インナーチャイルドって聞いた事ありますか。人間誰しも、心の中に子供の時の自分が隠れています。子供時代に自分をとりまく環境や、生活の中で生まれた習慣やトラウマ、概念などが身についてしまっているのです。それが原因で、大人になった自分に影響を及ぼしている場合も・・・。
今回はそんな自分の中にある傷ついたもう一人の子供の自分を癒す方法をご紹介します。
心の中にいる傷ついた子供の時のあなた・・・インナーチャイルドとともにハッピーになる7つの方法
【インナーチャイルドの特徴】
自分はインナーチャイルドに問題があるのかも知れない、と思って悩んでる人がいると思います。インナーチャイルドに問題が起きてる人に出やすい特徴を見て見ましょう。
・空虚感や不安感をいつも感じている
・悲観的な思考ばかりする
・人を信じられない
・精神がいつも不安定
・依存症がある。
・感情をコントロール出来ない
・摂食障害
・ひきこもり
・社会に適応出来ない
このような症状がある人は、インナーチャイルドに問題があるかも知れません。
【原因をつきとめる】
この世には、原因があって結果があります。癒しを行うためには、現在の問題を起こしている原因を探る事が重要です。
▪瞑想をして記憶を辿る
静かでリラックス出来る場所で行いましょう。2~3回深い深呼吸をすると、落ち着きます。自分が子供だった時代を思い出します。子供時代の自分が着ていた服や髪型まで、細かく思い描いて下さい。
映像的に思い出せない人は、イメージや感情、感覚で感じて下さい。匂いや音を感じるぐらい具体的だと、尚更良いです。その時代の自分の境遇、親や身近な人との関わりはどうだったか思い出して下さい。また、何かの出来事はなかったでしょうか。
気になる事がなかったら、更に時代を遡り、幼い頃の自分を思い出しましょう。
【原因を見つけたら】
自分の今の状況はこれが原因だったと感じたら、その時の自分になりきりどんな気持ちになるか、またどんな事を思考したかをリアルに感じて見ましょう。その時の感情が湧き上がってきたら、そのままそれをしっかり感じましょう。
例えば、自分は長男だからといつも親は弟ばかりを可愛がって、自分は独りぼっちだった。自分もお母さんに甘えたかったがさせてもらえなかった。だから、弟が憎かった。
そんな感情が湧いてきたら、寂しさ、悔しさ、弟への感情を感じ、子供時代の自分自身になりきって下さい。
【大人になった自分からの癒し】
次に、今の自分に戻り、子供時代の自分を客観的に見て、何を感じ何を思うかを考えて下さい。可哀想、母親は間違えてる、弟は悪くないなど、思うままにいて下さい。
思考がまとまったら、大人のあなたから子供のあなたへ言葉をかけてあげましょう。慰めたり、共感したりで良いのです。思った事を話て上げてください。子供時代の自分が思っていた感情が、だんだんと消化していくのを感じましょう。
【子供時代の癒しが今を変える】
子供時代に植え付けられた間違えた認識を変えていけば、現在の自分が抱えてる問題も解消していきます。自分を責めてはいけません。何でも問題を背負い込む事は正しい事ではありません。
誰にも間違えはあります。それを許す事で心が軽くなるのです。子供時代の怒りや悲しみを持ったまま大人になる事による歪みが、理由のわからない悩みや問題を生んでしまう事があるのです。
【自分が納得するまで続けよう】
今まで長い間、悩んでいた問題が、1度、2度の癒しで消えるわけがありません。自分が心の底から納得してこそ、癒しが完了するのです。少しづつ解消されて行くと言う事は、あなたが幸せに1歩1歩近づいている証なのです。
【プロに任せるのも一つの方法】
自分でやるのは困難だと思う人もいるでしょう。そういう人は、セラピーや催眠退行をしている専門家を頼るのも良いでしょう。選ぶ時は、後のケアもちゃんとしてくれる専門家が良いですよ。大事なのは今のあなたが幸せになる事です。
インナーチャイルドを癒した後、どのように自分が生きていくべきかのアドバイスは必要でしょう。新しい人生の幕開けになるわけですからね。
【インナーチャイルドが癒されたら】
インナーチャイルドが癒されたら、どんな変化が起こるのでしょう。今まで抑圧されていたものが解放され、自由になります。つまり、感情が豊かになり、笑顔が増えていきます。
自分の思う事も自由に言えるようになり、人間関係もスムーズになるでしょう。小さな事にも感動したり、人に優しく出来たりと人生観が180度変わる人もいます。人が幸せと感じる事を素直に受け止められるようになる事でしょう。
【心が成長する時期の大切さ】
自我が芽生える時期と思春期は、人が精神的に成長を遂げる大事な人時期です。その時に心に傷がつくと、成長事態が歪みを生じます。この時期にたくさんの愛情を受けた人は幸せです。
ネグレクトや虐待、家庭崩壊など大人に問題がある場合、必ず子供は傷つきます。それに対する早いうちのケアが、これからは必要な時代になってきています。
インナーチャイルドとともにハッピーになる7つの方法
・インナーチャイルドの特徴
・問題の原因は何か
・原因を見つける
・子供時代の自分になる
・大人の自分が子供の自分を癒す
・納得するまで癒しを行う
・新しい人生のはじまり