友達がいない孤独って、なかなかどうして、辛いものがありますよね。でも、「友達がいない孤独」は「自分の未来の幸せ」に繋げることができる素敵な幸せへのステップなのです。
今、友達がいないことで寂しいと感じている人には近い将来に幸せな経験が待ち構えているのです。

 

友達がいない孤独を未来の幸せへと繋げる８つのステップ

その1.学生のアナタが友達がいないため孤独な場合
学生生活では友達がいるかいないかで、かなりの幸福感の違いがありますよね。本来、自分の中で友達を必要としていなかったとしても、一人でいることが「悪いこと」のように言われたりするし、一人でいると「魅力のない人」と言うレッテルを貼られることもあるでしょう。

その中で飄々と生き抜くことは、かなり大変なことです。本当は友達と思ってもいない人の機嫌を取ったり、仲良くしたくもないのに仲のいいフリをし合ったりしたこともあるのではないでしょうか？

社会人になると、もっと色々な人があなたの生活に絡んできます。そうなると、今度は嫌でも周囲の人と関わらないといけなくなるのですが、その中でも「あくまで自分のスタンスを守る」という姿勢の人が成功しているケースが多いのです。

社会人になって色々な仕事をこなしていくと、周囲に流されていてはなかなか自分の理想通りに仕事を仕上げることができません。でも、周囲とは関わらないわけにはいかないから、適度に交流を保っておきながらも自分を貫く姿勢が大切です。

友達がいないあなた・・・実は「いない」と思っているだけかもしれませんが、それは少なくともあなた独自のスタンスがあるということです。

これからは大きな集団やグループが幅を利かすよりもそれぞれ個人が自分の個性を生かして社会に貢献していく時代・・・時代はだんだん集団から「個」へと移ってきています。

周りの人があなたの価値を決めるのではありません。自分が自分の価値を決めるのです。周りに友達がいないから自分には価値がないのではなく、あなたが自分を貫くから価値があるのです。

 

その2.社会人になって友達がいないため孤独な場合

あなたがまず、「友達」と意味付けている関係性は、どんなものでしょうか？
「困った時に相談できる相手」
「なんでも言い合える相手」
「助け合うことができる仲間」
「喜びを分かち合う仲間」

どうでしょう？このような関係性って、今のあなたにとって、必ず必要なのでしょうか。もし、そんな関係の人が居てもいいし、いなくてもいいなら、別に友達って絶対に必要なものとも限りませんよね？

確かに困っている時にその話を打ち明けて気持ちが少し軽くなることはあります。でも、そういった場合でも最終的に決めるのは「自分」なのです。

また、社会人になると各自が会社や色々な共同体の中に入って、その中で独自の人間関係を気づいてしまうので、人一人一人の背景が学生時代以上に異なってきます。
そうなるとお互いに何もかも分かり合えているような関係になるのは至難の技で、ほとんどの会社において人間関係の問題が存在していたりします。

学生時代以上に友達を作りにくいのが社会人だと言えるでしょう。

無理に友達を作り必要はありません。まずはあなたがあなたを喜ばせてあげる、慰めてあげる、楽しませてあげる、自分を知ることが大切です。その後でできた友たちとは本当に自立した大人の関係を築くことができるでしょう。

まず、自分の確立が大切なのです。

 

その3.友達がいないのは「孤独」だと思ってしまう
学生時代に集団から孤立してしまった時に感じた苦しみが原因で、「友達がいない」ことが「孤独」であり、「苦痛」だと思っていませんか？
集団の中でも理解されないから、それは「孤独」だと捉えてしまうでしょう。

理解されない・・・？理解されているように思える人がもしあなたの周りにいたとしても、その人は本当は理解されていません。

人間は自分が一番大切です。そして、目の前にそんな自分と同じ気持ちの人がいたら、親近感を感じてその人を理解したような気持ちになります。
本当は「理解した」じゃないのです。ある何かのポイントが気持ち的に共感できて、「わかったふり」をしているだけです。

それが証拠に人間同士の関係って、親しくなればなるほど維持が難しくなります。最初は共感できるポイントだけが見えてきていましたが、だんだん自分が共感できないところも見えてきます。

「理解された」ように思えるのは、出会ったごく初期の段階で共感できるポイントが重なっただけなのです。

本当に理解し合う関係は、そのような段階をはるかに通り過ぎたところにあります。そしてそんな関係を結ぶことができる人は、自分を確立した人です。周囲の人に左右されず、自分の価値を認めることができる人・・・

周囲の人の反応にいつまでも右往左往している人には、いつまでたっても自分の確立はできません。

あなたには今その機会が与えられています。どうぞ、自分を大切にしてください。本当にそれを貫くことができた時・・・本当の友達が目の前に現れるでしょう。

 

