あなたが人を見て、魅力的に見える人の特徴はどんなことでしょうか?
仕事や趣味、人との関わり合いの中で私たちは自己表現していますが、その自己表現の中に生き方や考え方や感じ方が反映され、自分に対する信頼と自信があるのです。
今回は人生を豊かに楽しく生きるために、自分に自信を持つ7つのポイントをご紹介します。
人生を大きく変えてくれる自信を持つ方法ベスト7
人の振る舞いは心の表れですから、あなたが自分に自信がなければ、それは相手に伝わります。何が起きても自分を裏切らないスタンスでいると、楽観的で冷静でいることができます。
1.「好き」こそあなたの自信となれ
あなたに力を与えてくれるものは、得意分野や趣味、楽しみではないでしょうか?人によって異なりますが、私たちが自信を持てるものは「好き」なものであることが多いのです。
なぜあの人のプレゼンテーションやスピーチはわかりやすいのか。その人は「人に伝える」ことに「達成感」を覚え、満足感を感じているように思える。
それは好きな人ができたら、原因を尋ねられても「好きだから」と答えるしかないことと同じかもしれませんね。
あなたにとっての「好き」が増えれば増えるほど、あなたの人生は楽しく、豊かになり、人に伝えたくなることが多くなります。
誰かと比べられることを恐れずに、あなたが心の底からやりたいと思えることを素直に始めたら、その達成感はあなたに自信を与えてくれることでしょう。
最初は小さいアクションで構いません。純粋に好きなことを始めて見るのです。大きいことにつながるとは思えなくても、「今日は●●●を食べたいな」と思えばそうしましょう。
好きなことをするとはそういうことです。
2.「嫌な人と苦手な人」ほど成長させてくれる
人格否定される場合は別として、あなたと違う意見を持つ人の存在は貴重です。自分が培ってきた考えや感じ方は、あなた個人の環境や経験がベースになっています。
そこに一石を投じる人は表面的には嫌な人に思えますが、実はあなたの芯がブレていないかを確かめさせてくれる存在である場合があり、ありがたい存在です。
敢えて争ったり対決する必要はありませんが、調子の良い時ほど浮足立ってしまうもの。そんな時に自分の考えを調整するために、普段「合わない」と感じる人と向き合ってみてはいかがでしょうか。
長年仕えてきた師匠、先生、仕事場の上司や先輩などをを思い浮かべてみてください。その人は常に人に対して高圧的でしょうか?全ての人に対して嫌な態度を取るでしょうか?多くの場合は違うはずです。
その人にとっての幸せや好きな人、大切な存在があって、それらを守り、自分を表現しているだけかもしれません。
あなたにとって苦手であり、嫌である人も、あなたが受け取り方を変えると、あなたの中でその人には「役割」が生まれます。
その人に求めるのではなく、あなたが「解釈」することであなたの苛立ちや不安は薄らぐでしょう。
そしてその苦手な人を通して、あなたの志の良さを再発見することになるかもしれません。自信を持つことは、自分を発見することなのかもしれませんね。
3.自分自身こそが最大の味方
最高の、そして最大の味方は自分自身です。例え家族がどんなに協力的でも、あなたが何かを決断する時には、後ろで帰りを待ち応援することしかできません。
それは自分の人生を生きる「自由」であり「義務」だからです。
あなたにとってより良い選択をし、より良い人生を導くのはあなたの心です。しかしあなたが自分のことを卑下し、自己否定する癖や悲観的な考え方をしていたらどうでしょうか?
あなたの足を引っ張るのは他人よりも自分、ということになります。
まだ起きてもいないことに不安を抱き、挑戦することを恐れ、行動することを諦めてしまえば、あなたの成長を止まってしまいます。
失敗してもいいからやってみると、成長に繫がる。その挑戦自体が成功です。まずはあなたが選ぶ全てのことに動機を持ち、その選択をする自分を信じてください。
あなたがご自分を信じないで、いくら多くの人があなたを励まそうとしてもあなたは聞き入れなければ、せっかくのチャンスと成長は逃げてしまいます。
色んなことが四方八方からやってくる人生の中、あなたをコントロールし、あなたの一番の理解者になれるのはあなたしかいません。
誰かに頼る前にご自分を信じ、頼ることができれば千人力であることは間違いありません。
4.孤独な時間を活用する
自由と孤独は一心同体です。あなたがリラックスしたり、休んだりする時間は肉体的にも精神的にも必要不可欠な時間であり空間です。
疲れていても、スケジュールをいっぱいにしていないと不安だというのは、独りになるのが怖いという人が多いようです。
人との交流は確かに大切ですが、インプットを繰り返したところで、心身ともに疲弊していれば吸収率が悪いものです。
次に誰かに会う時までにこれを用意しておきたい、何かを自慢できるまでの時間を空けておく、自分磨きの時間を設けることは、刺激的でありながら癒しにもなります。
一日の出来事を反芻する時間や閃きを待つ時間、何もしない時間というのはあなたにとって特別な時間です。
