引っ越しを考えて新築の家を購入するとなれば、気になるのが「風水でみる良い間取りとはどんなものか?」ではないでしょうか?
風水やスピリチュアルなことはあまり気にしない人でも、良い雰囲気の住みやすい家であってほしいと思うものです。
風水を100%信じ込む・・・とまではいかなくても、ちょっと気にするだけで良い運気の家に巡り合えば、その後の人生が大きく変わります。
今回は、風水で簡単に知ることができる理想の方位と間取りについて、ご紹介します。
風水の理想の間取りは?生活しやすい環境を手に入れる7つのポイント
その1.風水では、日当たりと風通しは考慮されないことを知るべし!
風水を取り入れてよい間取りの家を探すにあたり、知っておいて欲しいことは、「風水には日当たりや風通しなどの、生活環境として大切なことが考慮されていない」ということです。
風水的に完璧な間取りを新築の図面に取り入れたとしても、リビングの日当たりが最悪であったり、キッチンの風通しが悪くて、とても使いづらい家になってしまっては元も子もありません。
生活動線もしっかり考慮して、プロの意見や人生の先輩の意見などをしっかりと聞いておくことが大切になります。
風水の欠点とも言える日当たりや風通しの面を踏まえたうえで、風水的吉方位も踏まえていく。こうすることで、より良い生活環境が手に入れられるのです。
その2.間取りで重要視するべきは3つ、「玄関」「キッチン」「寝室」
風水的にもっとも重要視されている間取りは、「玄関」と「キッチン」、そして「寝室」です。
玄関は、その家に良い運気を呼び込む大切な入口。家の運気そのものを左右しますので、もっとも気にした方がよい場所です。
キッチンは、家族のエネルギーを司る場所。火と水という相対するものを扱う場所ですから、間取りは慎重に選んだ方がよいでしょう。
そして寝室。こちらは家に居る間、もっとも長くいる場所と言っても過言ではありません。寝ている間に潜在意識が活発になる場所でもあるので、慎重に選びたいところです。
その3.風水で良しとされる玄関の方角
玄関の間取りをチェックするにあたり、考えるべきことは「気が通りやすいかどうか」ということ。なるべく吉方位に位置する間取りを選んだ方が良いですね。
玄関の吉方位とは、「東、南東、南」です。「西、西北」も悪くはありません。
反対に玄関が「鬼門」にあたると運気が下がると言いますので注意したいですね。鬼門とは、「北東」のことを言います。さらに裏鬼門といって「南西」も良くない方位と言われています。
その4.風水で良しとされるキッチンの方角
キッチンはその家のパワーを生み出す場所ですから、やはり大切な場所です。住みやすさや使いやすさを一番に考慮すべきところなので、明るさや風通しを重要視して間取りを考えましょう。
風水的な吉方位は「東、南東、北西」になります。西側にあるキッチンや、南西にあるキッチンは「熱がこもりやすい」と言われており、食べ物が腐りやすく健康を損ないやすいと言われています。
換気の行き届いたキッチンが良い反面、寒すぎては居心地も悪く、主婦の健康も損ないやすいでしょう。
その5.風水で良しとされる寝室の方角
人生の三分の一は寝て過ごすと言われていますから、寝室が風水的に重要視される場所であるのを納得していただけると思います。
寝室の方角そのものも大切ですが、ベッドの位置が重要だとも言えます。
間取りとして寝室の吉方位となるのが、「北、東、南西」です。寒い地域に住む人にとっては北側の寝室はあまり良くない間取りです。
静かで落ち着ける場所であることが重要視される寝室。生活音がなるべく響かない間取りになっていることが理想でしょう。
特に西日が入る寝室は、安眠できないと言われていますので、できれば西側の寝室を避けるか、遮光カーテンなどでしっかり対策するのが良いでしょう。
その6.玄関からすぐ見える階段ってどう?
マンションの間取りならば考えなくても良いことですが、一軒家の間取りで気になるのが階段の位置です。玄関を開けるとすぐに階段がある家が結構ありますが、風水的な家相ではあまりおすすめできる間取りとは言えません。
玄関から入った運気が階段を通って2階に流れていくため、1階の運気がよどみやすいと考えられるのです。
家全体の運気のバランスが悪くなってしまい、「なんだか住みにくい」「落ち着かない」「休んだ気がしない」などという家になりやすいと言われています。
その7.トイレやお風呂ってどこにあればいいの?
トイレやお風呂といった水回りに関しての間取りも気になりますよね。
トイレに関しては、トイレ自体が汚れを流す場所と考えられるので、どこにあっても良くない場所と捉えられます。だからこそ、特に清潔にしておかなければならない場所なんですね。
なので、トイレがあればよい方角というものは存在しませんが、置かない方が良いという方角は存在します。「北東」(鬼門)「南西」(裏鬼門)には、トイレを配置しないでおきましょう。
お風呂に関して言うと、風水以前に「湿気やすい場所」ですから通気が良い場所を考慮に入れるべきですよね。
「北、東、西、南東」にあるお風呂は、良い方角と言われています。
トイレと同じく、「北東」(鬼門)「南西」(裏鬼門)には、お風呂も配置しない方が無難です。
【まとめ】
風水による理想の間取りはいかがでしたか?理想というだけあって、なかなかすべてを叶えたような間取りを持つ家を手に入れることはとても難しいことです。
たとえ風水的に素晴らしい間取りの家を手に入れたとしても、しっかりと手入れをして清潔に保ってあげないとせっかく良い運気の家も、どんどん気がよどんで、運気を下げてしまう可能性もあります。
逆に言えば、多少間取りに難があったとしても住む人が手を尽くしてあげることで、グッと住みよい家に変貌することもあります。
風水でも、清潔に保つことが一番の運気を上げる方法だと言いますから、良い間取りを見つけただけで満足しないようにしましょうね♪
風水の理想の間取りは?生活しやすい環境を手に入れる7つのポイント まとめ
その1.風水では、日当たりと風通しは考慮されないことを知るべし!
その2.間取りで重要視するべきは3つ、「玄関」「キッチン」「寝室」
その3.風水で良しとされる玄関の方角
その4.風水で良しとされるキッチンの方角
その5.風水で良しとされる寝室の方角
その6.玄関からすぐ見える階段ってどう?
その7.トイレやお風呂ってどこにあればいいの?