第一印象は笑顔で決まる、といわれます。人は、微笑まれただけで気持ちがホッと軽くなったり笑顔の相手を見えるとうれしさや楽しさを覚えたりするものです。そして笑顔ひとつで人柄が見え隠れするものでもあり、笑顔は第一印象をアップさせる「最大の武器」といわれるものでもあります。
この記事は笑顔でツキを呼び込みたい・幸せに囲まれたいと思う人のために、魅力的な笑顔の作り方を10つご紹介します。
世界も微笑んでくれる!魅力的な笑顔の作り方ベスト10
見た人を魅了する自然な笑顔の作り方
①顔がこらないように筋肉をほぐしておく
まず、あなたの笑顔は自然に顔がほころぶような笑いかたになっていますか?ご存じのとおり顔にも筋肉があり、動かしていないと硬くなってしまいます。
こってしまった顔の筋肉で笑顔を作るとぎこちなく見えたり卑屈な笑いかたになってしまったりと、残念なことになりがち。
そのためコリになりやすい顔の表情筋はふだんから意識してほぐしておくことがおススメ。自然でやわらかな笑顔が楽に作れるようになります。
指で軽く顔を押してみたり、ゆっくりと口を動かしたりすることで表情筋をじっくり伸び縮みさせるとよいでしょう。
また、鏡を見ながらさまざまに表情を変えて顔の緊張やコリをほぐしましょう。
②口角に意識を向ける
笑顔といえばまずは口角。笑顔を作るには欠かせない部分ですね。幸せを呼び込むには、口角を上げるだけでよいとまでいわれます。
逆に、口角が下がっているだけで不機嫌そうな顔に見えたり怒っているように受け取られたりしてしまうことにも。
笑顔を作るときは口角を上げましょう。口角を上げる笑顔は、「い」の口元を意識するのが基本です。
なお、この時に気をつけたいのは「片方の口角だけが上がる」こと。これは人を小馬鹿にしたような表情と受け取られてしまうので、必ず左右の口角が均等に上がるように心がけましょう。
鏡を見て口角がきちんと上がっているかをチェックすることも怠らないようにしましょうね。
③上の歯を見せる
自然でいい笑顔の作り方には、「歯が見えること」が必須といってよいでしょう。鏡の前で、にっと笑ってみた時に上の歯が見えていますか? この時、歯が6~8本見えることが理想的といわれています。
なお、下の歯を見せてしまうと垢抜けせず格好のよくない笑顔に見えるので要注意。上の歯が見えた方が印象アップには断然効果がありますよ。それから上の歯を多く見せるように意識すると、口角が自然と上がりやすくもなります。試してみてくださいね。
歯が見えないと意図的に心のうちを隠しているという印象を相手に与えるので、上の歯がきちんと見える笑顔を意識しましょうね。
④口周りの筋肉を鍛えられる「割り箸トレーニング」を行う
主に口の周りの筋肉で笑顔に必要な「口輪筋」と「笑筋」を効果的に鍛えるために、トレーニングをおこなってみましょう。
【割り箸トレーニングのやり方】
鏡を見ながら割り箸を口にはさみ、口角を少し上げた状態をキープしてみましょう。
1:上下の前歯で割り箸を横にはさみ軽く噛む
2:そのまま口角を引き上げ、上の歯が見えるようにする
3:2の状態で30秒間キープする
なお、表情筋は意識して鍛えると、自然ないい笑顔の基礎になるだけでなく美容にも効果を発揮します。日常的に鍛えておくと顔の血液やリンパの流れがよくなり、肌細胞の活性化にもつながるので美肌効果も期待できますよ。
⑤目尻が下がった「月目」を作るための「ウィンクトレーニング」
いい笑顔を作るのに重要なもう一つのパーツが目です。口角がきちんと上向きになっていたとしても、目が笑っていなければうさんくさい印象になってしまいます。それだけでなく、作り笑いをしている・緊張しているなど誤解を与えてしまうことにも。
目は笑った時に目尻が下がって、三日月を横にしたような「月目」のかたちになるのが理想的です。
【「月目」を作るウィンクトレーニングのやり方】
1:右目だけをしっかり閉じる(5秒キープ)
2:左目も1と同じように
3:左右の目の閉じる動きを交互にすばやく繰り返す(10回×3セット)
ただ目をつぶるだけでなく、目尻にシワをよせるくらい大げさに行いましょう。この時、自然に口角も上に引っ張られていることを確認するのを忘れずに。試しに口元を手で隠しておいてから鏡に向かい笑ってみましょう。
この時、目を見ただけで笑っていると判断できるでしょうか?真顔の時と目のかたちが同じだったり無表情だったりなら、ステキな笑顔にはまだなっていない可能性もあります。いい笑顔を作るために、ウィンクトレーニングで目の周りの筋肉(眼輪筋)を鍛えましょうね。
⑥頬をきゅっと上げる「風船トレーニング」
「いい笑顔」といったら、あなたはどんな笑顔をイメージしますか? それは、「左右の頬がきちんと上がっている」状態といわれます。頬の筋肉が上がると連動して自然に口角も上がります。
