あなたが絶望し、途方に暮れ、自暴自棄になり、希望が見出せない時・・・あなたが感じることは、あなたにとって事実であり真実です。
でも、その絶望はあることをきっかけにパッと喜びに変わる・・・そんな処方箋をご紹介します。
人生に絶望した時に読んでほしい本当に効果があった7つの処方箋
人生に絶望した時の処方箋1.辞めること
時々便利さや多忙さ、機能や人とのネットワークやコミュニケーションに囲い込まれ、疲れてしまうのかもしれません。
〇する か しないか
人生に絶望したら、いっそのことできることから「辞める」ことです。
あなたにストレスを与えているものはなんでしょうか?それは本当にあなたがやらなくてはいけないことでしょうか?
この質問に即答できない場合や迷ってしまう場合、あなたはきっと心の中ではやりたくないと感じているのです。生活や仕事に差し支えないものであれば、辞めてしまいましょう。
趣味や習い事、SNSや人とのコミュニケーションさえストレスや義務感に変わっていることがあります。
あなたは物事を選び、決める自由と意思があります。本当はしたくないことで、人に迷惑をかけないのであれば、「一抜けた!」をしてもよいでしょう。
あなたが心に従わない限り、あなたはため息ばかりをついてしまうことでしょう。
人生に絶望した時の処方箋2.断ること
何を選ぶかであなたの内も外も様変わりします。たとえば食事、人間関係、仕事の場面など、あなたは表現や手段を変えて「断る」ことができます。
断食で、身体のデトックスをすることがその手段かもしれません。
はたまた時間の使い方や人との交流、職場で請け負う仕事内容かもしれませんが、絶望してしまっている今、あなたのその状態から失うものなど何もないのです。全部断ってしまいましょう!
〇絶望の解釈
あなたがなぜ絶望的な気持ちになり、何もかもが面倒に感じてしまうのでしょうか?
結局は貧乏くじを引かされる、思い通りにいかない、操られるように、流されるように、翻弄され、何1つ選べないと感じているからではないでしょうか?
あなたがそう感じている原因や要素は、確かに存在すると思います。しかしこれまでの経験での解釈や物差しを反射的に引っ張り出し、結末を決めつけてしまうのも危険で、もったいない側面もあることを知ってください。
人の思考や感情のパターンは、目の前に起きていることや予測されることに対する防衛のようなものです。
危機を回避するために養われてきたものですが、いつからかあなたはそのパターンを絶対的な基準として、柔軟さを失ってしまっている可能性があります。
実は自分が思っているほどは絶望的な状況ではない・・・そんなケースは往往にしてあるのです。
〇絶望の真っただ中
とはいえ無気力状態や絶望に浸っている人に、正反対の言葉は響きませんし、そのように働きかけることはありがた迷惑と受け取られるだけです。
それならば心が落ち着くまで、余計な神経を使うことから手を引いてみることと良いでしょう。
あなたは今まで同時に多量の情報処理をしながら、時間に追い立てられてながらも頑張ってきました。
やりたくない、気が向かないことからそっと手を引いて、頑張ってきたご自分を褒め、労って差し上げてください。
人生に絶望した時の処方箋3.捨てることと与えること
気づけば要らないものばかりを溜め込んでしまい、何が何だかわからない状態。
今あなたに必要なもの、大切なものはなんでしょうか?
