体調が悪いのに、病院で検査しても異常が見つからないケースが増えていますね。そんな場合、原因は身体ではなく心が関係する、自律神経失調症が疑われます。
精神的な原因が占める割合が大きな場合が多く、スピリチュアル的なアプローチが有効な場合もたくさん見受けられます。今回はそんなスピリチュアル的なアプローチを交えた自律神経失調症を改善する方法をご紹介します。
自律神経失調症を改善するための7つの効果的なメソッド
1.まずあなたの心から・・・スピリチュアル的なアプローチ
検査で異常が出ない症状で、意外に多い症状が、からだがだるい、動悸・息切れで苦しい、吐き気や嘔吐が止まらない、めまいがする、眠れない、体がかゆい、暑くもないのに体がほてる、耳鳴りがする、すぐに下痢をする、胃の具合が良くないなどがあります。こんな場合は自律神経失調症が疑われます。
自律神経失調症は精神的な要因が大きく、スピリチュアル的なアプローチが有効であることも多いのです。
そのスピリチュアル的な説明を100%信じる必要はありませんが、自分の思い込みを改善するという意味では特に効果があります。
さて、自律神経失調症のスピリチュアルな意味とは一体なんでしょうか?それは「月や太陽そして地球から離れてしまっている!」という意味です。
オススメの自律神経失調症を改善するスピリチュアルな方法はグラウンディングです。
グラウンディングとは「地に足をつけてしっかりと生きる」とか「裸足になって、足から根を出し大地を覆うように根をはるイメージをする」というワークです。
グラウンディングをすると、地球はもちろん月や太陽を含めた宇宙全体を感じることができ、それからたくさんのエネルギーをいただけ、自律神経が癒されるからです。
裸足でグラウンディングすると、とても気持ちよくてダイレクトに宇宙を感じることができます。宇宙との一体感を持つと、心が豊かになり体にエネルギーがみなぎってきます。すると、本来の人間の機能が回復して、自律神経が整うのです。
あなたは心もとないフワフワと浮いている存在ではなく、母なる大地にしっかりと根付いており、守られています。それを感じるだけでもだいぶ変わってくるのです。
2.医療機関での治療
でも、そういったグラウンディングは自分の主観によるワークであり、有効でありながら不安が消えないケースも多いと思います。
2週間以上、症状が続くなら、内科などかかりつけの医師にみてもらいましょう。数ヶ月通院し、薬を飲んでも症状が良くならないなら、精密検査のできる大学病院などで、きちんと検査してもらいましょう。
これまでの治療では効果が期待できないようなら、体と心の両面を総合的に治療する心療内科を受診してみるのも良いでしょう。スピリチュアル的なアプローチももちろん有効ですが、スピリチュアル・アプローチも心療内科も心を扱うもの・・・どちらも有効なのです。
心理療法
自律神経失調症を完全に治すには、精神的な要因に向き合う必要があります。どんな問題があるのかを探り、それを改善して心のケアをするのが心理療法です。
ストレスの処理能力を高め、ストレス体制を強化する目的で、心のケアを必要とする場合が少なくありません。完治を目指して自分と向き合ってみましょう。
理学療法
マッサージなどで体をほぐし、神経の緊張状態や血流の流れを改善しましょう。健康保険が適用されるところも多いので、症状がつらい時は治療院に通うのも良いでしょう。
規則正しい生活を実践
•からだのリズムを健康モードに戻して
からだのリズムは、生活スタイルに密接につながっていて、生活に問題があると乱れてきます。それがまたストレスとなって体調を崩す、という悪循環に陥ってしまいます。
体調が悪いと感じたときは、早めに生活スタイルを見直すことが大切です。ポイントは、生活リズム、食事・栄養、睡眠、休養、労働、運動です。無理な生活や生活リズムの乱れが続いたときは、早めに調整しましょう。
•ストレスになるような無理な調整は禁物です
