どうしてもやる気が起きない。やる気をなくしてしまう。こういったことを誰しもが経験します。
では、なぜやる気が起きないのか、というのをこれから考えていきます。
「やる気がおきない」のはそれがとても「めんどくさいもの」だから、または「何か落ち込むことがあって」気持ちが這い上がっていない状態であることが多いのです。
そんな悩みを抱えている人のためにこれからステップを紹介します。
やる気が起きないのはなぜ?モチベーションを上げる5つのステップ
仕事とかしていたりしてあまりプライベートの時間がないと、ふと「なんでこんなにあくせくと自分を犠牲にして働いてるんだろう?」「安い給料で毎日怒られて真面目にやってられない」考えてしまいます。
そういった「評価に見合った対価の労働」とか「自分の時間」がないと、機械でない私達は小さい不満が募りに募って爆発することがあります。
そして、自分を正当化するために「やる気ない仲間」を増やそうと誘惑をしていき、一生懸命働いている人を「そんなにやる気だ慕って意味ないうよ~」「適当に過ごそうよ~」と手招きして、隙あらば仲間へといれてしまっています。
でもそんな簡単にやる気出せるわけがないのが人間の性というものです。辛いものは「辛い」し、疲れているものは「疲れている」だから「やる気も出てこない」。
不満がありすぎて「己を捨てきれない」というものです。
でも、こういったものは明らかに原因がある場合が多く、そこを解消すればだいぶ緩和されることがあるのです。今回はそんなケースを見ていきましょう。
■やる気が起きない時のスイッチ1:まずは基本として「生活習慣の見直し」を
人間の健康のために推奨されている睡眠時間は7時間と言われています。質の良い睡眠は、良い健康状態の基本ということです。
確かに睡眠不足だと体もなんとなく「だるい」「疲れが取れない」と感じて、体がまだ休息を必要としているというサインが現れます。休めるときは「しっかりと休む」ことが大事です。
また、日常生活の「食事」にも気を付ける必要があります。
好き嫌いがあまりに過ぎると「体にも悪い」し健康に「害がある」ので、最終的にそれは「精神にも影響を及ぼす」ことになります。
事実、アメリカではインスタントラーメンばかり食べて育った子供は感情のコントロールが効きにくく、激高しやすい、切れやすいという研究結果もあります。
このように、食事と私達の精神には密接に関係した面があるのです。あまりジャンクフードやカロリー高いもの、ダイエットだからと極度の食事制限は脳が働かなくなり、仕事のミスに繋がります。
現に、この記事の筆者である私自身もコールセンタースタッフとして毎日何十件というお客様の電話対応をしています。
時には100件近くの電話を1人でとることがりますが、ある日、飲みもを買い物し忘れてしまい、持っていたペットボトルの水を1本飲み干してしまいました。
でも相変わらず喉は乾いていて、それでももう手持ちの水はないので水分不足になり、体が徐々にだるくなってきて、気力が低下していきました。
すると、ミスが連続し始め、「これはいけない」と思い、少し落ち着いた隙にペットボトルの水を買いに行って、徐々に回復していったということがあります。
体の中に入れるものは、最終的には自分の心につながるのです。
■やる気が起きない時のスイッチ2:自分の時間を作る
いくら仕事をしてお金をもらわなければいけないからといって、プライベートまでないがしろにすることはありません。
こうして仕事に自分を犠牲にしすぎた人が「やる気をなくしていき、やがて鬱になる」というケースが多いのです。
新聞やTVでもよく取り上げられている若い人に多い「鬱病」は、「ゆとり教育」やその人の環境よりも、「ブラック企業」と言われる環境の会社に原因があります。
そんな人たちになるのを防ぐためにも休みの日は「家でゆっくりと…」もいいですが、少しは「お出かけ」をしてみましょう。
太陽の光を浴びるのもエネルギーをもらえるようで時にはいいものですし、新しい「欲しいもの」に巡り合ったり、気分のリフレッシュにもなります。
「光合成しないとしおれてしまう植物じゃないんだから・・・」と思った方、これはバカにはできません。
