「素敵な恋愛、してますか?」・・・なんだか、安っぽいキャッチコピーみたいになってしまいましたが、強行突破します(笑)さて、「恋愛依存症」と聞いて、どんなイメージをもたれますか? 言葉を聞いたことはあると思います。
実は意外と恋愛依存症って多いもの・・・あなたはどうでしょうか?
恋愛に依存してしまいやすい人の5つの特徴
自分ももしかしたら依存症なのかもしれない…と、そう思ったことも1度ぐらいはあるのではないでしょうか。過去の自分のことを振り返り、確認することはとても大切な行為です。
私は、人は大なり小なり誰しもが、何かに依存しているものだと思っています。それは、ある程度自分でコントロールできる範囲であるならば、とくに問題はないと言えますよね。
ですが、もし、行き過ぎてしまった依存性を持ってしまったり、自分でコントロールできないほどに心が乱されている状態は、放っておいてはいけませんよね。
まず初めに言いたいことは、「恋愛依存症」は病気ではないということです。ですが、この状態が長く続くことは避けた方がいいに決まっています。精神が疲弊し、ストレスや心労、金銭的な問題なども絡み、取り返しがつかないことにもなりかねませんからね。
もし、今、あなたが悩み苦しんでいる状態でこのページをご覧になっているとしたら、少しでも心が軽くなるお手伝いができますように。あなたを幸せにできるのは、あなたしかいませんからね。それでは、スタートしましょう♪
【恋愛依存症とは?】
・恋愛をしていないと息をしていないほど苦しい状態
・誰でもいいから繋がりを求める、あるいは、特定の人に異常に執着する状態
※依存症とは、その人の意志ではどうすることもないほどに何かを求めてしまい、それがなければ禁断症状がでるような状態のことをいいます。この場合では、「恋愛」に囚われ、つねに恋愛をしている、苦しい恋愛でもやめれない人の症状を指します。
【恋愛に依存してしまいやすい人の特徴 5つ】
次に書かれているようなことは、誰しも一つぐらいは思い当たることがあると思います。それほど普通なことでもあるんですよね。恋愛すれば自分を見失いがちになるし、相手に尽くしたい、相手を束縛したい気持ちが芽生えると思います。
でも、確実に普通とは違うところがあり、それらが特徴として恋愛に依存してしまう人の多くに現れているのです。ある共通のキーワードがあるので、その辺りを探しながら読み進めて下さいね。
その1.自分のことが嫌い、自信が無い人
恋愛に依存しやすい人は、自己評価が低く、自分のことが嫌いな人が多いです。自分の外見も内面もステータスすべてに自信がなく、不安を常に抱えています。それは、「自分は愛されない」と根付いた感情が、その人の心を有刺鉄線で縛り付けているからです。
基本的に、常に人からの愛情に飢えており、与えられても穴の開いたザルのようにこぼれ落ち、満たされることがありません。
その2.恋人に尽くすことが好き、尽くされたい人
恋人のことを想う、恋人の世話をする、恋人のために自分にできることを探す、そんな時間が至福の時となるのが、恋愛に依存しやすいタイプの人です。恋人が喜んでくれると、それは媚薬のように心を酔わせ、恋人が「ありがとう」と言ってくれると、自分を受け入れてくれたと感じます。
ずっと心の底から追い求めていた「幸せの刺激」が体中を巡るのです。
もっとたくさんの「幸せの刺激」を欲するあまりに、尽くす内容は過激になり、恋人にも相手の気持ちを超えた愛情表現を求め、たとえ嫌われても、その事実をも捻じ曲げて捉え、「幸せの刺激」の糧にするように尽くし、求め続けます。
その3.恋人のすべてを知っていたい、知るべきだと思う
恋愛に依存しやすい人は、常に不安感と枯渇感を抱えています。そして、「愛されていない」という思いが付きまとうため、恋人のことを信用できません。そのため、恋人の全てを把握し、管理することで安心感を得ようとします。
例えば毎日必ず電話することを義務付けたり、恋人のSNS、スマホ、友人関係、日々のスケジュールなどを網羅したい衝動があります。そしてそれらを拒否されると、自分は愛されていないと悲観し、「愛されるべく」間違った努力を積み重ねていくのです。
