イライラするのは誰だってイヤですよね。自分の感情をコントロールできなくなる不安もありますし、関係のない人に八つ当たりしてしまって、人間関係を悪くすることなども考えられます。
できることなら、イライラせずに日常を過ごせるようになりたい。もしそれが無理だとしても、イライラを解消する方法を知りたい人も多いでしょう。
そんな人のために7つのスピリチュアルステップをご用意しました。
イライラ解消のために心がけたい7つのステップ
自分の気持ちを見つめ直し、イライラした自分の気持ちを少しでも落ち着かせるための有効なステップをご紹介しますね。
これでもう、感情を揺さぶられても大丈夫。あなたは、あなたのままでいられますよ。
その1.悲しみや恐れが怒りを生みイライラする
自分がなぜイライラしているのかがわからなくて、余計に気持ちが落ち着かなくなることはありませんか?イライラは怒りの感情を表すケースが多いですね。自分がどのような場合に「怒り」を感じるのかを振り返ってみて下さい。
きっと、
「このままだと遅刻してしまう」
「どうして自分の気持ちを理解してくれないんだろう」
「理不尽な他人の行動を見て気持ちが荒む」
など、自分なりの心の動揺がイライラを感じさせているでしょう。
そしてそれらのイライラの元には、共通点があることが多いはず。あなたのカルマが解消されるために必要なヒントがそこにあるのです。
どんな場面に遭遇すると自分がイライラしてしまうのかを分析して、共通点を見つけられると「ああ、自分はこのようなカルマ(問題)を抱えているのだな」と認知できます。
問題を認知することができれば、イライラする場面に遭遇しても「自分はイライラしてしまう」という予測が立てれるようになるため、感情のブレが少なくなり、イライラする度合いが軽減されるようになりますよ。
その2.イライラや怒りは思考を支配する
イライラした感情や怒りは、精神に落ち着きがなくなり、視野が狭まり、思考の方向性を支配するようになります。だからこそ、自分が自分でなくなるような気分になり、イライラしないようにしなければと思うのですよね。
イライラしている自分は居心地が良くありませんし、なんだか自分がダメになった気分に陥ってしまう時もあるでしょう。なのでイライラした時は、なんとか平常心を取り戻そうと躍起になったり、イライラした気持ちに蓋をしてしまう行動を取りがちですね。ですが、これらの対処法は余計にイライラした気分を増長させてしまう結果になります。
イライラや怒りの感情は思考を支配する。だからこそ、まずはイライラや怒りの感情を受け止めることを意識するようにして下さい。そして、イライラの感情のまま思考しないで済むように、「今、自分はイライラしている」と一旦、感情と思考を切り離す感覚になってみましょう。第三者視点で自分の置かれた立場を認識することで、イライラしている気分に冷静さを取り戻せることもありますよ。
その3.イライラは成長の証
イライラした気持ちは悪い面ばかりではありません。
例えば、思春期の頃を思い出してみて下さい。妙にイライラした気分の時期が多かったように思いませんか?それは心が成長しているからこそ起こる現象です。
早く大人になりたい、色んなことができるようになりたい。そのような思いは、活動のエネルギーとなり気持ち的には焦りに似た感情が沸き上がります。イライラした感情はこのような気持ちの表れとなるのですね。
あらゆる刺激を受けて、自分との比較をするうちに摩擦が生じ、イライラした感情を生むこともあります。そのようなイライラや怒りは、成長過程に起こるものだと知ることで、ネガティブに傾きやすくなる思考を軌道修正できるようになるでしょう。
その4.イライラは抑圧された反動
やりたいことがあるのにできないと思う時や、自分にはできないと決めつけている場合にイライラするケースも多いでしょう。これらは、自分自身の気持ちを抑制していたり、今まで生きて来た環境のせいで「できない」や「ダメ」と教えられてきた可能性もあります。
イライラする時とは、「自分の思い通りに行かない」とか、「自由でない」場合などに陥りやすい感情ですよね。自分の思い通りに身体を動かせない不自由さは、怒りや不満といった感情に繋がりやすくなります。
