ポジティブに生きれたら、どれだけ幸せになれるだろうか。そう、考えたことは誰しもあることだと思います。
確かに、ポジティブな感情は、前向きな気持ちや勇気を与えてくれるし、幸福感を感じさせやすくさせてくれます。
反対にネガティブな感情は、物事に否定的で、立ち止まり、現状把握を最優先することを余儀なくされますよね。
今回は、ついネガティブに傾けかけた気持ちをポジティブにする方法を7つ、ご紹介しましょう。
自分に優しく賢い人になる!自分の意思でポジティブになる7つの方法
人は成長することや新しい経験をすることで幸せを感じますから、動きを止めてしまうネガティブな感情は、一見すると邪魔な存在に思えるでしょう。
ですが、本当に幸せな人生を歩みたいのならば、ネガティブな感情無しでは達成できないと言われています。
浮足立った感情ばかりでは、目の前にある危険に気付かず、人にそそのかされ、いいように扱われて人生を台無しにされてしまうことだってあるわけです。
自分の人生をより良いものにするために、自分に優しく、そして賢い生き方をしたいですよね。そのためには、ネガティブさとポジティブな感情や思考を、バランスよくコントロールする必要があるでしょう。
ポジティブになりたい!と思う人は、実はネガティブになることが上手な人です。
ネガティブな感情からポジティブに切り替えるタイミングやポイントを把握すれば、自分である程度自身をコントロールすることが可能となるという事になりますよね。
「自分に優しく賢い人になる!自分の意思でポジティブになる7つの方法」
その1.「ネガティブ」を否定しない
まず、私が思う幸せになる方法として、ポジティブ信者にならないことを提唱したいです。ポジティブは正解で、ネガティブは間違い。ポジティブさえあれば、人生は幸せに満たされ不幸とは縁遠い日々が送れると、思い込むのはやめておきましょう。
人は基本的にネガティブな感情、あるいはフラットな状態であることが大半で、ポジティブな感情になるのはひと時である場合が多いのです。それは言い返せば、ポジティブになるのは一瞬だけで足りるけれど、普段はそんなに勇み足にならない方がいいよとも受け取れますよね。
ここぞという場面で力を発揮できるためのポジティブさを手に入れるためにも、ネガティブな感情を必要以上に否定するのはやめておきましょう。
その2.「笑顔」「背筋を伸ばす」身体の動きをポジティブに
人は脳が体を支配し、感情が態度や仕草にでるものだと言われていますよね。もちろんそれはそれで間違いないわけですが、同時に、体に感じた刺激や取った行動で、脳自体が「自分は今、このような状態なんだ」と認識する場合もあるのだそうです。
つまり、楽しいという感情がなくとも、「笑う」ことで脳が「今、自分は楽しいのだ」と認識する。つい丸めがちな背筋を、意識的に伸ばすことで「今、自分は前向きになっている」と脳が判断して、ポジティブな感情が後から沸き起こる現象があるということです。
健康で元気な人に、意識的にため息ばかりついてもらうと、数日後には「うつ」の症状が現れる研究データがあるそうですよ。逆に言い返せば、意図的にに笑顔になるように仕向けると、数日後には本当に楽しい気分になれるということになりますよね。
その3.寝る前に3つ「良かった事」を思い出す
人の記憶のメカニズムを利用してポジティブになる方法もありますよ。それが寝る前に3つ「良かった事」を思い出すというやり方です。
「終わり良ければ総て良し」ということわざにもあるように、人の記憶は、一番印象的だったことと、最後に感じたイメージを残すと言われています。一日の出来事を振り返り、悪い事を思い出して眠ればその日の思い出は悪い記憶に、良い事を思い出して眠れば、その日は幸せな一日だったと記憶するということになりますね。
一番良い方法は、寝る前に3つ、今日良かった事を日記やSNSなどにでも書き出すという作業ですよ。「お試しで買って食べた新商品が思いのほか美味しかった」とか、「好きな人と話ができた」とか「信号に引っかからずに帰れた」なんて、ほんの些細なことで大丈夫です。良いイメージで眠る癖をつけましょうね。