逆に頬の筋肉が動いていないと弱々しげになり、疲れた表情や印象に見えてしまいます。頬の筋肉を鍛えて、きゅっ!と角度を上げましょう。
【頬を上げる風船トレーニングのやり方】
風船トレーニングは口の内側から頬の筋肉や表情筋を鍛えて、すぐにやわらかくする効果がのぞめます。
1:口の中に空気を溜めて唇をとじる
2:右ほほに空気を集めて膨らませたらそのまま5秒間キープ
3:同じように左ほほも2をおこなう
4:口の上のほうに空気を集めて鼻の下を膨らませたまま5秒間キープ
5:口の下側も同じように4をおこなう
6:2~5の動作を3セットほどくり返す
ハリのある笑顔を見せるために、このように頬をへこませたり膨らませたりして頬の筋肉を鍛えておきましょうね。
⑦ひとりでに笑顔になれる対象を見る・イメージする
笑顔の作り方には表情筋のトレーニングをして身に着けるだけでなく、自分の内面・心から笑顔になれる状況を作ることも大切。初めは作った笑顔でもいいのですが、やっぱり自然な笑顔にはとても敵いませんね。
いい笑顔にはやさしい目元がセットです。そして目はウソがつけません。やさしくやわらかな目元を作るには、楽しいことやうれしいことを思い出してひとりでに微笑む習慣をつけると効果的です。
「気持ちから」笑顔がにじみ出るようにすることがポイント。目は本当に楽しくないと笑えない部分でもあります。そのため大好きな人や楽しいことに接していることを普段からイメージしておき、すぐに思い出せる状態にしておくとよいでしょう。
⑧日ごろの会話の中で意識的に笑顔をつくる
笑顔が作れるようになっても実際に人前に立つ場合などで表情が固まってしまうのであれば、本当の意味での笑顔とはいえなくなってしまいます。
そんなぎこちなさを防ぐために、日ごろから人と会話する時に笑顔で話すトレーニングをしておくとよいでしょう。または、あいさつだけは笑顔ですることから始めると
会話中でも自然と笑顔になりやすくなります。あまり他人と会話しないという人でも、笑顔が作れる場所はあります。たとえば買い物やお店で食事をした後など会計をする時です。
会計が終わった後に笑顔での会釈やあいさつのトレーニングは意外に役立つもの。相手の気分もよくすることができるので一石二鳥です。自分は客だからと傲慢にならず、サービスを受けさせてもらって感謝する気持ちを持つと自然に笑顔が出てくるはずですよ。
⑨気分がよくない時こそ笑顔を作ってみる
イヤなことがあった時や疲れた時など、笑顔でいるのはストレスになる場合があります。ですがこういう時こそ笑顔を作れるかどうかが問われます。
普段から笑顔を作る練習をしておくと、イヤな時こそ笑顔を作ることで大変な状況をクリアすることができる場合が多いのです。
疲れている時は休んだり眠ってしまったりなどしてもOKです。早く疲れをとり、気分を切り替えることに意識を向けましょう。そうすると笑顔が取り戻しやすくなるはずです。
気分がよくない時には、その原因にこだわらず被害者意識などを手放してしまうことがおすすめ。意識的に身に着けることで気分の切り替えも早くなり、問題解決などが意外にスムーズに進むことにもなりますよ。
⑩笑顔を習慣化する
笑顔はなによりも自分の気持ちや心を軽くしてくれる効果があるもの。たとえ作った笑顔でも、硬い表情や暗い顔をしているよりも見た相手に安心感を与えられます。また、相手への好意も伝わりやすくなるものです。
自然ないい笑顔が出るようにするためには、自分の表情に「笑い顔」というものを記憶させておくことが重要。初めは意図的にでも笑顔を作り続けていると、確実に笑顔が習慣化してきます。
これまで見てきたトレーニングなどをまず習慣化して、笑顔でいる時間を増やすと効果的でしょう。日々笑顔で過ごしていると顔が笑顔の状態を覚えて、自然とステキな笑顔がこぼれてくるようになりますよ。
魅力的な笑顔の作り方ベスト10 まとめ
自然な笑顔は魅力的に見えるもの。そして笑顔は人間関係を作る大切な一歩でもあります。大切なのは、リラックスした自分らしい笑顔。笑顔の魅力的な人は好かれますし、その周りには多くの人が集まってくるものです。
「いつも笑顔でいる人」という周りへのあなたのイメージはそのまま評価となるといってもよいでしょう。また、この人と距離を縮めたい・親しくなりたいと思うかどうかは、笑顔にかかっています。
笑いは気持ちを前向きにしてくれるものでもあり、見せた相手も楽しい気分にさせることができるものです。自分を楽しい気分にさせてくれる人をキライになることはできませんよね。
笑顔でいるのは自分の人生や運命を左右するものといえるのかもしれません。ぜひステキな笑顔を手に入れて幸せも一緒にたくさん呼び込んでくださいね。