自己肯定感はやはり、子供時代の親の育て方がかなり関係しています。日本人は特に自己肯定感が低い人が多いですね。
欧米などでは、子供を育てる時、「〇〇ちゃんは凄いねー」「〇〇君は偉い」など、子供を誉めて育てています。そのため、大人なると自信を持って自己アピール出来る人がたくさんいるのです。
でも、今あなたの自己肯定感が低くても大丈夫です。あなたにはあなたが気づいていない強みがあり、それに気づき、評価してあげるだけでいいのです。今回はそんなテクニックをご紹介します。
『自己肯定感低い?』弱点を強みに変える7つのテクニック
【自己肯定感とは】
はじめに、自己肯定感とは何か考えてみましょう。「あなたは自分が好きですか。」と質問されて、「はい、大好きです。」と答えられたら、自己肯定感は高いということです。反対に「自分が嫌いです。」と答えた人は、自己肯定感が低いのです。
自分の存在を肯定的に捉えられる人は、他人の存在も尊重してます。
【子供時代に植えつけられたもの】
人は子供時代に、ある程度の人間形成が出来がります。親に愛されて育てられた人は、自分が愛される存在だと認識しています。しかし「お前はダメな子だ。」とか「お前なんか欲しくなかったのに。」のような、否定的な言葉で育てられた子は、自分はいらない存在なんだと、認識してしまうのです。
兄弟(姉妹)との比較で、自分の存在価値を否定してしまう場合があります。「お姉ちゃんは頭良いのに、お前ときたら・・・」という言葉です。競争力をつけて、頑張らせようと言う、親のやり方ですが、下手をすると、子供は「自分はいらない子」と思い込む場合もあるので、気をつけないといけません。
このような言葉が、子供の心を傷つけ歪めてしまうのです。
【自分を愛する事から始めよう】
親が愛してくれなかったなら、自分が自分を誉めればいいのです。愛せばいいのです。親と言えど完璧ではありません。間違えもたくさん犯すのです。
始めにメモ帳を用意して下さい。思い浮かぶだけの誉め言葉を書き出しましょう。書いたら、主語を私にするか、自分の名前にして下さい。
声を出して読んで下さい。これを毎日続けましょう。それが本来の自分なのですから。
【他人とは較べない】
この世にあなたは、あなたしかいません。他人と比較する自体が間違いです。世界に存在する人たちの誰もが、唯一無二の存在です。
その一人一人に備わっているものはみんな違うのです。違うのに較べるっておかしいですよね。自分と全く同じ人間なんて、クローンでもない限り存在しないのです。
自分が存在するのも、誰かが存在するのも正しいのです。自分の存在を受け入れましょう。誰かが誰かの存在を否定する事自体、間違いなのですから。
【自分を否定する事をやめる】
問題が起きると、「私が悪いから」と自分を責める人は、今日からそれを辞めましょう。責めるのではなく、どうしたら、その問題が良くなるかを考えましょう。
自分を責めでも、何も変わらないのです。結局は目の前の物事から逃げてるだけなのです。自分否定から生まれるのは、自分を見下す自分を生み出すだけです。
【出来上がった要らない概念】
子供時代に形成された、歪んだ概念を取り払い、新しい信念を形成しましょう。もともと、植え付けられた自己否定感は、間違えた概念だからです。
新しい自分を作り上げるのは自分です。自分は出来る人間です。自分は必要な人間です。自分を肯定するような言葉を言いましょう。
鏡を見ながら、自分に向かい話してみましょう。要らなくなった過去の考え方を手放して下さい。要らない過去の物は、ゴミ箱にまるめて捨てるイメージしてみましょう。
【自分の得意を見つけよう】
何か好きなものや興味のあるものなどありませんか。例えば、絵を描くのが好きとか、映画の事なら何でも知ってる、または、読書、音楽何でも良いんです。
その好きな事や得意な事を見つけたら、それを更に深く掘り下げてみて、これだけは自信があるという所まで、やってみましょう。
料理や折り紙などでも「これは得意である」となれば、そこから徐々に自分に自信が持てるようになります。人と較べる必要はないですよ。自分に自信が付けば良いのです。
【自己肯定の低い人は聞き上手になろう】
自己肯定感が低い人は、人と話すのが苦手な人が多いですね。何故なら普通以上に、人目やどう自分が思われてるかが気にかかるからです。
ならば、聞き上手に徹しましょう。話を聞いてくれる人って人気者なんですよ。目立つから、お喋りな人が人気者に見えますが、実はお喋りな人が苦手な人の方が多いのです。
興味もない事をべらべら喋られてたら、うざくなってしまうのが人です。人の話を聞いてくれる人って、有難い存在なんですよ。
相手の話に意見を言う必要はありません。同意も必要ありません。真剣に聞いてあげればいいのです。すると、あなたの良さに気づいた人たちが、寄ってくるようになります。
【自分に自信が少しでもついてきたら】
周りにいる人の良い所だけ探しましょう。自分を否定しなくなれば、自然と誰かを否定する事も無くなります。他人を誉める事も必要です。
個人個人にはそれぞれ個性があり、良い部分も悪い部分もあるのです。全てを受け止める事が出来るようになれば、もう、あなたは自己肯定感の低い人ではありません。
▪誰だって、自分が嫌になる事はあります。でも、嫌いにならなくてもいいのです。
何事も、前向きに考えて他人に優しい人になれたら良いのです。私たちは聖人ではありません。聖人のようになるために学びを続けてるだけです。みんな同じ地球で学ぶ生徒なんですから。
『自己肯定感低い?』弱点を強みに変える7つのテクニック まとめ
① 自分を愛する事
② 人と較べない
③ 自分を否定しない
④ 間違えた概念を捨てる
⑤ 得意なものをつくる
⑥ 聞き上手なる
⑦ 他人も認めよう