一人だからこそできることが沢山あって、言葉は悪いですが、人はその機会を奪うことがあります。気乗りしない時に出かけて後悔した、というのはその典型ではないでしょうか。
人は孤独であるからこそあらゆるものを共有し、交換し、融合させることができます。そのことに気づかずに、外界との繫がりがないことを惨めだと思うのなら、それは錯覚です。
時間は有限ですが、あなたの可能性と選択肢は無限です。あなたにとっての孤独は将来にとって有意義な時間や成長を促すものなのです。
5.自分の癖に気づいて自信に繋げる
「癖」という言葉はまとわりつくような響きがあります。例えば、潔癖症、浪費癖、癖毛などは少し手直しするだけでは元に戻らないような感じがします。
そんな癖の中であなたが周りの人に影響を与える癖とはどのようなものでしょうか?その答えは周りの反応や、自分の周りにどんな人が集まっているかを考えてみればわかります、
あなたにとって都合の悪い人ばかり集まっている。あなたにとって都合は良いけれど、深い人間関係を築けない。
はたまたあなたにとって、なぜかいつも新しいものを教えてくれる人がいたり、親身になってくれる人がいたりする。
この2つの結果は大きく違いますが、根本には何の違いもありません。ただ単にあなたが人に与えているものが返ってきているだけです。それが因果応報と呼ばれるところの所以です。
その原因となるのは実はあなたの「癖」なのです。あなたの「癖」が行動パターンを決めて、それが最終的に周りに呼び寄せる人を決めてしまいます。
自分のこだわりやいつもの振る舞いがどのような結果をもたらすかを考えてみてもいいでしょう。そこに何か共通の癖があり、それに気づき、直すことができれば、あなたの癖は生まれ変わり、あなたにとってプラスに働くものになり、生き方自体に自信が持てるようになります。
そして違って人を惹きつけるでしょう。
6.両極端な状態からバランスを取る
人生がジェットコースターのようであることは、みなさんが体験的によくご存知だと思います。良い景色を見ることもあればそうでもない時もある。
有頂天になった時の幸福感と、どん底まで落ちた失望感はその振れ幅の違いにショックを受けるものです。
そしてそのどちらからも経験して学び、成長することができます。
あなたが身体的、精神的、経済的に余裕がある時に達成できることや生きていてよかったと実感すること。あなたが何もできなくなった時に、それまで味わうことがなかった孤独や失望の中もがき苦しむこと。
その両端であなたは何を見つけるでしょうか?
良い時には用心を、悪い時には辛抱を、といわれるのは、どんな状況であろうとも律することを忘れてはいけない、ということだと思います。
あなたがもしそのどちらかの状況に立たされている、もしくは傾いているとすれば、ご自分のためにバランスを取る心がけが必要になります。
特にそれが苦境なのであれば、あなたの気持ちは強烈にネガティブな側面に向いてしまっています。そんな時は意識的に視線を外して見る・・・それだけで物事の展開が変わってくるのです。
精神的なバランスが取れてくるわけですね。
人生は予測できません。あなたが人生の中で両極端の状況を経験したのなら、その時に味わったことを「活かし続ける」ことが大切です。
あなたの振る舞いや姿勢にそれらの経験と感情が滲み出るものですし、あなただけの唯一無二のものです。人と比べることができるようなものではなく、それこそが本当の自信となるのです。
7.人のためにできることが自信になる
あなたには世話好きな一面がありますか?全くないという方はいないと思います。大切な人や周りの人だけに手の内を見せる人もいれば、多くの人に手を差し伸べる人もいます。
その違いはさておき、その行動の元には人のために何かをしたいという欲求だと思いませんか?誰かのために何かをすることが自分の幸せや欲求を満たすことにつながることがあります。
結果的にあなたが自然と提供できることが誰かを喜ばせることになれば、あなたには自信がつきます。
誰かのためになる自分を発見することや、誰かを笑顔にできるということに気づくと、やる気が出るものです。
あなたの性格、仕事ぶり、家庭内での役割は意外と他の人によく見られています。人の評価は時として受け入れづらいことがありますが、その分正直であり、褒めてもらえることは参考になります。
あなたの自信は自分で思うところから生まれるだけでなく、人の言葉や行動で発見できることがあるということです。
あなたの自然体の姿や、生きる指針、言動は人を幸せにしたり、刺激したりする可能性を秘めています。
あなたが人に何かをしてあげたいと思う心や、喜ばせたいという衝動はきっと誰かのためになるとともに、あなたが自分に与える成長の種のようなものではないでしょうか。
自信は何もしないところからは生まれないといわれます。実際のところ自信を咲かせるためには行動することが必要ですね。
人生を大きく変えてくれる自信を持つ方法 ベスト7 まとめ
1.「好き」は自信を生む
2.嫌な人や苦手の人の教訓
3.あなたを味方につければ自信になる
4.孤独は自信へと繋げる時空間
5.あなたの癖が自信に繋がる
6.自信は極端を経て見つかる
7.人のためにできることを自信にする