また、幼い頃からの「教え」の影響で自分の心に鎖をかけているケースもありますね。自分では自由にしているつもりでも、無意識に「これはしてはいけない」とか「こうしなければならない」と思いがちな人は、心の根底に「怒り」や「イライラ」を持ち続けていて、なかなかマイルールから抜け出せない場合もあります。
「自分はいつでも思い通りにできる」や、「自分の話を聞いてくれる人がいる」という認識を強く持てるようになると、イライラする気持ちから少しずつ解放されるようになりますよ。
その5.イライラ解消には涙を流すと気持ちが落ち着く
イライラする原因や理由に対して理解が深められたら、次は実践的なイライラ解消の方法をご紹介しましょう。
まず、イライラした気分を早急に鎮めたい時には、「涙を流す」や「悲しい気分になる」という状況を作ってみて下さい。
例えば、
「涙なしでは読めない本を読む」
「悲しい物語の映画を見る」
「絶叫マシンに乗る」
などを経験することで、イライラした気分が減少し、気分転換することができる場合があります。
イライラや怒りの感情に強い影響を与えるのは、悲しみや憂いの気持ち。これらの作用をうまく取り入れることで、イライラから解放される可能性がありますよ。
また、悲しい気分にはなりませんが、絶叫マシンがお嫌いでない人は、思いっきり絶叫できる体験をするのもお勧めです。悲しい気分はイライラを静め、絶叫できる体験はイライラした気分を吹き飛ばしてくれる効果が見込めます。
その6.イライラ解消はストレッチが効果あり
イライラした感情を抱いている時は、体が緊張状態にある場合が多く、血流も滞りがちです。ストレッチをして血流の流れをよくしてあげると、沈みがちな気持ちを静められるケースもあります。
軽い運動やストレッチ、肩や腰のコリをほぐすことでイライラが落ち着く経験は誰しもあると思います。深呼吸もお手軽にできる即効性のあるイライラ解消の方法ですね。
イライラが進んだり、怒りが強くなると目が充血することもあると思います。目に影響が出やすい、眼精疲労を抱えているタイプの人は、目薬や目を休めると、イライラが少し収まる場合もあります。
自分にあったリフレッシュ方法を選びましょう。
その7.イライラ解消のためには自分をまずは認めてあげる
イライラ解消の方法は色々ありますが、心情的に効果的なのは、「イライラした自分を認めてあげる」というものです。「イライラしてはダメ」と思いがちですが、これは余計にイライラして解決には繋がりませんよね。
イライラの原因を追究する → イライラしても当然だと認知する → これ以上イライラしないで済むようになる
という、流れを自分の中で作るようにしましょう。
そうして、イライラすることは、何らかの気づきがあり、自分の成長に繋がるのだとさらに理解を深めることで、イライラした自分を許し、さらにイライラを弱めることが可能になります。
難しく聞こえるかもしれませんが、やってみると自分なりのコツが掴めるはず。そこまで行くと、感情の流れを把握できるようになるので、比較的イライラに対応できるようになるはずですよ。
【まとめ】
イライラ解消のために心がけたい7つのステップは、いかがでしたか。
まずは、
イライラの原因や理由を自分なりに把握する。そして、自分にあったリフレッシュ方法を選択し、実行する。最後は、イライラした自分を許してあげて、イライラをコントロールできるようになる。
というのが今回ご紹介したイライラを解消する方法になります。
イライラを何とかしたいと思えること自体が、あなたの成長に繋がります。自分を褒めて、自分に優しくなりましょうね。
イライラ解消のために心がけたい7つのステップ まとめ
その1.悲しみや恐れが怒りを生みイライラする
その2.イライラや怒りは思考を支配する
その3.イライラは成長の証
その4.イライラは抑圧された反動
その5.イライラ解消には涙を流すと気持ちが落ち着く
その6.イライラ解消はストレッチが効果あり
その7.イライラ解消のためには自分をまずは認めてあげる