失恋の痛みは人それぞれ違います。そのショックから自暴自棄になったり人生が終わってしまったかのように感じたり、やり場のない辛さは簡単には癒えることはないでしょう。傷心は一般的には時間が癒してくれるといわれますが、もっと効率よく立ち直る方法はないかと思う人は多いはず。
また、失恋してしまった時は悲しみに浸ってばかりいないで一刻も早く立ち直り、新たな恋をスタートさせたいとも思うことでしょう。この記事では、失恋のショックから効率的に立ち直るためのテクニックを7つご紹介します。
失恋から立ち直って幸せになる7つのテクニック
1.失恋したショックから立ち直るには?
1-1好きなことや趣味にのめり込む
失恋してショックを受ける、つまり傷心の状態の時は心のバランスが取れなくなっています。心が不安定な時には、好きなことや趣味に没頭するのが王道ともいえるでしょう。これは比較的無難な方法でもあり、傷心の健全な癒しかたであるともいえるのです。
誰にも気がねすることなく自分の気が晴れるまで、どっぷりとのめり込んで時間を過ごすのも悪くないはず。落ち込んでいる時にはなにも楽しく感じないでしょうから、好きなことや趣味どころではないかもしれません。
ですが、意識を向ける先をあえて恋愛とはまったく違う方向へ引き離して、離れた環境で心に栄養を与えてあげる必要があるのです。ただ悲しみに浸っているだけでは先へ進めなくなってしまいます。その悲しい気持ちから自分を意図的にそらし、のめり込む先を自分の好きなことに定めてみるとよいでしょう。
1-2失恋ソングをたくさん聞いて思いきり泣く
失恋した時には、失恋ソングをたくさん聞くのが効率的に立ち直れるといいます。失恋ソングは自分の感情を代弁してくれるようなもので、自分の代わりに傷ついた気持ちについて言葉を語ってくれているように思えませんか?
普段はお気に入りの曲に過ぎなかったものが、自分の置かれた状況によって迫ってくるものがあるはずです。そして、それをたくさん聞くことで思いっきり泣くのもよいでしょう。自分の悲しい・ツラいという感情を発散することができるので、立ち直るテクニックとしてよく使われるとされているのです。
感情の発散方法にはさまざまな手段があります。なかでも怒りや悲しみという感情は抑えつけるとよくありません。悲しいならどうして泣いていたことさえ忘れてしまうほど泣けるような、思いっきり感情移入できる失恋ソングを選んでみてくださいね。
1-3仕事に没頭して過去をふり返るスキを自分に与えない
失恋の痛手をいやすためには、怒りや悲しい気持ちを発散させることもとても大切です。ですが、そういった発散の方法だけではやりきれなくなるのが人間でもあります。そのような場合には、日常的にやらなければならないことに没頭することをおススメします。
仕事に没頭したりなど、「やらなければならない」ことの優先度をあえて引き上げて忙しく日常を送るわけです。自分以外のなにかに振り回される状況を意図的につくり出し、あっという間に時間が経つ日々を過ごしていると失恋の痛みがいつのまにか消えていることでしょう。
忙しいのはなにも悪いことばかりではないのです。その間は失恋したことや過去の相手との思い出にふけっている暇はないはず。そんなことをしていたら仕事中にミスを多発して、周りからの評価が下がってしまうことにもなるでしょう。
仕事に没頭することは、自分の今後のためにも有意義なことです。やりきれないエネルギーを仕事に注ぎ、鬱々とした感情を発散させてみるのをおススメします。
1-4掃除に集中して気をまぎわらせる
日常で気持ちを切り替える時やなにかを始める時、まずあなたはなにをしていますか?失恋の痛みを効率よくいやすには、「掃除」という手もあるのです。
意外に思うかもしれませんが、もともと部屋の状態というのは「今の自分の心のあり方」を反映しているものでもあります。
失恋してヤケになっている人は掃除などせず、散らかり放題になってはいないでしょうか。
もちろん、そういう時期があってもよいのです。ですが、掃除をほったらかしにしていると「悪い気」が部屋中に充満してしまい、それに支配されることになってしまいます。
これでは新しい縁やよい運を呼び込むことはできませんし、悪い運を引き寄せやすくなってしまうので悪いことが重なることにもなるわけです。
