あなたにとって幸せとは手に届かないものですか?
私たちは自分の短所はすぐ言えますし、不幸や出来事、不満や失敗を見つけることが得意です。
でも、あなたは自分が考えている程不幸ではありません。あなたは自分が考えていない程幸せです。
今回はあなたが幸せを感じるための7つのポイントをご紹介します。
幸せになるためのプラス思考トレーニング7つのポイント
あなたの目の前にある天秤に、不幸と不幸せを同じ量だけ載せたとします。きっとあなたの目には不幸の数の方が多く、重く見えるのでしょう。
どんなことも繰り返すことで慣れていくものです。あなたが幸せを見つけることに慣れていけば、実際あなたの周りには幸せが集まっているでしょう。
プラス思考トレーニング1.全てを肯定する~ 罪の意識よ、さようなら ~
あなたは今、これまでの人生で一番幸せですか?そうではない場合、一番幸せだった頃はいつですか?
現在のあなたはこれまでで一番苦労をし、賢くなり、逞しくなっているはずです。それなのに今のあなたは幸せを感じられないのはなぜでしょうか?
もしかしたらあなたは色んなことを「否定」しているからかもしれません。あなたは全てにおいて、「偏った見方」でご自分を見られているのです。
昔起こった出来事や、不可抗力的に起こった出来事、ご自分の生まれ育った環境や家庭、身の回りの人間関係、ご自分の性格や癖。
あなたが自力でどうにもできなかったものたちは、あなたにストレスやコンプレックスを与え続けます。
あなたがそれを肯定するまでは。
ひとたび無い物ねだりをやめると、楽になります。否定し、拒絶することで、あなたは苦しくなるからです。
与えられたどんな環境でも花は咲くといいます。コンクリートを突き破ってでも根ざす命があります。
あなたの足を引っ張るのは、あなたが持つ現実と理想のギャップや、葛藤、真に自分と向き合うことから逃げている心です。
過去は過ぎ去り、後戻りはできません。する必要もありません。
あなたが持つ自分に対する罪悪感、嫌悪感、劣等感を捨ててください。そして今ある全ての要素を肯定してください。
肯定するとは、無理に持ち上げたり賞賛することではなく、ただそうなんだ、と非難も批判もしない姿勢なのです。
それだけで目の前の景色は全て、ただの光景に変わります。
プラス思考トレーニング2.全てを認める ~ 悲劇のヒロインを降板する 〜
被害者でいると、大切に扱ってもらえると思う人は少なくありません。しかしいつまでも悲しみの物語だけを上映していても、幸せには繋がりません。
何か失敗したのなら、原因を突き止め、改善に努める。そんな当たり前でありながら、成長の早道を、私たちは面倒くさがり、恐がり、対峙しようとしません。
あるものを無いと言う裸の王様は、周囲から嫌がられますよね。
もしあなたがご自分のことを傷つけてばかりいて、そのことを自慢するように人に相談してばかり、人に頼るばかりだと、ご自分を幸せにすることは叶わないでしょう。
あなたにはご自分を幸せにできる要素があります。
ちょっと世話好きが度を越える、心配りが神経質になりすぎるなどは、程度をわきまえれば人を幸せにできますし、あなたも人の役に立つことで喜びを感じられるはずです。
身に起こる全ての出来事は、あなたがどのように解釈するかにかかっています。
捨てる神もあれば拾う神といいます。
あなたは今までの経験、偏見や思い込みでご自分を決めつけなくてもいいのです。
ご自分を幸せにするには、ご自分が嬉しい・苦しいと思う両極の事柄について振り返るのが一番です。
あなたの物差しは真っ直ぐなもので、左右対称なものですか?あなたはご自分だけが苦しいと思ってはいませんか?
