自分には何も思い当たる節が無いのに、パートナーから「離婚したい」と、言われた…。
当然、離婚したい理由もわからないし、自分は相手のことを愛しているのに、急に別れたいと言われても、返事に戸惑うばかりでしょうね。
軽いパニックに陥り、相手を責めたり、理由をとにかく説明して欲しいと詰め寄ったりしてしまうかもしれません。でも、そんなことをしても相手の気持ちを変えることはできないことも、本当はよくわかっていたりするものですよね。
さて、今回は、離婚したくないと思っている人が、どんな心持ちでいると夫婦関係を改善することができるのか、離婚を回避する7つのスピリチュアルアプローチを、ご紹介していきましょう。
離婚したくないときに夫婦関係を改善する7つのスピリチュアルアプローチ
その1.相手が「離婚」したいと思う原因について
あなたのパートナーは、なぜ「離婚」したいとまで、思い詰めているのでしょうか?
あなたもパートナーも浮気をしているわけではないのであれば、離婚を求める理由としては、「お互いの生活スタイルの擦り合わせが上手くいっていない」であるとか、「会話が無くなってしまった」とか、「レスにより、性欲が満たされなくなってしまった」など、必ず何かしらの離婚を望む理由が相手には存在するでしょう。
だとして、もし仮にその離婚をしたい原因を解決できるのであれば、すんなり元の仲良し夫婦に戻れるのでしょうか?
一度、冷めてしまった愛情を取り戻すことはなかなか至難の業ですよね。
「セックスレスが原因で別れたいのなら、じゃぁ、これからは週に一回は必ず!」なんて取り決めをしたとしても、約束が守られなかったらまた離婚話が浮上するか、さらには「もう性欲だけの問題でなくなった」と、突っぱねられる可能性すらあるでしょう。
その2.「離婚」にメリットがないのかを考える
あなたの「離婚したくない」という感情ばかりを先行させるよりも、現状をきちんと把握して、自分自身のメリットについても一度、考えてみましょう。
あなたが離婚したくないと思う理由は経済的不安?それとも一人になるのが寂しい?もしくは世間体が悪い?
そんなのではなく、「私はまだ、パートナーを愛しているから離婚したくない」という理由であるのかもしれません。
とは言え、離婚したとしたらあなたにはなにかメリットはないでしょうか?自分の時間ができる。自分の稼ぎは自分で自由にできる。子どもが居たとすれば、これ以上「子育て論」で、夫婦で揉めなくてすむかもしれない。
相手が「離婚」したいと言ってきたことをキッカケにして、今の結婚生活と離婚した後の生活、どちらが自分にとって幸せであるか、素直な心で考えてみることも、視野を広げるという意味において良いことでしょう。
その3.あなたが「離婚」したくない理由は?
そうして、ネガティブ思考だけにとらわれることなく、広い視野を持って、改めてあなたが離婚したくないと思う理由について考えてみましょう。
あなたにとってこれまでの結婚生活とは、どんなメリットがあって、どんな意味があって、どんな幸福感を味わうことができたのでしょうか?
そして、パートナーと一緒に過ごす期間、あなたはパートナーをどれだけ満たすことができたのでしょうか?
あなたが相手を必要としている分だけ、あなたは相手を満足させられていたのかについて、分析してみましょう。
どうですか?二人で過ごしてきた日々は、生きる上での「使命」を果たせていたと、確信を持てたでしょうか?
その4.「離婚」について考える必要性
あなたが離婚したくないという理由を自分で考えて得た答えは、相手からあなたが受けてきた「愛情」と言えられるでしょう。
例えば、
「安定した生活が送れる」
「家を守ってくれる人が必要」
「精神的に支えてもらう相手がいる」
など、離婚したくない理由には、あなたがパートナーに求めていること、そして与えられてきたことが含まれていたと思います。
あなたはたくさん、パートナーに支えてもらってきたのでしょうね。
「離婚」について深く考えることが、あなたとパートナーにとって必要であるからこそ、今その「離婚」というテーマについて、深く話し合うタイミングだったのだと言えるでしょう。
あなたは、「離婚」について話し合うことによって、どんな「気づき」を得られたでしょうか?
