幸せだなぁと感じる時は、どんな時ですか?美味しいものを食べた時、恋人とデートした時、それともたっぷり寝た時ですか。?
ハッピーな気持ちになるために必要なのは、心と体が健康である事ではないでしょうか。
そんな幸せをもたらす良質な睡眠を取るコツをお教えします。
良質な睡眠を心がけるだけで幸せになる?あなたをハッピーにする寝るときの姿勢5つのポイント
【イライラの原因】
体が疲れているのに、やらなきゃならない事が山積みだとイライラしてきますし、人に当たりたくなります。
また、イライラが続くと今度は体がいつも緊張状態になり、眠れないし、疲れは取れないしで、さらにイライラしてくるのです。
そうするとあなたの波長も低くなり、暗い気分になってきます。こんな状態では幸せにはなれませんよね。
【寝る事の意味】
人間は眠っている時にあの世に行き、魂の充電をして朝に帰ってくると言われています。眠るということは体だけでなく、自分の精神の充電もしているのです。
しっかり眠れないと充電ができず、疲労が残ります。 体だけでなく、心の疲れも残るのです。
だから、寝ることはとても重要なのです。
【良い眠りとは、どんな眠りか。】
長時間寝たからといって良質な眠りとは言えません。寝すぎると逆に疲れが溜まり、だるくなることもあります。深い眠りを取ることが、良質な睡眠なのです。
人間は眠っている間にレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返しています。レム睡眠は、浅い眠りで、ノンレム睡眠が深い眠りです。レム睡眠の時に起こされたら、すぐ目が覚めますが、ノンレム睡眠の時起こされたら、眠くてたまりません。
このノンレム睡眠をいかに確実に確保するのかが大切なのです。
【良質な眠りと姿勢の関係】
寝る時の姿勢って、人それぞれだと思います。大抵の人は、自分にとって一番楽な姿勢で寝るのではないかと思いますが・・・それぞれの姿勢にはそれぞれのメリット、デメリットがあるのです。
それを考えてみましょう。
▪仰向け寝
両手を投げ出して、足を開いてどでんと布団の上で仰向けで寝る本来の自然な体勢です。
頭、背中、お尻、踵が布団に当たり、そこが体を支えて寝る形になると、重圧がかかる場所が分散するので、良いと言われています。しかし、意外に疲れる姿勢なのです。
また、上向きで寝ていると、舌が喉に落ちやすくなり、睡眠時無呼吸症になりやすくなります。呼吸器に疾患ある人には、不向きな姿勢なのですね。
また、これがイビキをかく原因になり、イビキをかけばそれが疲労に繋がり、眠っている間に疲労が溜まるという悪循環になります。
▪うつぶせ寝
うつぶせだと、安心するという人もいます。一時期赤ちゃんにうつぶせ寝が推奨されていた時期がありましたが、「突然死」との関係が取り上げられてから、今では危険だとされており推奨されていません。
大人にとってもこの寝方は、体重が心臓や内臓にかかり血流も悪くなるため、眠った後も疲れがとれていないケースが多くなります。
心臓疾患、高血圧の方にも不向きです。 また、首を曲げて寝てしまうので、頚椎に歪みが出やすい姿勢でもあります。
▪横向き寝(左手を下に)
横向きで寝る人も多いですね。しかし、心臓を圧迫する姿勢であり、胃、十二指腸、大腸、小腸全て出口が右になるため、消化不良を起こしやすくなります。胃腸が弱い人には特に不向きな姿勢です。
▪横向き寝(右手を下に)
充分リラックスすることができる、一番理想の姿勢です。睡眠中の消化も促進されます。ただし、肺気腫の人には不向きな姿勢です。
▪実は眠っている時の姿勢は一定していない
実際は、眠っている間に何回も寝返りをうちます。そのために寝た時と、起きた時の姿勢は同じではない人が普通なのです。
寝返りをうつ事により、ひとつの箇所への負担が減り、体への負担がなくなります。寝返りをたくさんことが一番、疲れない寝方なのです。
寝る姿勢は個人差があり、特に何らかの疾患のある人には、それに合う姿勢が良いでしょう。総合的に、寝返りをたくさんうつ人は、始めはどんな姿勢で寝ていても、問題ありません。
寝る時の姿勢に関しての医学的な解釈では、手を右下にした横向きの姿勢がベストであるとされています。
【睡眠グッズ】
たくさんの睡眠グッズが売られている昨今ですが、先に書いた寝方で横向きの姿勢で寝ると、どうしても首を曲げなければいけません。
そのために「横向き用枕」というグッズがあります。 この横向き専用の枕にすれば、首を傷めず、また、良質な睡眠を得られます。
また、足の膝と膝の間に、クッションを挟むと更に体のバランスもよくなり、ぐっすり眠れるでしょう。
【副交感神経を正常に】
良質な睡眠をとるためには、自律神経が重要です。人間には交感神経と副交感神経神経があります。昼間に活性化するのが交感神経。夜に活性化するのが副交感神経です。 副交感神経は体を休めるため、リラックス効果を促進します。
しかし、ストレスからこの神経が正常に働いていない人が増えてきています。
そこで、入浴時に足や腕をマッサージしましょう。それによって血流がよくなり、体温を調節する機能が促進され、汗をかくことにより、副交感神経が正常な状態に戻ります。
【朝の目覚めが良いと1日がハッピー】
入浴、パジャマに着替える、トイレに行く。寝る準備をする事をスリープセレモニーと言います。これによって体に「もう寝るよ」とメッセージを送ることで、入眠しやすくなるのです。
また、通気性や吸水性の高いパジャマを着て睡眠中に快適な状態を保つようにするとか、枕を寝る姿勢に合ったモノに変えるなど、質の良い眠りをサポートする方法もあります。
朝から気分爽快な毎日が、あなたへ幸せを運んできてくれる事でしょう。
寝るときの姿勢5つのポイント まとめ
▪仰向け寝 意外に疲れる姿勢。呼吸器に疾患ある人には、不向きな寝方です。
▪うつぶせ寝 体重の重さが心臓や内臓にかかり血流の流れも悪くなります。心臓疾患、高血圧の方には不向きです。 また、首を曲げて寝てしまうので、頚椎に歪みが出やすいです。
▪横向き寝(左手を下) 消化不良を起こしやすくなります。胃腸が弱い人には、特に不向きな寝方です。
▪横向き寝(右手下) 一番理想の姿勢です。ただし、肺気腫の人には不向きな寝方です。