幸せな人は幸せを分け与えようとする心が広い人です。
涙を流す練習ばかりするよりも、緊張するけれど、新しいステージに踏み出すことの方がずっと幸せに近づくのです。
プラス思考トレーニング3.為せば成る ~ 自力 ~
片づけは始めてしまえば終わるまで集中してしまう方は少ないと思います。嫌いなこともショートカットや手の抜き方を覚えると、ちゃんと仕上げられるものです。
私たちは初めて挑戦すること、やったこともないのにできないと思い込んでいることについては臆病です。
幸せになるために必要なことを10個教えてもらったとしましょう。
結果的に全て達成できなくても、全てに納得できなくても、人に教えてもらったことの1つでも役に立ったと思うことがあれば儲けものですよね。
やってみなければわからないことばかりです。そして手探りでやるからこそ、自分で工夫して自分だけの創造力と才能が開花するのです。
幸せになるには、もうすでに幸せを持っている自分を認め、もっともっと枝葉を伸ばしていく努力が必要です。
人に頼ることなく、自立している人ほど、自分のキャパシティを知っています。それでいて新しいことや未知のことに挑戦するものです。
やればできるようになり、やらないとできないこともわかりません。
一旦与えられる癖に蓋をして、自力で幸せを感じるために冒険することが大切ではないでしょうか。
それは時間がかかることかもしれませんし、ハッと気づく当たり前のこと、ずっと大切にしてきたことかもしれません。
あなたはご自分の幸せに気づくことができるのですから。
プラス思考トレーニング4.なるようになる ~ 他力・委ねる ~
何でも思い通りしにしようとすると、押し戻され、努力しても結果は出ることはない、と打ちひしがれる経験は大変貴重なものです。
努力には志がなければ、方向性を誤り、気づけば行き止まりで立ち往生してしまいます。
上手くいかない時、あなたの意見や思いが通らない時、それは幸せへの早道はこちらではありませんよ、と教えてくれているヒントかもしれません。
全てご自分でしようと考えると大変です。餅は餅屋というように、得意な人にお任せした方が上手く事が運ぶものです。
その分あなたはご自分の好きなことや得意なことに時間労力を注ぐことができます。
人に頼ること、委ねること、任せることは、相手を信じ、執着を持たないことです。
ご自分でするよりも、他の方が手を加えると出来上がり、ジェラシーが沸くかもしれません。
でも、それさえも幸せへの路を走っている証拠です。
あなたは誰かに大切なものを預ける・任せるということを学び、お相手も役目を与えてもらうことで活き活きとするのです。
世の中は調和で成り立っているため、自力で押し通ろうとしても阻まれることがよくあります。
赤信号を無理に通ろうとするよりも、青信号を待ち、歩行者を優先した方が事故は少なく、トラブルに巻き込まれることがありません。
あなたのしたいこと、夢は独り相撲になっていませんか?時に人の意見や施しはヒントになり、教えにもなるでしょう。
片意地を張らず、周りを見ながらアンテナを立てていれば、あなたが苦労して行わなくても誰かが手を伸ばしてくれるかもしれません。
そしてここぞという時にあなたは力を発揮できるのです
プラス思考トレーニング5.雨降って地固まる ~ 全ては必然 ~
将棋のように駒を動かせば、お相手も駒を進めてきますよね。
ピンチがチャンスになることもあるでしょうから、慌てず騒がず冷静に時を待つことも必要です。
幸せは身近なものの中に潜んでいるといわれますが、実はそれを知るためには、敢えて不幸せを知らなければならないこともあります。
物事が「好転する」ことは、風邪の時に出る熱の症状に似ています。こんな苦しさは早く過ぎ去って欲しい、そんな状態を経て身体は快方に向かいます。
幸せを見つける、幸せに気づく、幸せを感じることは、時として嵐や絶望の先に待っているかもしれません。
また叱り飛ばされることでわかることかもしれませんし、長い間あなたを成長させるために、縛りつける条件や環境だって熱の症状になりえます。