実は昔「本当にあった怖い家庭の医学」というビート・たけしさんの番組で紹介されていたのですが、人間は「太陽の光を浴びないと体の骨などが徐々にもろくなる」そうです。
これはスピリチュアル系な面でも美輪明宏さんがアドバイスとしてお話しています。「太陽の光を浴びて、そのエネルギーを体にまとう、もしくは吸収するイメージを頭の中で想像するのです。すると、体にエネルギーを太陽からもらうことができ、パワーをもらうことができます」
だから太陽を私も浴びるようにしていますし、女性は特に下着などでも「赤色」など明るい色を纏うことによってもパワーをもらえるようです。
実際にやっていて思うのは「赤色」は正直わかりませんが太陽はあびたくはなります。なので私はふとんを干すときに自分も干し布団の様になってふとんとセットでベランダで太陽をあびたくなってあびてます。
まさにしおれている植物状態です。
こんな風に、遊んだり、趣味をみつけたりして自分を充実させるのも大切なことです。
■やる気が起きない時のスイッチ3:適度な運動
体を動かすと気分が軽くなります。
またゆっくりとごろごろとしているだけでは体の疲れは逆に取れないこともあります。
マッサージで血の流れを活発にするのもいいことですが、体を動かしに散歩したり、ジョギングしたり、時にはボクシングなどジムに通うのもいいことです。
毎日10分ストレッチを行うだけでもいいです。筋肉がほぐれます、血流が良くなります、頭がスッキリします。
■やる気が起きない時のスイッチ4:旅に出てみる
昔のことわざに「かわいい子には旅をさせよ」とあります。
意味としては、「我が子が可愛いなら、親の元に置いて甘やかすことをせず、世の中の辛さや苦しみを経験させたほうがよい」ということですね。
いつも同じ環境の中に閉じこもっていては新しい知識や経験、自分を成長させることができません。ちょっとしたことでも冒険をすることは大事です。
いつものルートから少し外れるだけでもいろいろな発見やきっと出会いがあります。
現に、私も以前は、今現在の職場の近くで食事しに行くところはいつも決まっていました。
ですが会社から出された食事券が使えるところにいってみようと思って外を歩いたら、今までそんなに食べるところないなと思っていたことが実はたくさんいいところがあったということに気が付きました。
人の習慣や感情は環境に大きな影響を受けています。もし、今あなたがやる気が出ないのなら、旅に出たり環境を変えてみるというのも一つの手かもしれません。
自分の常識が一切通じない状況になると、人は必死になります。今まであたりまえの環境で、あたりまえの事、同じことの繰り返しで、怠けきっていた脳がフル回転して、脳内麻薬が溢れして高揚感や幸福感を味わうことができるのです。
■やる気が起きない時のスイッチ5:報酬
If then方式というものをYoutubeにて紹介しているアメリカの「やる気に関する驚きの科学」というプレゼンテーションにこんな話があります。
ろうそくと画びょうと箱を用意して、「壁にろうそくと画びょうをくっつけるようにと指示する」とどういう行動を人間がするかで「やるきの見出し方」について説明しています。
そこで簡潔にこの動画の結論を説明すると、「報酬」のある・なしです。報酬によって視野を狭め、そこへ集中させることによって意識を集中させるのです。
クリエイティブな考える力です。
誰しもただ「考えてください」と言われてやるよりも、「これをプレゼントします」と言われた方がやる気の出方が違います。
「ただやるだけ」と「努力した結果の対価の報酬」があるからです。
私達も「仕事」をすることによって得られる「報酬」のために努力をしています。
馬の前に人参をぶら下げるかのような努力に見合った「報酬」をもらうか、その「目的」のために「報酬」をイメージして頑張ることが大事なのです。
やる気が起きないのはなぜ?モチベーションを上げる5つのステップ まとめ
あなたなりの「やる気スイッチ」を探してみてください。他人に押してもらったり、見つけてもらったり・・・ベストは「自分で押せるスイッチ」を見つけることです。
どこかのCMを思い起こさせる「やる気スイッチ!」ですが、まさにそれなのです。