言霊は元々神様と語る時に使われていた言葉でした。そして、そのような言葉は一般の人が聞いでも意味がわからない特別な言葉だったので、巫女やシャーマンが必要でした。
でも、本当は特別な言葉などなく、我々が普段日常で使っている言葉が神様との通信になっているのです。
そう、私たちの普段何気なく使っている言葉が言霊なのです。
あなたの人生を作っている言霊・・・一度見直してみませんか?
言霊は確実に存在する!自分が話す言葉の意味を考えたい7つのポイント
【1:言霊は古神道の教え】
「森羅万象には魂が宿っている」という考えは、今の日本人の心に染み付いている考え方ではないでしょうか。
それは仏教であろうが、キリスト教であろうが、イスラム教であろうが変わらない考え方だと言えます。
人間は古来から、自然と共に生きてきました。だからこそ、自然を敬い、恐れてきたのです。
八百万の神様が日本にはいます。八と言うのはたくさんと言う意味で、800人の神様がいるという意味ではなく、日本にはたくさんの神様が存在していると言う意味なのです。
そのような身の回りにたくさんいる神様と更新する言葉が言霊なのです。
【2:言葉から発する気】
古来は言霊は神様と話す崇高な言葉でしたが、現代ではその意味も変わってきており、言葉の意味がそのまま「言葉の力」になっているようです。
例えば、弱気な言葉で、「どうせ、自分はダメだ。」と言えば本当にダメになってしまう、というような事を指しています。
一番パワーがある言葉は「ありがとう」です。「ありがとう」は感謝を伝える言葉であり、物凄い力があると言われています。毎日、「ありがとう」と声に出すことで、自分の運気が驚く程変わってくるのです。
【3:変化は分かるか】
言霊の威力を他人を見て測ろうとするのは難しい作業です。その人の幸せはその人にしか分かりませんから、他人である私たちが「あの人が幸せになった」と判断できるものではありません。
でも、やっぱり言霊にその力があるのであれば、確かめてみたいものです。
例えば、同じ日に同じ植物を植えたとします。片方には、良い言葉を毎日語りかけます。別の方には、暴力的な言葉を毎日語りかけてみます。
そして1週間経つと、驚いたことに二つの植物の成長の度合いがまるで違うのです。良い言葉を語りかけた植物の成長状態は非常に良いのですが、悪い言葉を語りかけた方は見た目にも貧弱です。
言霊の力なんて信じない人は、やってみて下さい。おもしろい結果が見えて、ちょっと楽しいですよ。
【4:感謝の気持ちを伝えて就寝】
寝る前に声に出して、良い言霊を言ってください。誰に対して言えばいいのかわからない人は、神様でも、親でも、自然界でも何でも構いません。
とにかく、感謝の気持ちを声にする事が大切です。用意するとしたら、リラックスするだけでよいです。後は、声に出すだけです。
毎日、それを習慣にして、寝る前には感謝の言葉を言いましょう。
【5:自分の波長が変わる】
言霊を言う事で、自分の波長が変わってきます。波長が変われば、周りにいる人たちも違って来ます。良い波長になれば、同じレベルの波長を持つ人が、寄ってくるからです。
それにより、自分が置かれてる環境に変化が起き始めます。ギクシャクしていた仲間関係が改善したり、新しい出会いもあるでしょう。
そうなって来たのを感じたら、既に言霊のパワーが働いている証拠です。
【6:幸運が舞い込む】
やがて、少しづつ良い知らせが舞い込むようになります。周りにも幸せの波長が届き始めたのです。自分から発している良い波が、広がっているのです。
周りが幸せな空気になって来ている場合、確実にあなたも、その中にいるという事です。
【7:悪い言霊は言わない】
せっかく、感謝の気持ちを言葉にすることで言霊の力を得ても、悪い言葉を放った時点で、その力は消失してしまいます。
言霊の力を借りたいなら、絶対に悪い言霊を言わないで下さい。悪い言葉には、悪い事を引き寄せる力があるからです。
言霊には、良い波動もあれば、悪い波動を発する言葉も存在します。悪い言葉を発した時の自分の心をのぞいてみて下さい。多分、気分の良い状態ではないはずです。
【言葉は音】
言葉とは、音の集まりです。その音の組み合わせで、良い言霊と悪い言霊が作られます。神様を称えるための祝詞には、濁音、半濁音は入りません。清音だけを使っています。
簡単に言えば、良い言霊は、「感謝します。」「美しい」「平和」などのように、静音で作られた言葉です。逆に悪い言霊は、「だるい」「嫌だ」「バカ」「邪魔」など、濁音や半濁音で作られているものが多くなります。
言霊を区別するには、静音の言葉か、濁音や半濁音の言葉を使うかで判断する方法が簡単な基準になります。(※全部ではないので、簡単な判断法として試して下さい。)
『言霊を大切に』
言葉が綺麗な人はそれだけで「育ちが良い」とか「清楚」、「頭が良さそう」など周りの人の評価が違いますよね。逆に、汚い言葉を喋る人は「頭悪そう」「不良」「ダメそうな人」と見られてしまいます。
それだけ言葉が与える印象が強いと言う事です。気づかないだけで、言葉に力がある事をみんな知っているのです。日頃から言葉遣いに気をつけるだけでも、だいぶ周りが見る目が変わってくるのは確かですね。
言霊は確実に存在する!自分が話す言葉の意味を考えたい7つのポイント
⑴ 言霊は古神道
⑵ 言葉から発する気
⑶ 変化は分かるか
⑷ 感謝の気持ちをつたえて
⑸ 自分の波長が変わる
⑹ 幸運が舞い込む
⑺ 悪い言霊は使わない