その5.相手を変えることよりも自分が変わる方が確実
「離婚したい」と思うパートナーの心を変えようとすることは、あなたの立場からではほぼ不可能であると言えるでしょう。
相手は、あなたに対してかなりの落胆した気持ちでいるでしょうから、あなたの言葉は何一つ相手に届かない可能性が高いと言えます。
相手の気持ちを変えることよりも、あなた自身の気持ちを変えた方が、「離婚しなくても良い」方向に、軌道修正することができる確率が上がるのです。
人間の心の奥深く、「集合無意識」ではそれぞれの人同士が繋がっています。そこでは自分の心の中で自分の周りにいる人たちの心、行動を設定しており、その人たちはあなたの心の中で設定された通りに動いています。
これは過去に色々な科学でも証明されています。
あなたのパートナーがあなたと離婚したいと言ってきた・・・それはあなたが知らず知らずにうちにパートナーがそういうように自分の心の中で設定していたということです。
これからはあなたのパートナーがあなたと一緒にいて幸せな顔をしているイメージを心の中にとどめておくこと・・・それが大切なのです。
ただ、今のあなたの心の中は「パートナーが離婚したがっている」ということで埋め尽くされていますから、今しばらくそれは横に置いておいて、あなたはパートナーの幸せを祈ってみましょう。
それがどのような結果をもたらすのか・・・それは想像もつきませんが、悪い結果にはならないことを保証します。
その6.「自分ばっかり」を捨てる
つい、相手に冷たく突き放される状態になると、自分が相手にしてあげたことや、相手をどれだけ思っていたかを伝えようと躍起になる気持ちが強くなりますが、それをしても何の意味も持たないばかりか、相手の心をより遠ざける結果となるでしょう。
「自分ばっかり大変な思いをしている」
「あなたは私の苦労をしらない」
「どれだけ私があなたを愛していると思っているの?」
などなど、相手にとってはどれもこれもまったく必要のない言葉ばかりです。
「自分」を思考の中心に置くのをやめて、「相手」はどんな思いなのか、「相手」は何を求めていたのかに思いを馳せることが、今のあなたに許された唯一の相手とのやり取りできる手段になるでしょう。
その7.「離婚する使命」「離婚を乗り越える使命」があるのかも
離婚とは、スピリチュアルな意味を踏まえると、魂が惹かれ合い、共鳴して導き合った結果、お互いを必要として結婚したはずなのに、二人でクリアするべき試練を放棄してしまうことを意味します。
それは魂レベルでいうと、「来世に持ち越し」となるだけで、離婚することが全ての終焉というわけでもありません。むしろ、「離婚」を経験するために「結婚」した二人である可能性すらあるのですから。
一般的なスピリチュアルな意味において、現世での結婚をすることとは、お互いの魂いを擦り合わせ、「生」を実感し、クリアすべき試練を乗り越えることこそ、人生の「使命」であることが多いのです。
あなたが諦めることなく「離婚したくない」と思い続けるのは、あなたにとっては「離婚」の危機をクリアすることもまた、「使命」のひとつであるのかもしれませんね。
【まとめ】
あなたが自分自身、気づくべきことを気づく、あるいは忘れかけていたものを思い出すことができれば、あなた自身の目指す道が見えるのではないでしょうか?
「離婚する」「離婚しない」は、あなたとパートナーにとっての「使命の導き」により、決定するでしょう。
あなたが自分に正直に、そして相手のことを素直に愛することができれば、必ず二人にとって必要な答えが導き出されることと思いますよ。
どうぞ、どちらの答えになるにせよ、諦めることのないようにしてくださいね。
離婚したくないときに夫婦関係を改善する7つのスピリチュアルアプローチ まとめ
その1.相手が「離婚」したいと思う原因について
その2.「離婚」にメリットがないのかを考える
その3.あなたが「離婚」したくない理由は?
その4.「離婚」について考える必要性
その5.相手を変えることよりも自分が変わる方が確実
その6.「自分ばっかり」を捨てる
その7.「離婚する使命」「離婚を乗り越える使命」があるのかも