクルショップに持って行けますか?
このふたつを思い出すことで、「買い方」が変わります。
ポイント⑦ 執着や欲望から離れる
「足るを知る」という言葉がありますが、断捨離を続けていくと執着が薄くなります。これが断捨離の離です。断捨離の考えは人間関係にも活かせます。あなたはその人と一緒にいて本当に幸せですか?ポジティブな気持ちになれますか?
「週末に会える人が減るのは寂しい」という関係ならば、「もったいない」と言って捨てられない服と同じです。「かっこいいし、なかなか出会いもないし」という気持ちでいるなら、ポイント⑤を振り返ってみてください。その関係を思うときのあなたはワクワクしていますか?
運気を上げる効果的な断捨離を実践する7つのポイント まとめ
断捨離と言うと、「捨てる」ことに注目しがちですが、「本当に欲しいものは何か?」を自分に問いかけることが大切です。不必要なエネルギーから解放され、本質的に豊かに生きることを目指して断捨離にチャレンジしてみましょう。