その4.友達がいない孤独は辛く寂しいが、生きられないことはない
今のあなたは、友達の力を借りないとどうしても生きていけない理由がありますか？楽しいことがあって「共有」したい時に、それをできる友達がいない。悲しいことがあり、それを聞いてもらい慰めて欲しいのに、それをしてくれる友達がいない。

 

いや、そうじゃないんです。人間の経験は一人でいる時が一番密度が濃いのです。目の前の出来事を自分一人で噛み締めて味わうことができる・・・

そしてその密度が高い経験は、今度は友達ができた時に役に立ってくれるでしょう。

 

その5.友達がたくさんいても「孤独」はやって来るもの
「孤独は寂しいなぁ」と感じることは、誰しもが当たり前にあることです。でも、むしろ友達がたくさんいる人ほど孤独を感じているケースもあるのです。

友達がいるからといって、孤独を感じないわけではありません。集団の中にいても自分が理解されない、自分の思い通りにならないことがあれば、「孤独」は自分の心に宿ることになります。

実際、友達が多ければ多いほど、自分とは違う相手の考え方が見えてきますので、とりあえず周りが騒がしくはなりますが、むしろ精神的な孤独を感じることも多いのです。

 

その6.友達という存在に依存してない？
「いざという時に助けてくれるのが友達」
「なんでも聞いてくれて、励ましてくれるのが友達」
「いつでも、いつまでも味方をしてくれるのが友達」

もし、あなたが困っている時に助けてくれなかったら？もし、愚痴を聞いて欲しいのに忙しいと断られたら？

それって、裏切りになるんでしょうか？それとも、友達ではなくなってしまうんでしょうか。

友達が自分の思い通りの動きをしてくれないからといって「孤独」を感じてしまうとしたら、友達の存在ってどんな意味があるんでしょうね。

実際に苦しい時に助けてくれる友達ができるまでには非常に長い時間がかかります。そして、その長い間友情を温めることができるかどうかはあなた次第・・・

あなたが自分を確立していたら、あなたが友達に合わせようとして無理をすることはありません。
あなたが無理をしなくなると、その状態で続く友達だけが残っていくのです。

 

その7.「孤独」は自分自身が感じるもので、友達がいる、いないは、関係ない

ここまでお話してきて、お分かりいただけたと思うのですが、「孤独」や「辛さ」を感じることは、友達がいるかいないかということに関係なく、自分自身の心の中で感じているだけのことなんですね。
だから、友達がいない人でも「孤独」でない人はたくさんいます。むしろ自分が好きなことが好き放題にできて、孤独など感じる暇がない人もいるのです。

友達がたくさんいても常に孤独な人もいれば、友達が一人もいてなくても孤独ではない人もいるのです。

 

その8.自分の心に孤独を意識できると、人に感謝しやすい体質になる
自分自身の心が「孤独」を感じていると認めることができる人、つまり孤独を恐れない人は、孤独なことを悪いことだとも捉えませんし、ましてやそれを友達がいないせいにもしません。

そして、人が自分のためにしてくれたことに素直に感謝ができるようになります。
最初から人を当てにしていない状態で、人に親切にしてもらった場合、「こんなに良くしてもらってありがとうございます」という、気持ちを持つことができますよね。

これがもし、「友達がいないせいで孤独だ」と思い込んだままでいると、人に親切にしてもらってもある意味、当たり前に捉えてしまうことがあります。これが当たり前になってしまった友達関係はうわべだけであり長続きしないか、その中でも孤独を感じるような関係になってしまうでしょう。

 

 

【まとめ】
いかがでしたか？もし、学生の方がこれを読まれていたらまだ実感が湧かないかもしれませんし、経験を積む時期ですから辛い思いをたくさんしなければならないかもしれません。

ただ、無理に友達を作ろうとしたり、友達がいないことが悪いと感じる必要がないとだけ、心に留めておいてくださいね。

そして、社会人の方は、自分の孤独という気持ちをそんなに悪い風に捉えないようにしてくださいね。友達がいないことと、孤独な気持ちとは別のものだということを知っておくだけで、少し心が軽くなりますよ。

あなたの幸せを応援しています。

 

友達がいない孤独を未来の幸せへと繋げる８つのステップ
その1.学生のアナタが友達がいないため孤独な場合
その2.社会人になって友達がいないため孤独な場合
その3.友達がいないのは「孤独」だと思ってしまう
その4.友達がいない孤独は辛く寂しいが、生きられないことはない
その5.友達がたくさんいても「孤独」はやって来るもの
その6.友達という存在に依存してない？
その7.「孤独」は自分自身が感じるもので、友達がいる、いないは、関係ない
その8.自分の心に孤独を意識できると、人に感謝しやすい体質になる