その4.恋人には私が必要、そして私は、恋人だけいれば何もいらない
恋人にとって自分は「必要であり続けたい」と願い、「恋人さえそばに居てくれたら他に何も望まない」と言い切れる人は、恋愛に依存しやすい人と言えます。恋人を救える、変えれるのは自分しかいないと考え、一生懸命になります。自分のことは無関心になり、どうでもよくなってしまいます。
常に相手のことばかりが気になり、相手の状態がわからないと、とてもイライラします。自分が我慢することで「相手から捨てられない」のならば大抵のことは許してしまい、「あの人のことを理解しているのは自分だけ」と思えることで自尊心を保とうとします。
その5.現実や、状態を捻じ曲げてしまう
周囲の人が恋人を非難していても気にならず、むしろ周りが間違っていると思いがちな人は、恋愛に依存しやすい人のタイプになります。たとえ暴力を受けていても「愛しているから殴る」と受け入れ、大切にされていなくても「大丈夫」と、自分にすら嘘をついてしまうこともあります。
付き合い始めに得ることができた幸福感を忘れることができず、自分が尽くすことでまたあの快感を味わえると信じ、盲目的に相手を愛そうとします。
「失う」という恐怖が思考を停止させ、感情を鈍らせてしまうのです。
【まとめ】
いかがでしたか?恋愛に依存してしまうタイプの人の共通点を見つけることができたでしょうか。
人目で恋に落ちて、一瞬で別れてしまうような恋愛を繰り返したり、心が伴わないような関係をただ闇雲に続けていたり、特定の人との関係を断ち切れずに、ズルズルと悪縁を断ち切れないような恋愛を続けてしまうのには、理由があります。
恋愛に依存してしまう人の共通キーワードは、「愛されていない」「不安」「喪失感への恐怖」です。言葉として含まれていなくても、すべての項でこのキーワードを感じることができたでしょうか。これらのトラウマは、幼い頃の家庭環境や、教育、経験などが深く関係することが多いのです。
恋愛への依存は病気ではありませんが、とても辛く苦しい状態であることには変わりはありません。何より、あなたも恋人も本当の幸せをつかむことが難しくなるからです。
こんなに辛い恋愛の呪縛から自分を解放してあげるためには、一人の力ではどうにもならないかもしれません。ですが、あなたしか、あなたを救ってあげることができないのも事実なのです。
あなたは、愛されても良い人間です。
あなたは、なにも不安に感じる必要はありません。
あなたは、なにも失いません。
よく、愛されたことがない人は愛し方がわからないと言いますが、決してそうではないと思います。魂が生まれてきた時点で、あなたは神様に愛されているのですよ。愛されることなく、魂は生まれることはありません。
私自身も、若い頃、自分を大切にすることができませんでした。親に愛され方を間違って育てられたからです。幼い私は、それに甘え、自分の経験に甘え、辛いから何をしてもいい、自分を大切にする意味がわからないと思っていました。
でも、そうではありませんでした。自分を幸せにしてくれるのは、親でもなく、恋人でもなく、自分自身であると知りました。今は難しいかも知れませんが、少しづつ自分のことを許してあげてくださいね。
「こんな自分だけど、いいとこもある」こんなふうに、ダメな自分を認め、自分を許してあげることは、自分を愛してあげることであり、それは人を愛していることになります。
あなたに必要なものは、あなたが持っています。持っていますから、不安にならないで下さい。
あなたはなにも失いません。あなたが持っているものを大切にすることだけで、あなたは満たされます。
恋愛に依存してしまいやすい人の5つの特徴 まとめ
その1.自分のことが嫌い、自信が無い人
その2.恋人に尽くすことが好き、尽くされたい人
その3.恋人のすべてを知っていたい、知るべきだと思う
その4.恋人には私が必要、そして私は、恋人だけいれば何もいらない
その5.現実や、状態を捻じ曲げてしまう