イライラする原因には、2種類あります。体調が悪い事による「イライラ」と精神的な「イライラ」です。
自分の思い通りに行かない時にイライラする事がほとんどだと思いますが、イライラして良い結果をもたらすことはまずありません。
イライラはしない方が気分的にも良いし、体調にも良いのはいうまでもありません。今回はそんなイライラの解消法をご紹介します。
イライラする原因を特定して解消する7つのメソッド
【イライラの原因】
▪自分に対してのイライラ
自分が物事をうまく出来ずにイライラする事ありますよね。「何で出来ないんだろう。」そんな気持ちが高まり、自分に対してイライラしてしまうのです。
やらなくちゃならない、その焦りからもイライラします。そうなると頭に血が昇り、更に思考停止状態になり、余計にできない状況に陥ります。
[対処法]→行き詰まった時には、冷静になる事が大切です。冷静になるためのいくつかの方法をご紹介します。
・気分転換をする
・深呼吸をする
・一旦その取り組みを辞める
・冷たい飲み物を飲む
気分が落ち着いたら、もう一度やってみましょう。冷静になる事で、出来なかった事も案外スムーズに出来たりするものです。
▪相手が思い通りにならないことが原因のイライラ
自分の言っている通りに相手が動いてくれない場合イライラが募ります。同じ事を何回も失敗されたり、言っている事と違う事をされたりすると、「何でわからないんだ?」となってしまいイラついて来るのです。
しかし、相手が必ずしも自分と同じにできると思うことが間違いなのです。人はそれぞれ得手不得手があります。そこを見失い、『自分が出来るんだから相手もできるのが当たり前』なんて思うとイライラしてしまうのです。
あなたが得意なことは、あなたが注意を払う機会が多く、それについて考えることが多いことでしょう。でも、他人にとってはあまり興味がないことであり、「どうしてあんなにスイスイできるんだろう・・・」と思うようなことかもしれません。
あなたがそれを上手にできること素晴らしいことです。他人にはうまくできないことがあなたの強みになっていると考えてみましょう。
[対処法]→相手の立場になり、自分本位な思い込みを取り払いましょう。相手はどうして出来ないのか考えて見てください。
・相手は自分ではない事
・相手にわかりやすいように説明を変える
・根気よくわかるまで教える
・無理強いしない
相手にも理由がある事に気がつきましょう。体調が悪いかもしれないし、それが苦手なのかもしれないと考えれば、イライラする事も無くなるものです。
▪他人の行動が原因のイライラ
車を運転してたりして、渋滞するとイライラしてきますよね。「ちっとも進まない」「何やってんだ」そんな気持ちがイライラに繋がります。
長蛇の列でなかなか前に進めない。そんな時もイラつきますよね。
[対処法]→どうにもならない事にイライラする程、無駄なものはありません。この場合には、気持ちの転換をはかりましょう。
・進まないんだから仕方ないと考える
・全く関係ない事を考える
・別な景色に視点を移す
・誰かと雑談する
気持ちに余裕があればイライラしないものです。また、先が見えない不安感や待たなければいけない事への不快感もイライラを増長させてしまうのです。
▪体調不良が原因のイライラ
人間、体調が悪いと気分も悪くイライラしてしまいます。具合が悪いので、思った通りの行動も出来ませんし、何より体調の悪さへの不快感からイライラするのです。
[対処法]→体調が悪い時は何もせず休みましょう。無理した所で具合は良くなりませんし、イライラも解消出来ません。
・思い切って休む
・体調が良くなる対処を先にする
・無理しない
体調が悪いのを治す方が先です。やらなきゃならない事があっても出来ない時は出来ません。体調が悪いのは、体がSOSを発しているわけですから、そちらを優先して治す事に専念しましょう。
▪生理前、生理中のイライラ
女性特有の体の変調によるイライラです。ホルモンバランスの急激な変化により、このようなイライラが起こります。また、生理中の不便さもイライラの原因になります。
[対処法]→ホルモンバランスの崩れから来る症状ですから、そのバランスを整える事で、症状が治まるでしょう。
また、生理時のお腹の鈍痛なども薬で対処出来ます。
・生理時の痛みには市販の薬で対応
・あまり生理だと考えない
・ホルモンバランスに良い食べ物を食べる(レバー、納豆など)
人により不快感や痛みも個人差があります。動けなくなるほど痛みが酷かったりする場合は、一度婦人科を受診する事が良いかもしれません。
▪自律神経の乱れが原因のイライラ
ストレスや生活習慣の乱れにより、自律神経に影響を及ぼしイライラしやすくなる場合があります。不眠を発症し、寝不足もイライラに繋がりますね。
また、酷くなるとうつ病など精神的な病を発症する場合もあるので、症状が長く続くようなら心療内科などの専門の病院を受診して下さい。
[対処法]→自律神経の乱れは生活習慣にあります。規則正しい生活習慣を身につけましょう。代謝を促進したり、しっかりした睡眠を取ったり体を動かす事も大事です。
・ストレスを溜めない
・バランスの良い食事
・軽い運動
・質の良い睡眠
汗をかくことで、代謝は促進します。代謝が良くなれば交感神経と副交感神経も正常に機能してきます。ストレスを溜めないために、ストレスを発散するようにしましょう。
好きな事をする時間を作ったり、散歩したり、歌を歌うなど、自分なりの発散方法を見つけて下さい。
▪思いグセが原因のイライラ
イライラさせるような思考をするクセにより、自分で自分をイライラさせるようにしてる場合があります。
同じような場面に遭遇した時に、イライラするような思考がクセになっている場合は、思考を変えればイライラも減っていきます。
[対処法]→日頃から、瞑想などでリラックスして心を落ち着ける方法を身につけておくのも、一つの解消法として活用出来ます。
・呼吸法を身につける
・瞑想を習慣化する
・思考転換によりクセを治す
クセを治すには、イライラする場面に遭遇した時に、これは大した事じゃない。人は自分と違うなど、イラつかない思考に変える事をして下さい。
<7つのイライラ>
全てのイライラは、気持ちの余裕を持つ事と、心身のリラックス、健康が絡んでくる事がわかります。気が短いとか、すぐカッとなるのも、今までの生活の中で身につけてしまったクセなのです。対処法を上手く活用して、イライラしないで、いつもニコニコしてる自分でいて下さいね。
イライラする原因を特定して解消する7つのメソッド まとめ
1:自分に対してのイライラ
2:相手が思い通りにならないイライラ
3:他人の行動にイライラ
4:体調不良な時
5:生理前、生理中のイライラ
6:自律神経の乱れ
7:イライラは思いクセ