都合の悪いことを悪としていると、せっかくのチャンスもヒントも見逃してしまいます。
何かが起こった時、ありのままを肯定的に捉え、自分には必要なことだと認めてみましょう。
もがくよりも大人しくしていることで答えが見えてくるものです。
どしゃぶりの日も、時が経てばまた晴天の日を迎え、虹が見えるかもしれませんし、大地は潤います。
私たちは幸せになるために走り続けてばかりでは、疲れるばかりか、近道や裏道の存在を見過ごしてしまうのです。
幸せの気配は一見面倒なことや怖いこと、骨が折れることの周りで漂っているのかもしれません。
どうにも上手く行かない時は、敢えて時間の流れに心を任せてみましょう。
プラス思考トレーニング6.心の喜び ~ あなたが幸せになるため原動力 ~
幸せをぐっと引き寄せるためには、心が喜ぶことをすることです。笑顔や気持ちの良い言葉には、それに見合ったものが返ってきます。
「因果応報」という言葉は、何も失敗や挫折の時に訪れる結果だけを指すわけではありません。
人に親切にしたなら、あなたが困った時に違う人が親切にしてくれるでしょう。
あなたに大切にするものがあるなら、周りの人を巻き込んで幸せを共有することもあるでしょう。
幸せはイメージ的にいうと、ポジティブなものです。言い換えると波動が良い、心地が良い、この上なく嬉しい、といった言葉が合うでしょうか。
あなたが楽しいことをしていれば、それに見合った人が近寄ってくるでしょうし、楽しいことを共有すれば、喜びの輪が広がります。
1人で楽しむ幸せも大切ですし、誰かと分かち合う幸せもかけがえのないものです。
純粋に心が喜ぶことで時間を忘れ、年齢を越え、日常生活から離れることができるのです。
幸せの定義は人それぞれですし、言葉で表さなければならないということもありません。ただあなたが嘘偽りなく笑顔でいられることがその証明といえます。
幸せになりたいと思われるのであれば、ご自分の心が喜ぶことを見つけてください。わからなければ探す過程さえも楽しんでください。
続けていることがあれば、新しい角度から挑戦してみることもよいでしょう。
あなたが心に正直であれば、胸が踊ることが幸せに直結することと思います。
プラス思考トレーニング7.幸せのイメージ ~ 種を撒きましょう ~
花を咲かせるためには、種まきが必要です。
夢見ることは目標や目的を達成する時から遡ると、幸せになるための動機、やる気の源です。
しかしただ雛のように口を開けて待っているだけでは、漠然と幸せを待っていても叶う日は訪れません。
夢や目標に近づくためには、幸せを具体的にイメージすること、そのイメージに合う要素を知ることが大切です。
あなたが思っているよりも、心は思考に押しのけられています。
しかし幸せのイメージを現実的なもので表し、わかりやすくすると、心も相乗りしていきます。
視覚に訴えるイメージを増やすとよいでしょう。
日記をつける方は自然とされているかもしれませんし、ネタ帳や趣味のノートを作っていらっしゃる方、アーティストの方は当たり前のようにされているかもしれません。
ただあなたが心惹かれる写真、雑誌の切り抜き、絵や静止画像を集め、それらをあなたがなりたい姿に結びつけます。その際に目標を言葉にしてもよいですし、胸の内を惜しみなく書き出すのもよいでしょう。
そして幸せのイメージに合う場所に行く、イメージに合う人に会いに行くのも効果的です。あなたの幸せはあなたが作り出すものですから、あなたから湧き出すイメージのエネルギーは純粋で、真っ直ぐで、強いのです。
あなたはご自分が何を望んでいるのかを知っていきながら、ご自分を幸せにするイメージを掴むことで、幸せが現実化していくのです。それは自力で見つける、身を委ねることで見つかる、両方の面を駆使して成就することでしょう。
私たちの想像は、必ずや創造に繋がるのですから。
幸せになるためのプラス思考トレーニング7つのポイント
1.全てを肯定する
2.全てを認める
3.為せば成る
4.なるようになる
5.雨降って地固まる
6.平常心・好奇心・喜び
7.幸せのイメージ