心身の健康を維持するには、規則的な生活をするのが一番ですが、現代の生活環境を考えると容易なことではありませんね。まずは、睡眠時間をきちんと確保して就寝時刻と起床時刻を決め、一定の食事時間、リラックスの時間を優先的にとるようにしましょう。
3.日常生活を見直そう
食事と栄養を考える
•健康的な食生活を心がけましょう
食事の基本は1日3食です。3食決まった時間に取れれば、生活リズムの乱れを防ぎます。
忙しくても食事時間は20〜30分確保しましょう。
まずはよく噛みましょう。しっかりと噛んで味わうことを忘れないでください。リラックスしたなかでよく噛んで食べれば、胃腸の動きが活発になり、消化・吸収も高まります。
•必要な栄養は積極的にとりましょう
健康を維持するためにも栄養バランスを考えた食事が大切です。偏食や過剰摂取に注意して、不足しがちな栄養を取りやすくする工夫をしましょう。
休養や睡眠を十分にとりましょう
•快眠で、からだのリズムを整えましょう
眠ることで、疲労回復だけでなく、各器官の働きやホルモン分泌を促進し、免疫力やストレス耐性を高め、心身を安定します。
•ぐっすり眠るための環境づくりをしましょう
まずは就寝前にリラックスしましょう。その日のうちの就寝を心がけましょう。
毎朝決まった時間に起きて太陽光をしっかりと浴び、体内時計をリセットさせましょう。
•睡眠のトラブルを改善しましょう
寝不足は誰もが抱える悩みの一つです。健康に良い睡眠時間として一般的に7〜8時間と言われますが、必要な睡眠時間は人それぞれです。時間にこだわらず、1日を元気に過ごせているなら、睡眠時間は足りていると考えていいでしょう。
•不規則な生活の改善で寝不足を解消しましょう
就寝時間と起床時間を一定にして規則正しい生活を送れば、単なる睡眠不足は解消されるでしょう。
•睡眠障害が疑われる場合は早めに受診しましょう
眠るための方法をいろいろ試しても良くならない場合、睡眠障害が疑われます。内科でも良いので早めに受診しましょう。
•眠れない時の対処法
ホットミルクを飲んだり、入浴やストレッチでリラックスを心がけましょう。眠れない時は布団から出てリラックスしましょう。辛い時は薬の力を借りて改善しましょう。
4.もう一度実践的なスピリチュアルへ 〜体からの声を聞いてあげましょう〜
肉体の操縦士である魂の問題を解決しないと、いくら肉体をケアしたり薬を飲んだりしても、それは対処療法に過ぎません。肉体の声をきちんと聞きましょう。
あなたの体の不調はスピリチュアル的なメッセージであることが多いのです。
頭痛
「考え方をもう一度、見直しなさい」と言われていることが多いです。考え方が柔軟でなく、自我に固執しているときです。
目の痛みや疲れ・目の病気
「注意深くものを見ていますか?」と言う問いかけであり、「しっかり相手を見なさい」と言うメッセージ。
「慎重になりなさい」と言う意味合いもあります。
反対に人のあら探しばかりしている時も、目を患うことがあります。「周囲の人を詮索しすぎですよ」と言う場合も。
耳のトラブル
人のアドバイスを聞かなかったり、頑固になっていたりするときに現れることが多いです。不注意であることへの警告の場合もあります。
また、家庭や職場でトラブルが続き、人が罵り合う声ばかり聞いていると難聴などのトラブルが起きます。
「必要ないものは聞き流しなさい」と言うメッセージです。
鼻のトラブル
心が少しいじけているとき、心が後ろ向きになっているとき、鼻炎という症状になる場合があります。また、放漫になっている時も、鼻に症状が出やすいです。
外見にこだわっているときや、虚栄心が強くなっている時も同じです。
肩こり、肩のトラブル
人から見られることを意識し過ぎて、頑張り過ぎていたり、人からの評価を気にし過ぎている場合、肩にトラブルが起こりやすくなります。
呼吸器のトラブル
嫉妬心が原因のことが多いです。心が狭くなって、相手を縛ろうとすると、キュッと器官が狭まって、気管支炎になりやすいです。
嫉妬ややきもちは寂しさからくることが多いので、呼吸器のトラブルがあったときは、愛情の電池が切れていないか注意して振り返ってみてください。
