ADHDって何?大人の発達障害の事を言います。子供の発達障害とどう違うのか?違いは、大人か子供の違いだけなのですが、大人の場合は色々と社会生活が絡んでくるのでややこしいもの・・・
でも、ADHDの特徴を知っておけばそれほど厄介なものではありません。いや、むしろ強みになることさえあります。
さて、そのADHDには一体どんな特徴があるのでしょうか?
すぐにカンタンにわかる、ADHD10のチェックポイント! まとめ
大人の発達障害「ADHD」はいつ頃発症するのでしょう。大人になってから発症するわけではありません。簡単に言えば、生まれた時からその症状を持っているのです。
【ADHDの人の3つの特徴】
1 多動症…落ち着いて座っていられない。会社でも何かしら動いていたりしないと、落ち着かない状態である事。
2 衝動性…話し始めたら止まらない。基本は自分の話ばかり。気になる事に気を取られると、ほかの事は全くわからなくなる。
3 不注意…同じ事を長く集中して出来ない。計画的に物事を進められない、言われた事をやり遂げられない。
このような症状が酷く、ふつうの社会生活に支障が出る場合、ADHDの可能性があると言われてます。しかし、必ずしもそうとは断言出来ない部分もあり、判断は難しいとされています。
【ADHDでない人もやる事がある】
3つの症状を見て、なんか思い当たる事ありませんか。健常者でも、それらのような事をやったりしますよね。イライラして貧乏揺すりをする。自分の話ばかりする人。言われた事が出来ない人。でも、彼らはADHDではありません。
それだけ、ADHDの判断が難しいと言う事になります。また、似た症状のある「アスペルガー症候群」と言う病気もあり、更に判断を複雑にしています。
【こんな症状ありますか】
もっと、わかり易い見極め方は、ないのでしょうか。
▪ADHDの人の精神状態
発達障害(ADHD)の人の感覚は、いつも寝起きのようにボヤーっとしてます。自分の意識と体がズレてるように感じる人もいます。時間の流れが、止まったり、ゆっくり流れたりと感じる場合があります。つまり、足が地についてないで、ゆらゆらしている状態なようです。
こんな精神状態なら、普通の人でも注意散漫になりますね。実はこの状態が良い方向性で発現すると覚醒状態となり、スピリチュアルに知識ある人なら「凄い!」と感じる状態なのです。
【簡単なチェックをしてみよう】
<注意~簡単なセルフチェックですので、本当に心配の方は、専門医の診察を受けて下さい。>
▪質問に「ハイ」か「イイエ」でお答えください。
① 計画性を要する仕事で、作業を順序立ててやるのが難しいですか?
② じっと座っていなければならないのに、そわそわして、手足をもぞもぞ動かしてしまいますか?
③ 並んで順番を待たなければならないのに、待っていられなかった事がありますか?
④ 余って時間に余裕が出来たのに、そわそわして、落ち着かない事がありますか?
⑤ 自分に話かけられているのに、集中出来ず、相手の話がわからない事がありましたか?
⑥ 約束したのを忘れてしまったり、やらなければならない事を忘れてしまったりしますか?
⑦ 社交的な場所で喋りすぎてしまって、周りに迷惑かけてしまう事がありますか?
⑧ 相手が話してるのに、話を遮って話だしてしまう事がよくありますか?
⑨ 忙しくしている人の邪魔になる事をしてしいますか?
⑩ 何かに急き立てられてるように、過度に何かしないと行けないような気持ちになりますか?
*5つ以上ハイがあった人は、ADHDの可能性があります。気になるようでしたら、専門医にちゃんとした診察をして下さい。
【完璧な人はいない】
ADHDの行動は健常者にもたまにやるような事ばかりです。実際、みんなどこか欠けてる部分があるはずです。例えるなら、ギャンブルさえしなければいい人なのに・・・という人の場合、欠けてる部分は「ギャンブルで人が変わる」と言う部分でしょう。
みんなそれぞれ足りない部分を補いながら、生きているのです。
【個性と言う考え方】
障害と聞くと、「可哀想」とか「大変ね」と思う人が大半です。しかし、本人やその家族がその障害を「個性」と考えていたらどうでしょう?個性的な人に対して、「可哀想」とか「大変ね」はおかしな言葉に聞こえませんか?
正直で嘘をつけないのがADHDです。健常者のように上手い嘘がつけないのです。それは彼らの個性です。
彼らは、私たちに「正直に生きようよ、自分を飾ったりしないで素直でいよう。」と言うメッセージを送っているのかも知れません。
【無理に社会に合わせようとして病む人たち】
このストレス社会で、周りの目を気にしながら自分を抑え込み、無理に合わせようと必死に生きてる人がいます。やがてはその生き方が厳しくなり、精神的にも、社会的にも孤立した状況になり、うつ病になってしまう人がいます。
もっと、自分を信じていいのです。誰でも、大変な時には助けを求めて良いのです。本音を話して良いのです。そんな人たちにとってADHDの生き方は、むしろ救いになるものであり、これからは実は求められて入る「個」の確立方法なのかもしれません。
以前は大きな企業が幅を利かせることが当たり前だったのに、だんだん個人レベルの企業が活躍し、大きなビジネスを扱うようになってきています。そして以前と比べると色々な個性を持った人が、それを活かして活躍しています。
「自分は自分である」と生まれ持って認める才能がある・・・いや無意識に自分を認めているのがADHDなのかもしれません。
すぐにカンタンにわかる、ADHD10のチェックポイント! まとめ
1 ADHDとは
2 ADHDの3つの特徴
3 ADHDの人の状態
4 簡単なチェック
5 10の質問
6 完璧な人はいない
7 欠けてるものはみんなある
8 障害は個性
9 ADHDからのメッセージ
10無理に社会にあわせなくていい
[…] あなたは本当にADHD? すぐにわかるチェックポイント すぐにカンタンにわかる、ADHD10のチェックポイント! […]