あなたの人生はなにで決まると思いますか? 「顔?」「親?」それとも「仕事?」
みんな、それぞれに正解ではありますが、もっと根本的なことを言うと、あなたの人生はあなたの考え方次第でほぼ決まってしまいます。
今回は、あなたにとって理想の人生を掴むために脳を活性化する5つのメゾットをご紹介したいと思います。それではスタートしましょう♪
あなたの考えが人生を作り出す!脳を活性化する5つのメソッド
その1.脳に悪い習慣を控えましょう
ストレス解消のためにやっていることが、脳にとっては負担になっていたり、脳にダメージを与えてしまう場合があります。なんでも「過ぎたるは猶及ばざるが如し」という事を忘れないでくださいね。
ここでは、3つの悪習慣を例にお話を進めてみます。
(1)睡眠不足
脳は、記憶を整理するために睡眠を必要としています。その睡眠が足らなくなれば、脳の中で物事をきちんと整理できない状態が続き、記憶する力や、思考能力が落ちる結果を招いてしまいます。
睡眠の必要量は、人によって様々ですが一般的には6時間から7時間半ほどとれればいいそうです。
(2)アルコールの摂り過ぎ
アルコールは、脳に記憶する妨害をしてしまう可能性があります。適度のアルコールはストレスを解消したり、人とのコミュニケーションを円滑にしたり、感情を表面化しやすくなるメリットもありますが、やはり摂り過ぎは心身ともに良くない結果をもたらせます。
記憶に関してはお酒は害でしかなく、せっかく勉強を一生懸命しても、その後にお酒を飲んでしまっては記憶に定着することが難しくなります。たまの休日に楽しむお酒は別として、平日の飲酒は控えるといいかもしれませんね。
(3)テレビ、動画、パソコンなどの見過ぎ
大好きなドラマや映画を集中して観るという事でしたら、脳へのご褒美となるため良いことだと思われます。ですが、ただダラダラと流れる映像を見ていたり、特に興味もないのに時間を潰すように見るテレビなどは、脳に悪い影響を与えます。
情報をただ与えられ、それを見る状態が長く続くと、脳の思考能力を鈍らせ、知ったことだけである程度満足してしまい、それ以上の思考や、行動する力を阻害してしまう危険性があります。
自分が欲しい情報を、自分から学ぶような姿勢を持つことが、脳を活性化するために必要となります。
その2.脳に良い食べ物を摂取しましょう
脳を活性化させるためには、脳に必要な栄養を与えてあげることが有効手段になります。筋トレする時も、筋肉の元になる良質のたんぱく質を摂るように気をつけますよね。それと同じことが脳にも考えられます。
脳に良い食べ物は沢山ありますが、ここでは例として3つほど紹介しておきますね。
(1)ほうれん草
カリウムを豊富に含み、脳内の神経伝達物質の働きを潤滑にする役割をしてくれます。また、最近注目されている「ルテイン」という成分も多く含んでいるため、情報収集に欠かせない目の疲れを癒してくれます。
(2)青魚
「魚は頭が良くなる」と言われるように、青魚にはDHAがたくさん含まれており、脳内神経ネットワークの形成を手助けしてくれる働きがあります。
(3)納豆
納豆の主な原料は大豆ですが、これにはレシチンが豊富で、脳の細胞間脂質を作る元になります。そして、納豆菌が作り出すナットウキナーゼという酵素は、脳内の血流を良くしてくれる働きがあるため、脳が活性化する手助けをしてくれます。
その3.右脳左脳の両方をバランスよく使うには
通常の生活をしていると、どうしても左脳を使う機会が多くなりがちになります。そのため、右脳に刺激を与える機会が少なくなり、脳内のバランスが偏っている可能性があるのですね。
そのような場合は、右脳を刺激するようなことをしましょう。例えば、利き手と逆の手を使ってみるとか、絵を描いたリ鑑賞したりして、イメージ力を高めることもよい右脳の運動になります。
興味のあるドラマを観たり、本を読むことでイメージを盛んにすることも、右脳への良い刺激となります。
その4.記憶を強化するコツ
脳を活性化することは、記憶力を鍛えることでも可能となります。物事を理解したり、習得することにかけても記憶力は必要になりますから、ぜひトレーニングするようにしましょう。
記憶力を鍛えるには、次の3つの方法があります。
(1)手と口を有効に使いながら覚える
記憶や思考に深く関りがある神経が密集している部分が、手と口なのだそうです。つまり、この部分を刺激しながら脳を使うと効率が上がると言われています。
ガムを噛んだり、参考書などを読みながら線を引くなどは、とても効果的な記憶の仕方になるんですって。
漢字を覚えるためにノートに書き取りなどをするのも理にかなった方法だと言えるのですね。
(2)いつもと違う環境で覚える
脳は、マンネリ化を嫌います。いつもと同じ机に向かって勉強するよりも、お洒落なカフェで勉強した方がはかどった経験などありませんか?
また、記憶したいから何時間もぶっ通しで勉強し続けることも逆効果な場合があります。それよりも、時間を区切って一生懸命集中した後、散歩に出かけて脳をリラックスさせたりすると、活性化しやすくなりますよ。
あと、文章だけのものを読むよりも、イラストや画像があるものの方が刺激が強く、記憶にも残りやすいとされていますので、参考書などを選ぶときは、図解が多いものにするなどの目安にするといいかもしれませんね。
(3)覚えるなら寝る前が有効
記憶と睡眠には、密接な関係があります。記憶したものは、睡眠中に脳内で整理され、必要なものは残し、不必要なものは忘れるようにできています。
それを利用して、寝る前にイメージを先行にして、覚えたいものを次々と眺めるようにインプットしていきます。そして覚えるのは夢の中で整理しながら覚えるという、魔法のような記憶術もあるようです。
その5.朝から昼までは脳のゴールデンタイム
記憶をするには寝る前が良いと書きましたが、思考するには午前中がもっとも適していると言われています。朝はどうにもやる気がでない、何をするにも億劫なんて人は、脳が活性化できていない人とも言い換えることができそうですね。
「早起きは三文の徳」ということわざは、脳の活性化にも有効なようで、資格取得のための勉強や、企画書をまとめたりするのは午前中にした方が良さそうです。
早起きをして、日の光を受けることで脳を覚醒させます。脳に刺激を与えるには「美味しい朝食」が手っ取り早く、とても良い効果を与えます。
さらに、気候がよければ散歩などをして軽い運動をすることは、脳と身体両方に良い刺激を与えることができますね。そうすることで脳を十分に活性化して仕事に取り組むと、とても効率よく良い結果がでると言われています。
【まとめ】
いかがでしたか?今回の脳を活性化させる5つのメゾットは、なるべく身近で取り組みやすいものを集めてみました。すぐにでも試せるものばかりでしたよね。全部をまとめてトライするのはさすがに大変だと思いますが、自分にでもできそうなものから、初めてみてください。
最後に、脳は快楽がとても好きです。脳にとっての快楽とは、「楽しい事」「面白い事」「初めての事」に、触れたり、遭遇することです。
例えば、旅行したり、美味しいものを食べたり、笑ったり、大きな声を出してみたりすることは、とても良い脳への刺激がありますよ。ぜひ、それらも取り入れて、あなたの人生がより良いものになるように努力してみて下さい。
あなたの考えが人生を作り出す!脳を活性化する5つのメソッド まとめ
その1.脳に悪い習慣を控えましょう
その2.脳に良い食べ物を摂取しましょう
その3.右脳左脳の両方をバランスよく使うには
その4.記憶を強化するコツ
その5.朝から昼までは脳のゴールデンタイム