胃腸のトラブル
「腹黒い」という言葉があるように、胃や腸は色々な思いがたまりやすいところです。そのため、感情的な問題や何かを思いつめているような時、胃や腸のトラブルになって出ることが多いのです。
5.リラックスと気分転換でリフレッシュ
•夜はできるだけのんびりしましょう
テレビを見たりインターネトをしたりしてのんびりしているつもりでも、実は休まっていません。
•毎日の入浴でからだの芯まで温めてリラックスしましょう
ぬるめのお湯に入って足を伸ばせば、水圧と浮力によって毛細血管が適度に刺激されて全身の血行が良くなり、リラックス効果が高まります。好みの香りの入浴剤・アロマオイルやボディソープを使うのも良いでしょう。
•自分にあった楽しいことで気分転換をしましょう
些細なことでイライラしたり、くよくよ悩んだりするときは、ストレスが溜まっているサインです。楽しいことでストレスを解消しましょう。
•趣味を持って非日常的な時間でリフレッシュしましょう
自分にあった趣味なら、仕事やいやなことを忘れさせるほど没頭でき、自然に気分転換になるはずでしょう。
•適度な運動で、心身のリフレッシュをしましょう
ストレスにも強くなり、イライラや憂鬱感が吹き飛んで心身のリフレッシュになります。
体力的にも精神的にも負担の少ない有酸素運動がオススメです。代表的な有酸素運動のウオーキングは、いつでも誰にでもできて、お金もかかりません。
汗をうっすらかく程度の速度で、1時間ほどのウオーキングを習慣にしましょう。
6.心の余裕と柔軟さをもってストレスと向き合いましょう
•ストレスの感じ方はコントロールできます
とくに、心に余裕があれば、不快なストレスに動じないでしょう。ストレスを受けやすい人は、できるだけおおらかな気持ちで過ごすことが大切です。
短時間でも、毎日、定期的にリラックスすることを心がけましょう。
•ストレスコントロールのため、日常で気をつけるポイント
自分に自信を持つ
休日には心身をリフレッシュする
頑張りすぎないようにする
心身を健康に保つ
強いストレスには早めに対処する
疲れたら早めに休む
•自分流のストレス解消法を見つけましょう
ストレス解消法は自分にあった方法でストレスを感じたら気分転換をしましょう。たまったストレスは一気に発散しましょう
ときどきは日常を忘れて、たまったストレスを一気に発散することも必要です。旅行もいいですし、時間がない場合は、日帰りで遠出するというのもあります。
•人間関係の悩みは上手に処理しましょう
人間関係のトラブルは、最もやっかいなストレス原因の一つです。相手を理解するとことと自分の態度も思い返して、良い解決策を見つけましょう。
愚痴や非難をぶつけても何も解決しません。相手の良い面を認めることが大切です。また、相談相手を見つけるのも効果的ですね。
•喜怒哀楽は素直に言葉や態度に出しましょう
感情を抑えるのが習慣になっている人は、それを言葉や態度に出すことが苦手です。ときには気持ちに正直になることも必要で、感情を表に出せるように努めましょう。
笑いは、ストレス解消、リラックス、免疫力アップなどに効果的です。どうしても笑えない場合は、笑顔を作るだけでも効果がありますよ。
さらに、泣くことにもストレスを軽減させる効果があることがわかってきました。感動の涙を流したあとは、気持ちがスッキリしますよね。
•ゆとりある心で自分に自信を持ちましょう
ストレスに負けないためには、心の強さではなく、余裕や柔軟さが重要です。いつもゆったりと構えて、小さなことにとらわれない柔らかい思考を身につけましょう。
自律神経失調症を改善するための7つの効果的なメソッド まとめ
自律神経失調症は現れる症状も原因も人それぞれで異なり、治すのに時間がかかる場合もあります。症状に気づいたら、早めにケアしましょう。
スピリチュアルな側面では、「グラウンディング」や「体からの声を聞く」を試してみてください。そして、医師を信用して治療に専念し、日常生活を改善して、ゆとりと安らぎを心がけ、心身の健康を取り戻しましょう。