頭痛は辛いですよね。頭痛の辛さは痛さだけが辛いのではありません。
何もかもやる気が起きない、何もできなくなってしまうこともありますよね。
お医者様に相談しても、特定の病気が原因ではないと診断され、ストレスが悪さをして頭痛を引き起こしているのだろうと言われると、根本的な解決方法はないような気分になります。
そこで今回は、ストレス性の頭痛にお悩みの方に、少しでも辛さから解放されるための7つの方法をご紹介します。
ストレスからくる頭痛を和らげる7つの対処法
その1.ストレスの原因を突き止め距離を置く
ストレスが引き起こす疾患としてよくあるのが、胃炎、十二指腸潰瘍、過敏性腸症候群、不眠、うつ病、そして自律神経失調症などですね。
このような疾患の前兆として、よく頭痛を訴える人も多いかと思います。頭痛はスピリチュアルな意味からしても、「警告」の役割を果たしており、「これ以上続けるのはやめた方が良い」と、体から信号を発していると捉えることもできます。
なので、頭痛が起きた時には、自分の中にあるストレスの原因を突き止めて、それらとうまく距離を置く必要があります。
ストレスの原因とは、
・仕事の質が合わない、量が多い
・人間関係が上手く行っていない
・自分には難しいことを無理やりしている
・性格的なもの(几帳面過ぎる・せっかち・真面目過ぎる・完璧主義など・競争心が強い)
・慢性的な睡眠不足
などが考えられますね。
自分に当てはまるものがあり、ストレスの原因になっていると感じたら、それらを改善してみましょう。
その2.自分にあったリフレッシュ方法を見つける
ストレスからくる頭痛への特効薬は、ストレスの根元から離れるのが一番ですが、簡単に原因を取り除くことが困難なケースも多いですよね。そのような場合には、やはり自分なりのリフレッシュ方法を見出すのが良いでしょう。
どんなにメンタルが強い人でも、ストレスは感じています。メンタルが強そうに見える人は、自分に合ったリフレッシュ方法を見出している人だと言い換えることもできます。
効果的なリフレッシュ方法のひとつに、「自分の好きなことだけをする時間を作る」というものがあります。楽しいと実感できる時間を生活に取り入れることで、「自分をチャージ(充電)する意識」を持ってみましょう。
その3.生活にメリハリをつける
もうひとつのリフレッシュ方法に、癒しの時間を作るというものがあります。「楽しい自分だけの趣味」をうまく見つけられない人は、こちらの「リラックスできるくつろぎの時間」を持つことを意識してみましょう。
ストレスを解消するには、「心から楽しむ時間を作る」か、「リラックスできる時間を持つ」のが効果的だと言われています。
バリバリとエネルギッシュに行動できる人は、「仕事をする時間」+「遊びの時間」+「くつろぎの時間」のバランスが良い生活をしています。つまり、生活にメリハリをつけることで、ストレスに強くなれるのですね。
その4.生活習慣を見直す
生活習慣が悪いとストレスも溜まりやすくなりますし、逆に、ストレスを受け続けると生活習慣も悪くなって行くという現象がありますね。
例えば、
・睡眠不足
・暴飲暴食
・アルコールやタバコの量が増える
・生活自体が不規則
など、頭痛の原因になることばかりをやってしまう結果に繋がって行くのですね。
意識的に生活のバランスを整え、生活習慣を見直して健全な生活をして行くと、びっくりするぐらい頭痛を軽減させられる場合もありますので、規則正しい食生活や適切な睡眠時間を取れるような生活をしばらく続けてみるのも一案でしょう。
その5.鎮痛剤を使うことも視野に入れる
とても辛い状況にあるのに、薬で誤魔化すのは嫌だと毛嫌いする方がたまにいらっしゃいます。確かに鎮痛剤と使用しても、頭痛を根本的になくすことはできません。
ですが、頭痛を抱えたまま生活をするのは大変辛く、余計にストレスを募らせる結果にも繋がりますので、鎮痛剤も時には有効だと使用することをお勧めします。
自分の頭痛のタイプにあった鎮痛剤を選びましょう。主治医に相談すれば適したお薬を処方してくれます。
さらに、痛みがひどくなってから鎮痛剤を飲んでも効き目は薄いので、痛みがひどくなる前に前もって飲むようにすると良いです。
その6.抗うつ剤、抗不安薬を使うことも検討する
気持ちが落ち込んで辛い時には、抗うつ剤や抗不安薬の使用を検討してみましょう。自分で「リラックス状態」を作るのが苦手だと認識がある場合、薬の力を借りることも良い手段となります。
薬と使用しても根本的な頭痛の治療にはなりませんが、辛い状態のまま問題を解決することはとても困難です。まずは痛みや辛さを和らげ、気持ちに余裕が生まれてからストレスの原因を探るといいですね。
その7.我慢しない、無理をしないことを心がける
ストレス性の頭痛への対処法は、内因的な問題クリアが大切になります。頭痛の特効薬はなく、自分自身の辛さと対面していかなければなりません。
例えばストレスの原因が人間関係にあるとすれば、自分自身の人との付き合い方を改めたり、他者の言葉を悪く受け取らないようにするなどの自衛が必要になるでしょう。
我慢をして人と合わせ続けるとか、好きではないことを無理にやり続けると、必ずその反動が身体に表れます。頭痛は最もわかりやすい、身体からのサインだと受け取って間違いはないでしょう。
頑張ることも必要ではありますが、頑張り続けることは故障の原因になります。無理をし過ぎないように、自分に優しくありましょうね。
【まとめ】
ストレスからくる頭痛を和らげる7つの対処法はいかがでしたか?自分に合う方法が見つかると良いですね。
頭痛が長く続くと慢性化して痛みを感じなくなることもあります。いわばせっかくの身体からのサインを無視し続ける結果になるのです。
私も長年の頭痛持ちで、ずっと無視し続けました。原因を追究しなかったのですね。すると、ある日突然耳鳴りが始まり、驚いて耳鼻科に行くと、突発性難聴という診断をされました。
「ストレスを抱えてない?」「最近、身体を酷使しなかった?」など、色々問診されましたが、私的には「普段通り」としか答えられなかったんです。
しっかりと処方された薬を飲んで耳鳴りの症状は治まりましたが、これも身体からの大切なサインでした。もしも無視し続けたら、耳鳴りは治らず片耳の聴覚を失う可能性もあったのです。
みなさんも辛い頭痛をそのままにせず、ぜひ自分の「問題」にスポットを当ててあげてみて下さいね。
ストレスを解消する方法は人それぞれですが、対処法を見つけられた人は自分にも優しく、温かい人になれるのだと言いますよ。良い人生を歩むためにも、無理と我慢はしないように心がけましょうね。
ストレスからくる頭痛を和らげる7つの対処法 まとめ
その1.ストレスの原因を突き止め距離を置く
その2.自分にあったリフレッシュ方法を見つける
その3.生活にメリハリをつける
その4.生活習慣を見直す
その5.鎮痛剤を使うことも視野に入れる
その6.抗うつ剤、抗不安薬を使うことも検討する
その7.我慢しない、無理をしないことを心がける