その4.「できる理由」を探す癖をつける
人は通常、物事を始める時に、「できる理由」を探したり「できない理由」を探したりするものです。
ネガティブに偏りがちな人は、「できない理由」を並べ、ポジティブに偏る人は「できる理由」をまず探そうとします。ポジティブになる方法を提案するなら、何か行動する前には、自分が「できる理由」を探す癖を身につけるよさそうですね。
「できる理由」を探す目安は、7つです。なぜなら、人は7つ以上のことを同時に考えることができないと脳科学でも言われているからです。7つ「できる理由」を考えられれば、人は思考の中に「できない理由」を考える余裕がなくなるというワケ。
これは理想ですが、できる理由をなるべくたくさん見つけることができれば、ポジティブな思考に近づけることは間違いなさそうですね。
その5.「幸せスイッチ」をたくさん作る
人にはそれぞれ「幸せを感じるもの」があると思います。美味しいものを食べたとか、上手い表現ができたなど、「やったぜ!」と思うものが多ければ多いほど、幸福感を味わうことができますよね。
たった一つしか幸せを感じられるファクターがないとすると、それが叶わないと「不幸」になるしかないわけですが、たくさんの幸せスイッチを持っていると、それらが叶う度に「幸せ」になれるという寸法です。
毎日のルーティンの中にも幸せスイッチをたくさん仕込んでおいて、上手く行ったら「やったぜ!」と思う。そうすることでポジティブになる方法を実行できるようになりますよ。
その6.自分だけの「オアシス」を作る
毎日を生き生きと過ごすためには、自分だけの心のオアシスを持つことがとても有意義になりますよ。
何かあった時に「逃げ込める場所」と、疲れた時に「心休まる場所」を用意しておくと、人は強くなれるし、へこんだとしても立ち直りが早くなります。
例えば、一人だけでドライブをするとか、自室で好きな本を読みふけるとか。
人にとって辛い状況とは、「我慢し続ける」という状態。ストレスのかかったままの状態でいれば、必ず心は不具合が生じます。逃げるというと聞こえが悪く感じるかもしれませんが、「なぜ自分がこんな目に」とか、「やりたくない事をやらされている」という意識は、ネガティブな感情しか生みません。
やりたくないならば、やらなくてよい状況を作り出す工夫をする。そのような前向きな意識を持てるようになるためにも、外部の刺激から隔離された居心地の良い空間を持つようにしてみましょう。
その7.「欲求」の優先順位を確認する
最後のポジティブになる方法の提案として、自分の欲求の優先順位を明確にするという手段をご紹介しますね。
人は誰でも欲求があり、それぞれに欲求が満たされて満足するポイントのようなものが存在します。
欲求の種類の例として、
(1)安心感が欲しい
(2)変化や刺激が欲しい
(3)認知されたい
(4)人との繋がりを感じていたい
(5)成長したい
(6)人のためになりたい
などが挙げられるでしょう。
この中でも、特に自分が求めている欲求が高いものに優先順位をつける。あるいは、自分が本心から求めているものを中心に満たしてあげる努力をすることで、本心からの満足感が味わえ、ポジティブな感情をキープしやすくなります。
【まとめ】
7つのポジティブになる方法は、いかがでしたか?ポジティブな人の傍にいると、自分も明るい前向きな気分になるものです。
周囲に幸せそうな人がいれば、その人と仲良くなることもポジティブになる方法としてとても有効ですよ。
あなたのやりやすいポジティブになる方法を見つけて下さいね。
自分に優しく賢い人になる!自分の意思でポジティブになる7つの方法 まとめ
その1.「ネガティブ」を否定しない
その2.「笑顔」「背筋を伸ばす」身体の動きをポジティブに
その3.寝る前に3つ「良かった事」を思い出す
その4.「できる理由」を探す癖をつける
その5.「幸せスイッチ」をたくさん作る
その6.自分だけの「オアシス」を作る
その7.「欲求」の優先順位を確認する