怒りとは、人間の喜怒哀楽の一つです。しかし、いつもイライラして、怒りばかりを現わしている人は、愛の電池が足りないのです。人は、幸せなら、人にも優しく出来るものです。それが出来ない状態ですから、心が狭くなっているのです。
愛情不足からくるのであれば、心の愛を増やせばよいのです。心を愛でいっぱいにすれば、怒りはそう簡単に外には向くことはなくなるでしょう。その方法を7つご紹介しましょう。
怒りをコントロールするための7つのメソッド
【1:感情のコントロール】
感情的になるから怒りが出てしまうのです。物事を理性的に考える癖をつけることで、怒りを抑えることが出来ます。怒りは一時的に爆発します。ですから、いったん冷静になるために、怒りが起きたら深呼吸をしましょう。
落ち着いたら、その怒りの原因を客観的に考えてみます。相手の立場になることも大事です。そのように考えていくうちに、怒りは収まっているはずです。
【2:人にやさしくする】
人に厳しい人は、相手のやることにいちいちイライラしてしまうでしょう。あまり、人に深い関心を抱かずに、一定の距離を置くことが大事です。距離を置くことにより、そんなに深い感情を抱くことはなくなります。
そこに、優しさを加えることで、相手もあなたに対して悪い感情はなくなります。お互いが穏やかな空気にあれば、ぶつかり合う事もなくなり、怒ることもなくなるでしょう。
【3:視点を変える】
いつもイライラするのであれば、視点を変えることをお勧めします。いつも見てる視点が変われば、湧き起こる気持ちも変わってくるはずです。
今までの自分を振り返ってみて、違う視点から物事を見る努力をしてください。
【4:良いところを探す】
人の悪いところばかりを見ていませんか。どんな人にも良い点はあります。怒りが湧いたら、その人の利点を探してください。良い点が見つかれば、その人への怒りも収まってくるはずです。
【5:笑顔を増やす】
一日中眉間にしわを寄せて過ごしていませんか。もしそうなら、笑顔を増やすようにしましょう。笑顔が素敵な人に対して、怒るようなことをする人は少ないでしょう。怒りは、攻撃的な言葉や行動があるから湧き起こるのです。
そのようなことが周りに無くなれば、怒ることもなくなっていくでしょう。人を変えることは出来ません。変わるなら自分が変わっていきましょう。
【6:楽しいことを考える】
毎日が楽しいならば、怒ることはありませんよね。自分が好きなことを増やしていきましょう。楽しいことをしていれば、怒ることも減っていきます。また、楽しいとこには、楽しい人が集まってきます。
【7:心の余裕】
心に余裕がない時に、人は怒りやすくなります。気分が良くない、むしゃくしゃする。それだけでも、怒りが湧いてくるものです。心に余裕があることは大事です。心に余裕を持つためには、心身ともに健康であることが大切です。
体調が悪ければ、余裕もなくなります。普段から健康に気を付けて、毎日がすがすがしい気分で過ごせれば、心にも余裕が生まれてくることでしょう。
【怒りは体を悪くする】
怒りから発する気は、負のエネルギーをまとっています。負のエネルギーが蓄積すれば、体にも不調が現れてきます。体調が悪くなれば、気持ちも落ち込み、人にも優しく出来なくなってしまいます。
悪循環ですよね。そうならないためにも、怒らない方が良いのです。あまりに怒りが酷くて「憤死」なんてことも歴史上ではあるようです。寿命までも縮めてしまうかもしれません。そうならないためにも、怒りは手放しましょう。
なるべく、イライラするような環境下にいないことです。心の電池をいっぱいにするために、良い気をたくさん吸い込みましょう。深い深呼吸をするだけでも、悪い気を吐き出し、良い気を吸い込むことが出来るのです。
【生活習慣を見直してみよう】
イライラは、寝不足や悪い生活習慣でも起こります。規則正しい生活をすることは大事です。夜更かしをしない。寝る前には、軽いストレッチをする、朝決まった時間に起きる。これだけでもだいぶ違ってきます。
食事もきちんと必要な分だけとることです。食べ過ぎや減量などのための食事制限もイライラの原因になります。アルコールの摂取もあまり多いことは良くありません。食事にも気を使って、なるべき自炊することが良いでしょう。
【怒りを抑える練習】
実際に怒りを抑える訓練をしてみましょう。怒りが湧いた時の状態を思い浮かべてみましょう。その時に自分を抑える自分を思ってください。どんな風に自分は怒りを抑えて
色んなやり方で、怒りを抑える自分を想像してみましょう。練習をたくさんすることで、実際に怒りがこみあげてきても、実践に結び付けることが容易になります。それを繰り返していくことで、おのずと怒りを抑える癖を身に付けることが出来るでしょう。
<怒りのコントロール>
人によりさまざまなコントロールの仕方があります。性格も関係するでしょうが、自分に合ったやり方を身に付けられたら良いでしょう。一番良いのは、怒りがわかないような、心の広い自分になることではないでしょうか。
怒りをコントロールするための7つのメソッド
1:感情のコントロール
2:人にやさしくする
3:視点を変える
4:良いところを探す
5:笑顔を増やす
6:楽しいことを考える
7:心の余裕
8:怒りは体を悪くする
9:生活習慣を見直してみよう
10:怒りを抑える練習