失恋した後、どうも悪いことが重なると感じたらまずは掃除をしましょう。自分の周りの環境を整え、要らないものもこの際捨てるなどしてスッキリさせると気持ちも軽くなっているはずですよ。
1-5気持ちの切り替えのために思い出の品を捨てる
気持ちの切り替えは、失恋から立ち直るためにもっとも必要といってもよいことです。失恋した直後から少しの間であれば、悲しい気持ちに浸っていることも必要かもしれません。
ですが時間というものは、あなたが失恋して悲しんでいようがヤケになっていようが不安定になっていようがどんどん経っていくものなのです。
そうしてあなたが無自覚でも時間をムダにして過ごしている間に、あなたの周りの物事は動き続けています。
あなたの気持ちの執着をなくして気持ちを切り替える手段として最適なのは、元の相手の思い出の品や持ち物などを捨てることです。失恋した相手を思い起こさせるようなものを、自分の身の周りからなくしましょう。
写真を始め、何かを見るたびに相手を思い起こすようなものはあなたが先に進むための邪魔にしかなりません。「思い出の詰まったもの」と感情移入するのではなく、正確には「過去のもの」なのです。
過去の古いものはどんどん自分から手放してしまい、新しいものが入ってくるスペースの確保を心がけましょう。
1-6自分が納得できる言い訳をたくさん作る
失恋したのによかったと思えることなんてない、と思うかもしれませんね。ですが、本当にそうだと思いますか?
たとえば、今まで自分だけがものすごく我慢して相手に合わせてばかりだった、としたら? 失恋した「おかげ」で、その我慢の必要は消えたわけですね。
このように、冷静に・客観的に今までの物事を見てみましょう。あなたにとって納得できる言い訳がいくつも出てくるはずです。
失恋したこと、つき合っていた相手と別れた事実は、あなたにまた新たな恋を呼び込むことになったきっかけなのです。
現実的にツラい思いや悲しい目に遭ったとしても、それがすべて悪いことではありません。前の相手を失ってしまったからにはおそらく戻ってくる望みは薄いでしょう。でも、それによってまたあなたの身の周りの物事や人生そのものが動くきっかけにはなっているのです。
失恋した時には、「この結果になってよかったんだ」と自分が納得のいく言い訳をたくさん作り、自分にくり返し聞かせるのも一つの方法。どんなに悲しい別れだったとしても、後になって振りかえるとこれでよかったんだ、と心から思えることになるのがほとんどなのです。
失恋での別れも、人生の一つの通過点に過ぎないことが判ってきます。自分の人生を大切にして前に進みましょう。
1-7目いっぱいおしゃれして外へ出る
失恋したことにうじうじしたり自分の殻に閉じこもったりするのは、多少の間はしかたないことです。ですがそれはもう「終わったこと」。早く自分の気持ちを切り替えて先に進んだほうが、明らかに賢い選択です。
そこで、自分が少しでも楽しく過ごせるように、目いっぱいおしゃれして外へ出ましょう。服装など見た目を変えることは、人の意識に大きな影響を与えます。自分に自信の持てる服を身に着けたりお化粧を変えたりすれば、行動や言動が変わるといわれています。
自分の意識や内面をすぐに変えることは難しいですが、外見は割と簡単に変えられるのです。すると気分がよくなるでしょうし、早く元気を取り戻すこともできるでしょう。
失恋から立ち直るために、見かけを変える・イメージチェンジするということもぜひ試してみてくださいね。そのステキな見かけや明るい雰囲気などが、あなたに新しい恋を呼び込んでくれることになるでしょう。
失恋から立ち直って幸せになる7つのテクニック まとめ
失恋から立ち直るには、それを忘れさせてくれる次の恋愛に移行するのが一番です。ですが失恋した直後には「もう恋愛はしたくない」と考えてしまう人や、ツラい気持ちから早く立ち直ろうと焦ってしまう人も多いでしょう。
いったん自分の気持ちをリセットして、本来の自分を取り戻すことが大切。その時にはあなたはこれまでの自分より、人の心の機微が理解できる心の強いステキな人になっていることでしょう。
さらに魅力をまとって、新たな恋を呼び込む準備をしてくださいね。