娯楽品や嗜好品に限らず、私たちの生活には余計なもので溢れています。
使わなくなって1か月経ったもの、季節ごとの衣替えや模様替えで使わないとわかっているもの、自分には必要なくなったものは手元から放してしまいましょう。
「断捨離」という言葉が流行りましたが、その解釈は少し歪んでいます。勢いで物を捨て、表面的にすっきりしても、心の中に執着心や癖が残っていると意味がありません。
また必要ないから捨てる、という自分勝手な行いは褒められたものではありませんよね。
「寄付」や「寸志」は、自分にとって必要なくてもあっても、誰かのために分け与える心をいいます。
要らないからといって安易に捨て去ってしまうより、その物が最後まで活用されるための「術」や「手段」を考えた上で手放すことをお勧めします。
人は感情や人、物に執着する、依存することでバランスを失います。
物や感情の整理がつかなくなっている状態を正常な状態を戻すと、いくらか精神が安定するのです。
あなた自身を苦しめる執着は捨て、あなたが持てる恵みを与えようとする時、ブーメランのように回り回って返ってくるご褒美があるでしょう。それは自分で選び、決めたことが現実化するからといえるのです。
人生に絶望した時の処方箋4.何もしない
予定表やスケジュール帳を見て、計画や約束、しなければならないことが沢山あると、充実さを感じる時とそうではない時がありますよね。
人生に絶望している時、何とか1日を生きるだけで精一杯の時、束の間の時間はいつの間にか過ぎてしまいうもの。
結論から言ってしまうと、それでよいと思います。何もしないことをする時間を思う存分取ってください。
最低限しなければならないことを済ませ、外部との関わりを穏便にし、あなたはご自分の時間を大切にしてください。
楽な恰好やお気に入りの服を身に着ける、好きな紅茶やコーヒーを飲む、好きな音楽をかけっぱなしにするなど、淡々としながらも穏やかな時間を過ごしましょう。
時々孤独感や絶望感に打ちひしがれる時もあると思います、そんな時は散歩に出かけてもよいでしょう。
何も考えず、気を遣わない時間を作ってみてください。
人生に絶望した時の処方箋5.ここではないどこかへ行く
鬱状態や行き詰った時に、一時的に環境をガラリと変えてしまうと、心が晴れることがあります。
急に長旅や遠方へ旅に行くことはできないかもしれませんが、近場や少し距離のある場所へ足を延ばし、気ままに時間を過ごしてみましょう。
懐かしい場所や行ったことのない場所、行きたかった場所やそれに近い場所に行くことで発見できるものがあるかもしれません。
何よりもいつもの環境から離れることで、ストレスやプレッシャーを思い出すことを軽減できます。
食べたい物を食べ、見たい物を見て、出くわす物や人を眺め、自分の心の動きや変化をそのまま感じてください。
あなたを取り巻く環境は簡単に変える、選ぶことは難しいですが、一時的に時間と場所を決めて楽しむ、日常から離れることはできるのではないでしょうか。
人生に絶望した時の処方箋6.一心不乱になる
何かに集中している時は、寂しさや苦しみかを忘れることができますよね。
それよりも探求心や好奇心が強くなるため、時間を忘れてしまうこともあると思います。
掃除を始めたらキリがないけれど、一心不乱になれるのなら、気になるところから掃除をしてみましょう。音楽が好きなら延々と音楽鑑賞や楽器演奏をしてみてください。
散歩やジョギング、水泳やスポーツなどが好き、無性に外に出たい、身体を動かしたい場合は、気が向くことをして、疲れを感じたら寝てしまいましょう。
私たちには取っ掛かりが肝心です。
理由や結果を求めずに、何かに没頭することで見つかるものがあるかもしれません。
それが心の穏やかさ、好きなことや得意なことの気持ちよさ、感動や興奮かもしれません。
時には身体や本能に従って時間を過ごしてみてください。
人生に絶望した時の処方箋7.感動・喜びに触れる
私たちは感動することで笑い、泣き、言葉が出ない時に幸福感を味わう生き物だと思いませんか?
実体験としての感動がなくても、疑似体験や芸術作品を通し、感情移入や興奮状態を体験することができます。
また実際にリアルタイムで感動すれば、心の底から、骨や内臓から喜びや感動を味わうことができます。
映画、音楽、茶道、武道、華道、美術、芸術、話術、自然、天体、文学などのありとあらゆる分野の世界が、あなたに感動と喜び、驚きと興奮、そして幸福感を提供してくれることは間違いありません。
ライブやコンサート、試合や展覧会、その日に起こる出来事や様子は、その時だけのものです。
あなたが望むなら、何の気なしに足を運んだとしても、あなたを励まし、勇気づけてくれるものに出会えるのではないでしょうか。
心の栄養は吸収してもし過ぎることはないのですから。
人生に絶望した時に読んでほしい本当に効果があった7つの処方箋 まとめ
1.辞めること
2.断ること
3.捨てること
4.何もしない
5.ここではないどこかへ行く
6.一心不乱になる
7.感動・喜びに触れる